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新2年生、忘れ物王への道「積み重なる忘れ物珍事件」

新学期が始まり、次男は小学2年生に進級しました。1年生の頃よりも少しずつしっかりしてきたような…気がする日もありますが、忘れ物の多さはまだまだ健在。いや、もしかするとパワーアップしているのかもしれません。
日々の中で積み重なる【忘れ物珍事件】を振り返ってみました。
息子の上靴は、他人の手に
ある日、帰宅した息子は空の上靴入れのみ渡してきました。「上靴は?」と聞くと、「○○くんが持って帰った」とサラッとひとこと。
理由を聞いても「なんとなく、そうなった」と言うし、その後お友達のお母さんからも「本人もよくわからないけど、持って帰ってしまったみたいです(笑)」と連絡が。
わたしは「そんなことある?(笑)」と思ってしまいますが…お互いに特に悪気もないまま、靴だけが旅に出ていました。
時間も場所も決めない「遊ぶ約束」
「今日は○○くんと遊ぶ約束した!」と元気に帰宅。
でも、どこで?何時に?と聞いても「わかんないけど、たぶん会えるよ」
そのあとお友達の家の前に行ってみたら、本当に○○くんが現れるという奇跡。忘れ物ではないけれど、情報の抜けがすごい。
子どもたちのゆるすぎる約束、成立するのが逆にすごいです。
上着は靴入れの中
暖かくなった日、帰宅してランドセルを置いた息子に「上着は?」と聞くと、「たぶん学校にある」とのこと。
翌朝持ち帰ってきたのは、しわくちゃになった上着。なんと、靴入れの奥から発掘されました。
本人も全く記憶がないとのこと。怖すぎます。

宿題と筆箱だけ持ち帰らない
ある日の夕方、「今日宿題ある?」と聞くと、「うん、あるよー!」と元気な返事。でもランドセルを開けてみると、肝心の宿題プリントと筆箱が見当たらない。
どうやら、教室に置いてきたらしい。しかも本人は「先生が持ち帰るなと言った」と。
「そんなわけあるかい!」と思いながらも確認のため学校へ電話して聞いてみると。『いえ!持ち帰るように話しました』…そうですよね!
やはり本人の勘違いだった様子。もしくは都合よく解釈してしまったのか。
「宿題をやる気はある、けど道具がない」という矛盾した状況に、思わず苦笑。やる気と情報処理が、ちょっとずつズレてる新2年生の日常です。
さいごに
最近は忘れ物の種類が多すぎて、「今日は何を持って帰ってこないのかな?」とクイズ感覚の日々。本人も忘れようとしているわけではないので、怒りきれないのが悩ましいところです。
でも、こうして日々の【うっかり】を見ていると、ちゃんと考えてはいる、だけど抜けてしまう…その子どもらしさも、今だけの貴重な姿なんだなと感じます。
「なんでだよー!」と面白くつっこむ余裕もなく怒ってしまうときもありますが、できるだけ穏やかに…忘れ物が減る日を待とうと思います。
君はすでに忘れ物王だよ