備えあれば憂いなし！災害時に役立つ「ポリ袋クッキング」に挑戦してみよう！

「ポリ袋クッキング」とは…？

「ポリ袋クッキング」とは耐熱性のポリ袋に食材を入れて湯せん調理する料理です（他にも様々な呼び方があるようです）。鍋はお湯を沸かすのみ、洗い物が少なくなるので水を無駄にせず、災害時に役に立つとされている調理法です。調べてみると本当に様々な料理をこの調理法で作るレシピがあり、驚きました。

やってみたいことはたくさんありますが、今回はとりあえず初歩的な「炊飯」にチャレンジです！

ではご飯を炊いてみよう！

袋に無洗米1合と水200ｃｃを入れ、空気を抜いて上の方でしっかりと結びます。鍋に水を半分ほど入れ、熱くなりすぎ防止の為に下に皿を入れ、その上に米の入った袋を乗せます。その際お米の袋が水に完全につかるように、必要であれば水を足します。

ご飯は熱いので、軍手や布巾を使って軽くほぐし、器によそいます。ご飯を取り出した後はそのお湯をまた温めて、レトルトのカレーを温めました。

新聞紙で食器が作れる？

今回紙で作るお皿にも挑戦してみました。（「新聞紙　食器」などで検索するとたくさん情報が出てきます）
新聞や折り込みチラシで作ってみましたが、フニャフニャでなんだか不安…。写真奥は紙袋を使用、ハリがあるので丈夫な気がします。紙で作った船型のお皿にアルミ箔やラップを敷きます。

アルミ箔は油断するとすぐ破けるので慎重に扱います（何か所か破けて裏からテープで補修…）ラップはフワフワしてすぐとれそうで不安（高級品だとしっかり巻けるのかも？）なんだか心もとないけれど本当に大丈夫かしら！？

実際に使ってみると、意外にもチラシや新聞のフニャフニャ感もそれほど気にならず使えました！ただ今回のようにテーブルに置いたまま使うのであればいいのかもしれませんが、台がない場合はもう少ししっかりした紙が良いかもしれません。汁物を飲むためのカップ型なども作れます！

さて、ごはんはうまく炊けたかな？

今回炊いてみたごはんは、私の感想としては「わあ！おいしい！」とまではいかないかな？というもの。確かにちゃんと炊けてて、驚きました。ただ子どもたちは気にならないようです。さらに娘には「こういう時は食感がどうとかいうよりも、お腹を満たすことが重要だから」と言われました。確かにそうですね！

ご飯さえ炊ければ！

今回は実際調理（？）したのはご飯だけですが、今のレトルト市場はかなり充実しているので、ごはんさえ炊ければなんとかなるとも言える！…かも？

カレーだけでなく親子丼や牛丼、中華丼に、ガパオやルーローハンなどの異国の味もそろっています。

これを機に、いろいろ挑戦してみよう！

今回は「炊飯」と「レトルト温め」のみでしたが、インターネットで調べるとパスタや蒸しパンなど気になるレシピがたくさんあります！今のうちに練習しておきたいですね。

また、今回は通常のガスコンロを使用しましたが、カセットコンロを出して使う練習も一緒にするべきだったと反省。今回使おうかと思いましたが、出すのに時間がかかりそうで断念。押し入れの奥深い場所にいたような…それっていざというときにすぐ出せない状況ですよね。これはいけない！反省です！