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【冬のお魚弁当レシピ】カチカチごはんを防ぐ詰め方の工夫って?

【冬のお魚弁当レシピ】カチカチごはんを防ぐ詰め方の工夫って?

テレビ番組や雑誌などで活躍する、料理家・弁当コンサルタントの野上優佳子さんが季節に合ったお弁当レシピを提案!簡単・楽しいメニューを紹介してもらいます。

主食:段々ごはん(おかかをごはんの間にはさむ)

冬のお弁当で気になるのが、かたくなりがちなごはん。冷めてでんぷんが変化するために起きる現象で、カチカチごはんにならないためにふんわり詰めるようにしてみてください。

今回はアイデアの1つとして、ごはんを段々に詰めてみました。まずはごはんの半分の量をふんわりと詰め、お弁当箱の半分の高さを目安にして全体に広げます。その上におかか(しょうゆを軽く混ぜた鰹節)を広げたら、その上に残りのごはんをのせ、菜箸でごはんを広げて全体の高さを整えます。ごはんを2回に分け、さらに間におかかをはさんで空気の層を作ることで、ごはんがふんわり詰めやすくなる、というわけです。

主菜:鮭のパン粉焼き

材料

  • 生鮭…1切れ
  • 塩・こしょう…少々
  • マヨネーズ…小さじ2
  • パン粉…大さじ1
  • 乾燥パセリ…(お好みで)
  • サラダ油…小さじ2

作り方

1.鮭は皮と骨をとり半分に切る。塩こしょうをして5分おき、水気をふきとる

2.1にマヨネーズを塗り、パン粉をまぶす

3.【フライパンの場合】フライパンに2を置き、油を入れる。フタをして弱めの中火で2〜3分焼き、きつね色になったらひっくり返してさらに2〜3分焼く。中心まで完全に火が通ったらできあがり

4.【トースターの場合】2までの工程は同じ。天板にアルミホイルを敷き、こんがり焼き色がつくまで12〜15分焼く

※機種によって加熱時間が違うので、焼き色を見ながら調整してください

副菜:ちくわいんげんソテー

材料

  • ちくわ…1本
  • いんげん…2本
  • しょうゆ・みりん…各小さじ1
  • ごま油…小さじ1

作り方

1.いんげんはざっと洗い、ラップで包む。600Wのレンジで20秒加熱してから水にとって冷ます

2.1の水気をふきとり、端の硬い部分を切り落として、ちくわにつめる

3.フライパンに油を熱し、全体を焼く。しょうゆとみりんを加えてからめる

副菜:さつまいも茶巾

材料 (8〜10個分)

  • さつまいも…200g
  • 砂糖…大さじ1
  • 塩…小さじ1/5
  • 黒ごま…少々
  • 水…150ml

作り方

1.さつまいもの皮を剥き、1cmの輪切りにする。切ったらすぐに水につけ、5分おく

2.水気を切った1と砂糖を鍋に入れる。さつまいもが浸るぐらいの水を入れ、フタをして火にかける。沸騰したら火を弱め、塩を加える。フタをしたまま、中心にすっと楊枝が通るまで柔らかく煮る

3.火を強め、木べらなどでつぶしながら汁気を飛ばす。汁気がなくなったら火を止める

4.なめらかになるまでつぶしたら、スプーンで一口大にすくい、ラップにのせる。ラップで口を閉じて茶巾にする

Point

おせちにも使えます!

さつまいも茶巾は、きゅっとラップで包むだけでかわいい形になります。そのまま食べてもいいし、トースターで焼いてバターを乗せて食べると、またおいしい。実はこれ、わが家のおせち料理の定番です。たっぷり甘露煮の蜜入り栗きんとんが全員苦手で、代わりにこれを作っています。

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担当カテゴリー

食・レシピ

料理家・弁当コンサルタント 野上優佳子

料理家・弁当コンサルタント。30年以上お弁当を作り続け、300個以上のお弁当箱を使用した経験に基づき、実際に日々お弁当を作る母としての目線から実用性と汎用性の高いレシピと洞察が好評を博している。TVやラジオなどのメディアをはじめ講演やワークショップ、お弁当箱の商品開発アドバイザーなど幅広く活躍。

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