暑い日はレンチン調理!離乳食としても活用できる「かぼちゃの冷製スープ」

暑い日はレンチン調理!離乳食としても活用できる「かぼちゃの冷製スープ」

食欲がない時、わが家ではこのスープの出番です。栄養豊富なかぼちゃは、家族みんながとりたい食材の1つ。しっかり栄養をとって、この暑い夏を乗り切りましょう!冷たくて食べやすいので、朝食にもぴったりですよ。

暑い日はレンチンがいい

食欲がない時でも、夏バテしないように栄養をちゃんととりたいですよね。とはいえ、暑いと料理するのも億劫になります。そんな時はレンチン調理に頼りましょう!レンチンしてミキサーにかけるだけで作れる、お手軽「かぼちゃの冷製スープ」を紹介します。

かぼちゃは栄養豊富

かぼちゃはビタミン、食物繊維、カリウムなど多くの栄養素をバランスよく含有している緑黄色野菜。特にビタミンエースと呼ばれる抗酸化作用のあるβカロテン(必要に応じて体内でビタミンAに変わる)、ビタミンC、ビタミンEが豊富です。免疫力アップなどが期待できるビタミンエースは、家族みんながとりたい栄養素ですね。

離乳食作りで気づいたこと

わが家の娘は6歳になり、今はほとんど大人と同じものを食べていますが、離乳食が始まった時、何を食べさせたらよいのかかなり悩みました。娘の場合はおかゆが好きではなく、他のものでおなかを満たさなければならないというハードルがありました。

そこでよく作っていたのが、野菜をレンチンしてミキサーにかけピューレ状にしたもの。離乳食として活用できるのはもちろん、調味料を加えれば肉や魚料理のソースにもなります。

なかでも家族みんなが好きなのは、このピューレを豆乳や牛乳で伸ばして作るスープ。調味料は塩だけで十分。夏は冷製、冬は温めて。具はタマネギが必須で、あとはかぼちゃかじゃがいも。そこにニンジンや小松菜、かぶなどを加えます。今回紹介するレシピは、娘が一番気に入っている組み合わせです。

「かぼちゃの冷製スープ」の作り方

材料(作りやすい分量)

  • かぼちゃ…1/4個
  • ニンジン…30g
  • タマネギ…1/4個
  • 水…大さじ2~3
  • 塩…少々
  • 豆乳または牛乳…好みで(ピューレ1に対し1.5~2倍の分量)

作り方

1.タマネギ、ニンジンは薄切りにし、かぼちゃは種とわたを取り除き皮を剥き、薄切りにする


2.耐熱ボウルにタマネギ、ニンジン、かぼちゃの順に入れ、ふんわりラップをして600wの電子レンジで3分ほど加熱する
*ニンジン、かぼちゃに竹串を刺し、やわらかくなっていたらOK

3.水を加えてミキサーにかけ、ピューレ状にする
*離乳食の場合はピューレ状にしたところで取り分けておくと便利です

4.ピューレ1に対し1.5~2倍の分量の豆乳または牛乳と塩を加えて混ぜ、冷蔵庫で冷やしうつわに盛る

スープを完成させてから保存してもよいのですが、ピューレの状態で保存したほうがアレンジもできてコンパクトに保存できるのでオススメです!
冷蔵庫で3日ほど日持ちします。冷凍保存する場合は、1カ月を目安に使い切ってくださいね。

ライター

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フードスタイリスト 田村佳奈子

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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