話題の備蓄米・古米をおいしく食べる工夫とは?炊き方のポイントと古米で作るとおいしい5つのメニュー

話題の備蓄米・古米をおいしく食べる工夫とは?炊き方のポイントと古米で作るとおいしい5つのメニュー

備蓄米・古米を「古いから」という理由で敬遠していませんか。実は、古米には古米ならではの魅力があるんです。この記事では、備蓄米としても注目されている“古米”をおいしく炊く工夫や、古米を使ったおすすめのメニューを紹介します。

古米ってどんなお米?まずは特徴を知ろう

炊きたての香りやツヤが魅力の新米に比べて、古米は収穫から1年以上経過したお米のことを指します。保管状況によっては風味が落ちたり、水分が抜けてパサついたりすることもありますが、決して食べられないお米ではありません。むしろ水分や粘りが少ない特徴を活かして、チャーハンや炊き込みごはんなど、古米と相性のいい料理もあるんです。

おいしく炊くには?古米の炊き方のポイント

乾いている状態のお米は水分を一気に吸収するので、においや雑味なども一緒に吸収しないように、最初の水は注いだらすぐに捨てるのがポイントです。そして洗米は、指先でなでるように軽めに2〜3回でOK。強くこすりすぎると、お米を傷つけたり、旨味まで流れてしまったりするので要注意です。他にも、古米をふっくら炊きあげるために、以下の3つのポイントを意識してみてください。

  • 水加減は1割増しにする
  • 浸水時間を30分〜1時間ほど長めにとる
  • 米1合に対して小さじ1〜2程度の酒やみりんを加えるとふっくら&甘みがアップ

古米と相性のいいおすすめメニュー5選

チャーハン

水分が少ない古米は、パラパラに仕上げやすいです。古米を使って、お店のようなパラパラチャーハンを作ってみませんか。

炊き込みごはん

具材のだしがしっかり染み込みやすいので、味がぼやけずおいしく仕上がります。きのこや根菜との相性も抜群です。

カレーライス

カレーの味が濃いので、多少風味が落ちたお米を使っても気にならない組み合わせです。

おにぎり

ツナマヨや鮭など油分のある具材を選ぶと、冷めてもパサつかずにおいしく食べられます。

雑炊・おかゆ

一度炊いたごはんに水分を加えて炊き直せば、風味の差を感じにくく、食べやすくておすすめです。

古米を長持ちさせる保存方法

保存状態によっては、お米の風味や食感が大きく変わってしまうことも。お米は、できる限り湿気や直射日光を避けて保存するのが基本です。他には、

  • 密閉容器やチャック付き袋に入れて、冷暗所へ
  • 高温多湿の時期は、冷蔵庫保存がおすすめ
  • 長期保存したい場合は、小分けにして冷凍保存も可能

などに注意をして保存するといいでしょう。

古米は工夫次第でおいしさ広がる!

古米ってどうなの?と思っているかもしれませんが、実はチャーハンやカレーライスなどの定番料理と相性が良いことが分かります。お米が極端に古くなりすぎてしまうのを避けたいなら、新米と古米をブレンドして炊くのもおすすめです。新米の風味を活かしながら、古米を上手に消費できますよ。ぜひ試してみてくださいね!

ライター

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webライター × 食育講師 池田夕起

横浜でゆるっと気ままな暮らしをしている、2歳差兄弟ママ。 自宅やオンラインで離乳食や幼児食の講師を務めたり、ママや子どもに向けたおやつ作り教室を開催。コストコ歴10年以上。WEBライター・WEBディレクターとしての顔ももつ、複業ママです。

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