年少さんにおすすめ「お弁当おかず10選」食べやすい・かわいい・簡単!

年少さんにおすすめ「お弁当おかず10選」食べやすい・かわいい・簡単!

幼稚園生のお弁当、とくにお弁当生活デビューしたばかりの年少さんのおかずは「何を入れたらいいの?」と悩んでいるママ・パパも多いのではないでしょうか。
今回は、わが子達の幼稚園時代(合計6年間)で合計737個のお弁当を作ってきた経験と、お弁当学マスター認定講座の資格を取得で学んだことから、年少さん向けのお弁当おかずを作る際のポイントと、“食べやすい・かわいい・簡単に作れる”おすすめサブおかず10種類を紹介します。

年少さん向けのお弁当おかずの4つのポイント

子どもが園でのお弁当に慣れるまでは、ひとりで残さず食べられることを考えたお弁当作りが第一です。まずは食べやすいものを中心に入れ、その次に彩りや見た目のかわいさなどを意識できると◎です。

1.好きなもの、食べ慣れているもの
苦手なものは入れず、好きなもの・食べ慣れているもので、子どもが自分から食べたくなるお弁当に仕上げるのがベストです。
わが家の子ども達はハンバーグが好きなので、夕食にハンバーグを作るついででお弁当用のミニサイズのものを作って焼き、1個ずつラップに包んで冷凍ストックしていました。忙しい朝でもパパッと作れる工夫ができると、お弁当作りが苦にならずに済みますよ!

2.ひと口サイズで噛みやすいもの
おかずは、フォークでさしても崩れにくく、なるべくひと口で食べられるものが望ましいです。大きいと食べるのに時間がかかってしまい、疲れてしまうことも。大きいおかずは小さめに切ること、硬くなく噛みきるのに時間がかからない食材を選ぶことをおすすめします。
※4歳以下の子どもにはミニトマトやブドウなど丸くてツルッとしている食品は、窒息を防ぐために1/4以下の大きさにカットする対策も大切です

3.色の配分
はじめのうちは意識しなくてもよいと思いますが、彩りのよさも、おいしそうなお弁当に見せるポイントです。おかずには「赤」「黄」「緑」の3色がそろっていることが理想的。それぞれの食材をうまく組み合わせて、おかずのバリエーションを増やしていくとよいと思います。

彩りにミニトマトを入れたいけれど、子どもがトマトが苦手…。そんなときには、おかずカップやピックの色を赤系にするなど、小物で工夫することもできます。100円ショップでは、カラフルなものや野菜の写真がプリントされたおかずカップ、かわいいモチーフのピックなどが販売されています。お弁当グッズを上手に活用してみてくださいね!
※ピックやつまようじに関しては、使用が禁止されている園もあります。園に確認のうえ使用してください

4.見た目がかわいいもの
見た目はマストの条件ではありませんが、かわいいおかずが入っていると子どものテンションがアップ! お弁当時間が楽しみになるようですよ。

年少さん向けのお弁当サブおかず10選

食べやすく、喜んでもらえるように頑張りたいけれど、お弁当作り生活に慣れるまでは作る側も大変です。忙しい朝はできる限り簡単に作りたいもの。
そこで今回は、手間をかけずに身近な食材で作れる、簡単かわいいサブおかずを10種類ピックアップ! どれも、お弁当のワンポイントになり、すき間埋めにも活躍してくれます。彩りにも重宝するので、ぜひ作ってみてくださいね。

1.「ちくわ鳥」

【用意するもの】(4個分)
・ちくわ…1本
・コーン、または枝豆…8粒
・黒ごま…8粒
・マヨネーズ、ケチャップ…適量
・つまようじ

【作り方】
1. ちくわを横に4等分に切ります

2.ちくわの穴の中に、1つにつきコーン(または枝豆)を2粒詰めます
※大きめの粒のものを使うと、穴の中に落ちません

3.つまようじを使い、目の位置にマヨネーズを少量つけ、黒ごまをのせます

4.ケチャップでほっぺをつけて完成です

コーンのちくわ鳥は、焼きノリをプラスすると別の動物に変身!

