みかんを大量消費したいならこのレシピ!ジャム&マフィンの作り方
今回はみかんで作る「ジャム」と「マフィン」を紹介します。みかんのスライスをのせて焼いたマフィンは見た目がかわいくて子どもも大喜び!マフィンの中に忍ばせたジャムはとろりとしていて、食感も楽しいマフィンですよ。
みかんがおいしい季節。でも、たくさんあって食べきれないときはありませんか?冷凍みかん、みかんゼリーなども良いですが、2歳の娘に好評だったのが「みかんジャム」。ジャムは2週間ほど冷蔵保存ができます。たくさん作って冷凍保存しても便利ですよ。
ジャムは、パンに塗ったりヨーグルトやクリームチーズにのせてもおいしいですが、それにも飽きてしまったらマフィンにするのもオススメ。
今回は、みかんで作る「ジャム」と「マフィン」を紹介します。
まずは「みかんジャム」の作り方から。
一般的には低糖度と言われていますが、子どもが食べることを考えるとやはり糖度40%で作るのがいいかな、と思っています(果物の総量に対して40%の砂糖を加えること)。
2週間ほど冷蔵保存できますが、食べきれないときは小分けにして冷凍保存し、食べる際に電子レンジで加熱すれば作りたてのようなジャムに戻ります。
みかんジャム
材料
- みかん…300g(約4個)
- グラニュー糖…120g
- レモン汁…大さじ1
作り方
1.みかんの皮をむき白い筋をとり、横半分に切り一房ずつにして、グラニュー糖、レモン汁を加え30分ほどおく
※薄皮が気になる場合はミキサーにかけてすぐ加熱してOK
2.水分が出てきたら強火にかけ、沸騰したら中火にして時々かき混ぜる
3.20分ほど煮詰めアクが浮いてきたらすくい、とろみがついたら火を止める
4.熱いうちに清潔な保存容器に入れる
次は「みかんマフィン」です。
上にのせたみかんはドライみかんになりカリッとジューシー。中のジャムはとろり。食感の違いも楽しいマフィンです。ジャムが甘いのでマフィンは甘さ控えめの分量です。
みかんマフィン
材料(直径7センチ6個分)
- 無塩バター…50g
- きび砂糖またはグラニュー糖…40g
- 塩…ひとつまみ
- 卵…1個
- 牛乳…60ml
- バニラエッセンス…少々(なくてもOK)
- 米粉または薄力粉…120g
- ベーキングパウダー…小さじ1
- みかんジャム…30g
- 飾り用のみかん…1個
- 飾り用のグラニュー糖…少々(なくてもOK)
下ごしらえ
・無塩バター、卵、牛乳を常温に戻す
・米粉または薄力粉、ベーキングパウダーは合わせておく(薄力粉の場合はふるう)
・飾り用のみかんは皮をむき、横に6等分にスライスする
作り方
1.ボウルに無塩バターを入れてクリーム状になるようゴムべらまたはハンドミキサーで混ぜる
2.砂糖、塩を3回に分けて加える。白っぽくふわふわになるまで空気を含ませるように泡だて器またはハンドミキサーですり混ぜる
3.卵を割りほぐし、2〜3回に分けて加え、その都度よく混ぜる
4.牛乳、バニラエッセンスを加えて混ぜる
5.米粉または薄力粉、ベーキングパウダーを加えて混ぜる
※混ぜすぎてしまうと粘り気が出てしまうので、手早く混ぜましょう
6.グラシン紙を敷いたマフィン型にスプーンで生地の半量を入れ、みかんジャムをティースプーン1杯分ほどいれる
7.残りの生地を入れ、飾り用のみかんをのせ、お好みでグラニュー糖を振り、180度に予熱したオーブンで20〜25分焼き、型から外して粗熱を取る
今回は製菓用米粉を使用しています。細かくてふるう必要がないので便利です!
こどもと一緒に作るポイントは3つ
- みかんの皮をむくところ(白い筋も取ってくれると助かりますね)
- 半分に切ったみかんを、一房ずつにするところ(つまみ食いに要注意!)
- マフィンにみかんのスライスをのせるところ(優しくポン、とおくのは意外と難しい)
その他、オーブンのスイッチを押す、混ぜるときにボウルをおさえてもらう、混ぜ混ぜする、などできそうなところをお願いすると、とても喜んでやってくれます。
マフィンは焼きたてが一番おいしい!と思っています。乾燥すると固くなるので、すぐに食べないときはラップをしましょう。私がよくやるのは、粗熱を取ってそのまま忘れること…。これをやるとパサパサになるので要注意。
もしパサパサになってしまった場合は、ラップをして電子レンジで加熱してみてください(500Wで20~30秒)。ふわふわが復活しますよ!
ぜひ、お子さんと一緒に作ってみてくださいね。