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夏のアレンジ麺レシピ、子どもがパクパク食べてくれる!「そうめんチャンプルー」
暑い日に食べたくなる素麺。めんつゆでツルンと食べるのもいいですが、子どもが食べやすいツナ缶を使った「そうめんチャンプルー」はいかがですか? 麺がくっつかないコツも併せ、レシピをフードスタイリストの田村佳奈子さんが教えてくれました。
そうめんチャンプルー(ソーミンチャンプルー)とは、ゆでたそうめんと野菜や豚肉などの具材を炒めて作る沖縄の郷土料理です。
そうめんチャンプルーのあるあるといえば、麺がくっついてしまうこと。そうならないようにするには、ゆでた後のひと手間が大事ゆでたそうめんの水気を切ってすぐ炒めてしまうと麺がくっつき、味もしっかりつきません。そうめんは流水で洗ってぬめりを取ってから水気を切ります。そして、ごま油を和える。そうすることで麺を油でコーティングし、くっつきにくくすることができます。
もはや万能調味料の「ツナ缶」
ツナ缶はマグロやカツオからできる缶詰。水煮、ノンオイル、油漬けなど種類も豊富ですね。ツナ缶の汁の中にはうま味成分のイノシン酸や、体に良いと言われているDHA・EPAが溶け出してるので、うま味も栄養もたっぷり。子どもも食べやすい食材で、魚が苦手でも、ツナなら食べられる!という子も多いとか。できれば汁ごと、栄養たっぷりおいしくいただきたいですね。
ツナのそうめんチャンプルー
彩りよく、シンプルな一品です。大人のおつまみにもおすすめですよ!
材料(2~3人分)
□素麺…2束
□ツナ缶(オイル)…1缶
□卵…1個
□万能ねぎ…適宜
□鶏ガラスープ(顆粒)…小さじ1
□塩…少々
□ごま油…小さじ2
作り方
1.卵は割りほぐし、万能ねぎは小口切りにする
2.素麺は袋の表示より30秒短く茹でてザルに上げ、流水で手早く洗ってぬめりを取り、水気を切ってごま油(小さじ1)を和える
3.フライパンにごま油(小さじ1)を入れて熱し、(1)の卵を加えてサッと混ぜたら(2)の素麺、ツナ(オイルは軽く切るくらいでOK)、鶏ガラスープ、塩を加えて麵をほぐすように1、2分炒める
4.(1)の万能ねぎを加えたら火を止め、うつわに盛る
今回調味料は顆粒の鶏ガラスープを使っています。
顆粒のほうが食材の水分を吸い、ペチャっとした仕上がり防止にもなるので、炒め物にはおすすめですよ。
また鶏ガラスープに含まれるうま味成分・グルタミン酸は、ツナのイノシン酸と組み合わせるとおいしさがアップします!