ペンギンにアレンジすることもできますよ。

2.「ハートちくわ」

【用意するもの】(4個分)
・ちくわ…1本
・ピザ用チーズ…適量
・つまようじ

【作り方】
1.ちくわを縦に4等分に切ります

2.焼き目側を内側にして両端を中央に合わせてたたみ、つまようじで固定させてハート型にします

3.ハートのすき間にピザ用チーズを少量のせ、オーブントースターで4~5分ほど焼きます

4.粗熱がとれたら、つまようじをはずしてピックで留めて完成です
※熱いうちにはずしてしまうと型くずれしやすいので注意してください

3.「くるくるお花かまぼこ」

【用意するもの】
・かまぼこ(ピンク)……適量
・枝豆……適量
・ピック

【作り方】
1. かまぼこは板から外し、薄め(2~3ミリほど)に切って縦に3枚並べます
※厚みがあると巻きにくいため、できる限り薄くしてください

2.端からくるくると巻き、枝豆と交互になるようにピックで留めて完成です

4.「くるくるハムチーズ」

【用意するもの】
・ハム…1枚
・スライスチーズ…1枚

【作り方】
1.スライスチーズのフィルムをはがし、フィルムの上にハム、チーズの順に置きます

2.フィルムごと耐熱皿にのせ、電子レンジ(600w)で10秒ほど加熱したら、ハムとチーズを一緒に手前からくるくると巻いていきます

3.冷めたら食べやすい厚さに切り、ピックで留めて完成です

5.「くるくるウインナー」

【用意するもの】(2本分)
・ウインナー 2本
・サラダ油 適量
・竹串 2本

【作り方】
1. ウインナーの真ん中に、竹串(または、つまようじ)の先が数ミリ出る程度まで刺します
2. ウインナーを横向きに置き、ウインナーの右端に包丁を少し斜めに入れます。包丁が竹串に当たる深さまで届いたら、ぐるぐると竹串を回転させながら包丁を移動させてウインナーの左端まで斜めに切り込みを入れます

3.ウインナーの下を少しずらし、くるくる部分のバランスをとります
4.フライパンにサラダ油を敷き、3を炒めたら完成です

6.「ブロック風ソーセージ」

【用意するもの】(2個分)
・魚肉ソーセージ…2センチ程度
・ストロー(細すぎず太すぎないもの)…1本

【作り方】
1. 魚肉ソーセージは1センチ程度の厚さに輪切りにします。四隅を切り落として丸みをなくし、正方形にします

2.ストローで4か所に穴をあけます。穴が均等な距離になるようにすると仕上がりがきれいです。ストローの中にソーセージが詰まっても、詰まった部分の近くを軽く押すと簡単に取り出せます

3.抜いた丸型のソーセージを元の穴に少し浮かせるようにして差し込み、完成です

7.「おにぎり型卵焼き」

【用意するもの】
・厚焼きたまご
・焼きノリ……適量

【作り方】
1.厚焼きたまごを作ってラップに包み、温かいうちに三角になるようにラップの上から形を整えます
2.食べやすい厚さに切り、おにぎりのように焼きノリを巻いて完成です

8.「ブロッコリーのハム巻きブーケ」

【用意するもの】(2個分)
・ブロッコリー(加熱済、小房にわけたもの)……適量
・ハム……1枚
・スライスチーズ……適量
・ぶぶあられ……適量

【作り方】
1.ハムを半分に切り、1~2センチ幅に切ったスライスチーズを端にのせます。耐熱皿にのせ、電子レンジ600Wで10~20秒、チーズがふつふつする程度に加熱します

2.チーズが熱いうちにブロッコリーをのせ、ハムを巻きます。チーズが固定してくれる役割をもつので、ピック要らずです

3.ぶぶあられをのせて完成です

ぶぶあられは、100円ショップでも販売されています。お弁当のデコレーションに重宝するので、用意しておくと便利ですよ!

9.「ヤングコーンのベーコン巻き」

【用意するもの】(1本分)
・ヤングコーン(水煮)……1本
・ハーフベーコン……1枚
・枝豆……適量
・つまようじ

【作り方】
1.ヤングコーンにベーコンを巻き、つまようじで留めます
2.フライパンにサラダ油を敷き、巻き終わりを下にして炒めます
3.食べやすい大きさに切り、お花の葉のようなイメージで小さく切った枝豆をのせて完成です

10.「レンジで作れる型抜きにんじんグラッセ」

【材料】(作りやすい分量)
・にんじん……1本
・バター……5g
・水……大さじ1
・砂糖……小さじ2

【作り方】
1.にんじんは皮をむいて0.5センチほどの厚さに輪切りにし、好きな形に型抜きします。子どもと一緒に型抜きするのも、おすすめです
2.耐熱容器に材料をすべて入れ、電子レンジ600Wで3分ほど加熱して完成です

シリコンカップにわけ、製氷器皿に入れて冷凍しておくと「もう少し彩りがほしいな」と思ったときの救世主になるので、ストック推奨です。

メインおかずが同じようなメニューになっても、サブおかずに変化をつけるだけでマンネリ回避できますよ。これから続くお弁当作りがラクに楽しくなりますように!

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