今年の土用の丑(うなぎ)の日は2回!自宅でもふっくらおいしくする秘伝の裏技

2025年の「土用の丑の日」は、7月19日(土)と7月31日(木)の2回あるのをご存知でしょうか。
暑さや夏バテが気になるこの時期。栄養たっぷりのうなぎを食べて家族で元気に夏を乗りきりたいですよね。でもスーパーで買ったうなぎ、「温めると固くなってしまう…」そんな経験ありませんか
実は、どのご家庭にも常備されている可能性の高い“アレ”を使うだけで、うなぎ屋さんのようなふっくら食感に近づける裏ワザがあるんです。今回は、市販のうなぎをふっくらおいしくする簡単テクを紹介します。
裏ワザは料理酒!少し加えて蒸すだけ簡単

市販のうなぎをそのまま加熱すると固くなってしまいがち。そのお悩みを解決するアイテムが「料理酒」です。
大さじ1程度の料理酒を加えて蒸すことで、料理酒に含まれるアルコール成分が、うなぎの身をふっくらとほぐし、コクと香りもプラスしてくれます。
ちょっとした工夫で、スーパーのうなぎがまるで専門店の味に!ぜひお試しください。
温め方は3パターン
1.ふっくら派さんにおすすめ【フライパン】
フライパンにクッキングシートを敷き、1尾につき大さじ2程度の料理酒をふりかけます。蓋をしたら弱火〜中火で湯気が吹き出すまで(約3分ほど)温めたらできあがり。
2.手軽派さんにおすすめ【電子レンジ】
耐熱皿にうなぎを乗せて、料理酒大さじ1を加えます。ふんわりとラップをして500Wで1分、さらにラップを外して30秒加熱したらできあがり。
3.こんがり派さんにおすすめ【トースター】
皮を下にしてアルミホイルに乗せ、料理酒大さじ1をふりかけます。230℃で3〜5分焼いたらできあがり。
※トースターによって火力が異なります。焦げすぎ注意!様子を見ながら加熱してください。
タレが足りない時は「手作り蒲焼きのたれ」で

タレがちょっと足りないと感じたときは、手作りしてみましょう。
材料は、
・本みりん…大さじ3
・料理酒…大さじ1
・しょうゆ…大さじ2
・砂糖…大さじ1
です。
上記の材料を混ぜて、電子レンジで3分加熱すれば完成です!想像より簡単に作れるので、たっぷり使いたい時におすすめですよ。
アレンジレシピ:薬味たっぷり!あたたかいうなぎ蕎麦もおすすめ
料理家・長谷川あかりさん考案の「うなぎと薬味のあたたかいそば」は、食欲が落ちやすい夏にもぴったり。
そばにうなぎ・しそ・みょうが・白ねぎなどをのせて、料理酒入りの出汁をかければ、さっぱりおいしい一品ができあがります。
材料(2人分)
・そば(乾麺)…140g
・うなぎの蒲焼き…100g
・青じそ…10枚
・みょうが…1本
・白ねぎ…1/4本
・いりごま…適量
【A】つゆ
・昆布とかつおの合わせ出汁…400㎖
・日の出 料理酒(醇良)…100㎖
・日の出 国産米本みりん…50㎖
・しょうゆ大さじ…2
作り方
1.うなぎを縦半分に切り、耐熱皿にのせて分量外の料理酒(小さじ1と1/2)をふり、電子レンジで加熱しておく(500W約1分)。
2.白ねぎは繊維にそって芯の部分まで切り込みを入れ、芯を取り出す。外側の白い部分だけをまな板に広げ、繊維に沿って端から千切りにし、水に10分ほど浸ける。キッチンペーパーでしっかりと水気を切る。青じそは千切り、みょうがは縦薄切りにし、水気をきった白ねぎと合わせておく。
3.鍋に湯を沸かし、そばを袋の表示時間通りに茹でる。茹であがったらザルに上げ、水でさっと洗ってぬめりをとる。
4.そばを茹でている間につゆの材料【A】を小鍋に入れて強めの中火にかける。煮立ったら中火にし、そのまま2分ほど煮立ててアルコールを飛ばす。
5.器にそばを盛り付けたらつゆを注ぎ、1と2をトッピングし、いりごまを指先でひねってつぶしトッピングする。
料理酒で、もっとおいしいうなぎ時間を

市販のうなぎでも、料理酒を使えば驚くほどふっくら香り豊かに仕上がります。
特におすすめなのが、うまみとほんのり塩味のバランスが絶妙な「日の出 料理酒」。この1本があれば、うなぎだけでなく日々の料理もぐんとおいしくなりますよ。
土用の丑の日は、家族みんなでふっくらおいしいうなぎを楽しんでくださいね。