原料は鰹と昆布のみ！子どもの“はじめて”の味に寄り添う「イブシギンのしぜんだし」

この人に聞きました

「自分の子どもに食べさせたい！」という思いから誕生した「イブシギンのしぜんだし」とは

原料は鰹と昆布のみ。厳選した素材の味を活かし、食塩等は一切添加していない粉末だしです。特定原材料8品目、特定原材料に準ずるもの20品目のアレルゲンを一切使用しておらず、また製造する工場もアレルゲンを持ち込まない管理体制を取っています。子どもがはじめて口にする「だし」の味として、素材本来のおいしさを味わえるよう、こだわりの製法で作っています。

ヒミツ1：国内製造原料100％！厳選された素材の味

私の子どもが離乳食をスタートするときに、いろいろなスーパーへ行って商品を探した際、「添加物が入っていない、かつ、使い勝手の良いもの」という理想の商品が少ないことに気がつきました。無添加のだしパックはさまざまな商品があるのですが、1パックあたり400cc～500ccでだしをとるような容量のものが多く、離乳食だけ作りたいときには適さないなと感じていました。

そこから自分で開発しようと、さまざまなだしを粉末にして、開発を始めました。会社の所在地である鹿児島県指宿市は鰹節の日本の三大産地のひとつなんです。鰹節を作る技術力には自信がありますし、老舗の鰹節メーカーの四代目として、鰹の品質へのこだわり、そして昆布も種類や配合をいろいろ試し、試行錯誤の末、現在の「イブシギンのしぜんだし」が完成しました。

はじめは道の駅などでお土産として販売をしていましたが、現在は「アカチャンホンポ」や「西松屋」、「バースデイ」、「イオン」のベビー用品コーナーなどでも販売をしています。海外にも現在は8カ国へ輸出していて、特に台湾はお粥を食べる文化があるからか需要は高いですね。鹿児島にいらした際は、お土産としても手にとってもらえるとうれしいです。

ヒミツ2：粉の粒度・容器へのこだわり

一番開発で苦戦したのは、「粉の粒度」です。大きすぎると飲み込みにくい、細かすぎるとお湯に浮いてきてしまい沈まないため使い勝手が良くない…という点でベストな粒の大きさにするのには苦戦しました。

また、「ガムボトル」の容器にだしを入れて販売しているのも実はこだわりなんです。調味料が入っているような、小さい穴が口に開いていて振りかけて使えるタイプの容器を検討したこともあるのですが、それだとどうしても振りかける際に蒸気で口の部分にだしの粉末が固まってしまうんですよね。しかしガムボトルだと、口が広く開いているので、だしを必要な量だけスプーンですくって使えて衛生的なので、こちらの容器を採用しました。

ヒミツ3：鰹とトマトのうま味成分は相性抜群

お客様からは「離乳食をよく食べてくれるようになった」「よくごはんを食べるようになった」という声をもらうととてもうれしいですし、「離乳食用で購入したが、家族みなが気に入って使っている」と大人でも気に入ってくれている方がいるのもうれしいです。

鰹と昆布だけのだしなので、基本どんな料理にでも合うのですが、実はトマトと鰹のうま味成分の相性がいいので、トマトベースの料理にもおすすめです。最近は、だしだけをお湯に溶かして飲むという使い方も見られます。

これからの暑い時期は、冷やしうどんや、トマト・たまねぎを刻んでだしとポン酢で食べる、きゅうりをだしで漬けて浅漬けとして食べる、という方法も、手軽に野菜をおいしく取り入れることができます。

大人にはこちらのシリーズもおすすめ

子どもだけではなく大人にも、だしの味を楽しんでもらえるように、魚醤と藻塩のみで味付けをした「ぶっかけ粉末だし」というシリーズもあります。今後もだしの味を活かしつつ、より子どもから大人まで楽しんでもらえるような商品展開ができたらと思っています。

【プレゼント】「イブシギンのしぜんだし」とパンケーキミックスをセットで10人に

この記事を最後まで読んでくれたあなたにうれしいお知らせ。この記事で紹介した「イブシギンのしぜんだし」と、容器に牛乳を入れて振って混ぜるだけでパンケーキが作れるパンケーキミックス「Let’s Shake! PANCAKE」をセットで10人にプレゼントします。ふるってご応募ください。