公開

食べやすさを重視した秋の遠足弁当レシピ。春巻きは三角にすると◎

食べやすさを重視した秋の遠足弁当レシピ。春巻きは三角にすると◎

テレビ番組や雑誌などで活躍する、料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子さんが季節に合ったお弁当レシピを提案!簡単・楽しいメニューを紹介してもらいます。

主菜:ジャムのロールサンド

材料

  • お好みのジャム…適量
  • サンドイッチ用食パン…2〜3枚

作り方

1.食パンにお好みのジャムを塗る

2.のり巻きの要領で食パンを巻き、ワックスペーパーで包む

副菜:ハムとインゲンの春巻き

材料 (3個分)

  • ハム…2枚
  • ゆでインゲン…2〜3本
  • スライスチーズ…1枚
  • 春巻きの皮…1枚
  • サラダ油…大さじ2程度

作り方

1.春巻きの皮を3等分に切る。ハムとチーズは十字に包丁を入れて4等分にする。インゲンは600Wのレンジで30秒加熱して下ゆでし、2cm程度の長さに切る

2.春巻きの皮の上に4分の1に切ったハム、チーズ、インゲンの順に置き、もう1枚のハムでチーズがはみ出さないようにはさむ

3.三角折りの要領で三角形に包む。すき間を指で押してふさぎ、巻き終わりを下にして置く

4.フライパンに2の巻き終わりを下にして並べ、油を入れる。中火にかけ、両面がきつね色になるまで焼く

副菜:さつまいものレモン煮

材料 (作りやすい量)

  • さつまいも…1本(200g)
  • 砂糖…大さじ2
  • 塩…小さじ1/4
  • レモン汁…小さじ1
  • 水…1カップ程度

作り方

1.さつまいもはたわしでこすり洗いし、皮付きのまま1cm程度の輪切りにする。切ったらすぐに水につけ、2〜3分置いた後に水気を切る

2.鍋に1.を並べ、砂糖と塩、水を加え、全体を軽くふって調味料をなじませる。フタをして火にかけ、沸騰したらフタをしたまま弱めの中火で5分煮る

3.汁気が少なくなってきたら、レモン汁を加える。そのまま汁気がなくなるまで煮たら火を止める。フタをしたまま冷まし、味をなじませる

Point

遠足や外のおでかけの時に食べやすい形がいいなと思い、いざとなったらフォークなしで、手でつまんで食べられるものばかりをお弁当にしました。

片手でも食べやすいロールサンドは、わが家の末っ子の定番遠足弁当の1つでした。のんびりお弁当を食べる子で、食べ終わるみんなに置いていかれて焦らないように(笑)、なるべく手早く食べられるものを持たせたくて。

春巻きは大好物で、お弁当に入っているとうれしいおかずですが、作るとなると結構面倒だし、1本入れると大きすぎて、特に子どものお弁当に入れづらかったりします。今回の三角春巻きは、お弁当サイズのお手軽版で、具のハムとチーズにしっかり塩気があるので追加の味付けも不要。皮1枚で3個できるのも、薄型なので多めの油で揚げるのではなく少量の油で焼けばOKなのも、うれしいところです。(そして、大人はお酒のおつまみにも最高です!)

ナビゲーター

料理家・弁当コンサルタント野上優佳子の画像

担当カテゴリー

食・レシピ

料理家・弁当コンサルタント 野上優佳子

料理家・弁当コンサルタント。30年以上お弁当を作り続け、300個以上のお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る母としての目線から実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。TVやラジオなどのメディアをはじめ講演やワークショップ、お弁当箱の商品開発アドバイザーなど幅広く活躍。

食・レシピ:新着記事

電子書籍

幼稚園児とママ・パパの情報誌

親子の保育園生活を応援する情報誌