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ブームの予感!?材料3つ!“固め” プリンの作り方。ポイントは卵の割合

ブームの予感!?材料3つ!“固め” プリンの作り方。ポイントは卵の割合

ちょっとレトロで懐かしい「固めのプリン」が流行の兆し。子どものころから「プリンは固め派」の私にはうれしい流れ!おうちにある材料で作れるプリン、今年はちょっと固めに作ってみませんか?

固めのプリン、その秘密は?

プリンの固さは、卵の割合で変わってきます。固めは、比較的卵が多めです。ただ卵が多いと“す”も入りやすいし加熱が難しい…。

以前私がぎゅってWebで紹介したプリンのレシピでは卵1個に対して牛乳150㏄を使用。今回は卵1個に対して牛乳70㏄、半分以下です。前回は器に入れたまま食べられる柔らかさでしたが、今回はひっくり返したときにしっかり立つ仕上がりに!固めでありつつ“す”の無いなめらかなプリンを目指してみました。

時間と、固めプリンに対する情熱がありましたら、お好みの固さを追求してみてくださいね!

プリンの作り方

材料
φ7㎝のプリンカップ4個分
※作り方の画像では5個に分けていますが、4個がちょうどよいと思います
卵…4個
牛乳…280CC
砂糖…40g
カラメルソース用の砂糖…30g
カラメルソース用の水・熱湯…各大さじ1


作り方
<準備>プリンカップに薄く油を塗っておく
1.カラメルソースを作ります。小さめの鍋にカラメルソース用の砂糖を30g、水大さじ1を入れて火にかけます


2.カラメルのいい匂いがしだし、濃い茶色になったら火を止め、お湯大さじ1を入れて木べらなどで混ぜます
※少し焦がしすぎたかな?くらいがちょうどよく仕上がります。もし加熱が足りなかった場合は、そこからまた火にかけてやり直すこともできます

3.プリンカップに等分に入れておきます(このときは、きれいに広がっていなくても大丈夫です)

4.カラメルソースを作った鍋に牛乳と砂糖を入れて火にかけ、砂糖を溶かします(沸騰はさせない。砂糖が溶ければ大丈夫です)。
※洗い物を少なくしたくてカラメルの鍋をそのまま使っていますが、鍋肌の砂糖の焦げが気になる方は洗ってから使うか、ほかの鍋を使ってください


5.ボウルに卵を割り入れほぐす(“す”の原因になるので泡立てないように注意してください)。そこに4の牛乳を入れて混ぜ合わせ、ざるや味噌漉しなどで漉します。※あまり目の細かいもので漉すと、時間がとてもかかります


6.カラメルソースを入れたプリンカップに等分に注ぎ入れ、アルミでフタをします


7.フライパンか鍋にお湯を沸かします。お湯の量はプリンカップを並べたとき、半分の高さまで浸かるくらいです


8.布巾を敷いてプリンカップを並べます。フライパンにふたをしてごく弱火で5~6分加熱して火を止め、そのままふたを開けずに40分ほど放置します

楊枝などを刺し、どろっとした生地がついてこなければ取り出し、粗熱を取って冷蔵庫に入れ冷やします
※放置した後、まだ加熱が足りないようなら、一度プリンカップを取り出して火をつけ、沸騰させてから火を止めてプリンカップを並べなおし、再弱火で2~3分加熱~放置~を試してください
※コンロの火加減、調理器具により差があります

第一の難関“カラメルソース作り” も、コレさえあれば…!

カラメルソース作りはプリン作りにおいて最大の難関!?お湯を入れるタイミングの見極めが難しいし、お湯を入れるときにはねるのも怖い…。

しかし、そのカラメルソース作りをしないで済む素晴らしいアイテムがあるんです!それは富沢商店などの製菓材料店で手に入る「カラメルタブレット」(200g約400円)です。面倒なカラメル作りをしなくても、このキャンディのようなカラメルタブレットを使えばとても簡単にプリン作りが楽しめます!プリンカップにポンと入れるだけ。一つが2gほどだったので容量は100個前後でしょうか。たくさんプリンが作れますよ~(笑)。

第二の難関“す”が入らないように…!

左は成功!右は“す”が入ってしまったもの

プリンや茶わん蒸し作りでぶつかるのが“す”。見た目も悪いし、舌触りも残念になってしまいます。卵が多いのでより“す”が入りやすくなってしまうのが固めプリンの難しいところではありますが、「弱火の短時間加熱&ほったらかし加熱」でこの難関もクリアです。


プリンを型からきれいに出すには…

下記の2つのステップで比較的きれいに出すことができます。試してみてくださいね。


1.器に沿ってプリンの表面をスプーンで一周ぐるっと押す


2.プリンと器の間にスプーンを差し込んで空気を入れる


今日のおやつは、プリンに決まり!

ライター

ニュースライターすなねっこの画像

ニュースライター すなねっこ

夫、長男(高2)、長女(中1)、次男(小4)のくいしんぼう5人家族の台所番長です。「食べる」ことに加え「作る」ことも楽しみたい!がモットー。さらに食を通じて季節をいっそう感じ、楽しみたいと欲張ってます。古き良きものから新しいものまで、食べ物に関してのアンテナを日々張って生きています。パンを焼くための酵母を起こしたり、梅を漬けたり、みそを仕込んだり、柿を干したり…趣味は食のDIY! 

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