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冬にうれしい温かいデザート「オレンジのフラン」はいかが?
冬においしい、あったかスイーツのレシピをご紹介します。ビタミンCも摂れますよ!
フランとは
フランとはフランスのリムーザン地方発祥のお菓子。クラフティとも呼ばれ、フランス家庭の定番おやつです。シンプルな材料で出来る素朴なやさしい風味は子どもに喜ばれること間違いなし!焼きたてはふわっと膨らんで中はとろーり、 冷めるとしぼんでもっちりとした固めのプリンのような食感になり、温度によって食感が変化するおもしろいデザートですよ。焼き立ての熱々がおすすめですが、子どもには少し冷ました温かいデザートにした方が固過ぎない食感が食べやすいかな、と思います。
アレンジを楽しもう
リムーザン地方発祥のフランはグリオットチェリーもしくはブラックチェリーのコンポートが入っていますが、他の果物で作っても◎りんごやいちご、バナナ、柿などお好みで。そして、コンポートではなくフレッシュの果物でもOK。せっかく手作りするなら、好きな果物で楽しみましょう!
「オレンジのフラン」の作り方
タルト生地にアパレイユ(卵、牛乳、薄力粉などの材料を合わせた生地)を流し入れて焼いたものもありますが、今回は手軽に作れる方法でご紹介します。
材料(2~3人分)
- オレンジ…1個
- 卵…1個
- 牛乳…100㏄
- 薄力粉…大さじ1
- きび砂糖…大さじ1
- 粉糖…適宜
作り方
1.オレンジは上下を少し(実のギリギリあたり)カットし、実に沿ってカーブを意識しながら皮をむき、
薄皮に沿って包丁で切り込みを入れ実だけ取り出し、大きければ半分に切る
2.ボールに卵を割り、砂糖、小麦粉を入れ泡だて器でしっかり混ぜ、
牛乳を少しずつ入れながら更に混ぜる
3.耐熱容器にオレンジを並べ2を流し入れ、200℃に予熱したオーブンまたはトースターで20分ほど焼き、粗熱が取れたら粉糖を振る
*焼き立てはもこもこっと生地が膨らみますが、オーブンから取り出すとシューっとしぼみます
レシピは甘さ控えめでご紹介していますので、甘みが足りない場合は粉糖を多めに振ってくださいね。また、濃厚な味がお好みなら牛乳の一部を生クリームに置き換えてみてください(トータルで100㏄になればOK)。ボナペティ!