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スマホはいつ持たせたらいい?ママ友からおススメされた本とは?

前回の記事の続きです。小学3年生の長男の誕生日にニンテンドースイッチを買います。しかし僕はゲーム否定派…。
どのようにして心が変わったかは前回の記事をご覧ください。今回はその心が変わりのきっかけをくれたママ友から紹介された本の紹介(ややこしい)をしたいと思います。
『子どものスマホ問題はルール決めで解決します』
教育デザインラボ代表理事 石田勝紀 さんの著書です
本書は、スマホを持ちたいと願う子どもに対して、頭ごなしに禁止したり過剰に心配したりするのではなく、「信頼」と「対話」によって、親子でルールをつくることの重要性を説いています。スマホはリスクだけでなく学びのツールでもあり、正しく使うための土台をつくることが大切だということです。
大人の基準ではなく子どもの目線で考えることが大切?
目からうろこポイントは2つ。
1.「持ちたい」と言った時がベストな検討タイミング
子どもがスマホを欲しがった時が、親子で話し合いを始める絶好のチャンス。その時に感情的にならず、冷静に必要性や使い方について一緒に考えることが大切。「持ちたい」ということは何か必要と考えてる証拠。イコール持たせる、ではなくあくまでも「話しあう」ベストタイミングなのかも。
2.スマホは「アルコール」と同じ。正しく使えるかがカギ。アルコールも、すべての人が中毒になるわけではないのと同様、スマホもリスクだけを強調するのは本質的ではない。確かにお酒飲むけど、ずっと飲みたいと思ったりはしない!
頭ごなしに我慢を強いるとそのあと大変?
大切なのは、使う力(セルフコントロール)を育てること。
ルールは「与える前」に細かく決めることが重要
・あとからルールを追加したり、制限を強化するとトラブルになりやすい。
・最初にしっかりと使用時間・アプリ・トラブル対応などを決め、紙に書いておくのが効果的。
・ルールは「一緒に決める」「一緒に見直す」
・親が一方的に押しつけるのではなく、子どもと一緒に決めることで納得感が生まれ、守る意識が育つ。
・時と共に状況が変わるので、定期的に見直して更新することも大事。
自分がパートナーや上司に同じこと言われたりされたりしたときにイラっとこないかどうかですよね。決して子どもを「大人の言うことを聞くべき存在」とは思わず対等に話を聞いたり、したりしていくことが良い親子関係を築き、結果ルールを守るのかもしれませんね。
現代のこの悩み、親としての在り方を考えるチャンスでもありますね