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無印良品「ごはんにかけるシリーズ」おすすめランキング。子どもに人気の味は?
手軽に本格的な味がおうちで楽しめる!と人気の無印良品「ごはんにかける」シリーズ。リモートワークのランチや夜食、夏休み中の子どものランチにも使えるレトルト食品です。人気の「ルーロー飯」や「ユッケジャン」など6品を食べ比べレビューします。
おうちご飯が多くなる長期休暇や自粛期間。子どもが7人、9人家族のわが家では、毎食の食事作りも一苦労。メニューもマンネリ化してしまいます。
そんなときは無印良品のレトルト食品「ごはんにかける」シリーズ。中でも、世界の屋台や定番料理をレトルトにした一品は、現地に行かなくても本場の味が手軽に楽しめ、気分はまるで海外旅行!世界各国の食事を子どもたちと一緒に食べ比べしてみました。
無印良品の「ごはんにかける」シリーズとは?
日本のご当地料理から世界の食卓まで「ごはんにかける」シリーズのラインアップは全13種類。
1食250円〜350円(税込)とお値段もお手ごろなのに、手軽に本格的な味が楽しめると、今大人気の無印良品のレトルト食品です。
湯煎または電子レンジで温めたレトルトをご飯にかけるだけで一品完成!ササっと手軽に作れてしまう手軽さは、在宅勤務中のパパママのランチはもちろん、夏休み中の子どものランチ、おかずにプラス一品が欲しいときなどにも大活躍。ごはん一杯分の一人前にちょうど良い使い切りサイズなのもうれしいです。
また、保存が効くレトルトパウチなので、MUJIのオンラインショップでも購入が可能。非常食や備蓄品、アウトドア用など長期間ストックできて便利です。
基本的には温かいご飯にかけて食べる方法ですが、うどんや中華麺、パスタやパンに合わせてアレンジしてもおいしくいただけます。
第6位!予想以上にスパイシーで子どもは苦手!?「チリコンカン」
6種類の中で残念ながら家族に不評だったのは、ひよこ豆や牛ひき肉、チリパウダーをトマトベースのソースと一緒に煮込んだメキシコの家庭料理「チリコンカン」。
トマトベースなので子どもでも大丈夫かなと思いご飯にチリコンカンをのせて出したところ「からい!」と小学生はリタイア。予想以上に唐辛子(チリパウダー)がスパイシーで子どもが食べるには不向きでした。
「ごはんにかける」シリーズなゆえごはんにかけましたが、チリコンカン本来の食べ方、揚げたトルティーヤやドンタコスにディップして食べたらおいしいのではないかな?と感じました。
試しにフランスパンを薄く焼いたラスクを作りディップして食べてみると、ごはんにかけるよりおいしい!トマトベースのゴロゴロした豆が入ったホットソースとして、ホットドックや肉料理、白身魚のフライのソースとしてもおいしくいただけます。
またチリコンカンのアレンジとしてカレールーを入れて煮込めば、スパイシーな豆入りトマトカレーに早変わり!
手軽にトマトベースのカレーが食べたくなったときは、このカレーアレンジ方法をお試しください。
第5位!香辛料で好みが分かれる?独特な味付けの「ルーロー飯」
口コミやランキングで人気上位の台湾屋台の定番「ルーロー飯」。パウチを開けるとお肉と竹の子、キノコ類と汁が出てきて、ボリューミーな見た目と独特の香りが印象的でした。
そのいっぽうで、臭いに反応する子どもたち。食べ始めひと口で手を止めてしまい「しょっぱくて匂いも強く、何を食べているか分からない」との辛口コメント。
確かに私も、ルーロー飯のイメージは「甘からく味付けしたトロトロの豚の角煮」というイメージだったのですが、こちらのルーロー飯は「ひき肉なのかな?」と思うほどのそぼろ状の肉でした。
そぼろご飯の感覚で食べやすかったのですが、紹興酒とオイスターソースの味付けとエスニックな匂いが子どもの口には合わなかったようです。
また、アジアンフードがあまり好きではない夫も微妙な反応。日本ではなじみのない香辛料が使用されているので、アジアンフード初心者には好みが分かれると思います。味付けの好き嫌いがハッキリしてしまう一品だと感じました。
第4位!唐辛子が食欲アップ。ご飯が進む「ユッケジャン」
レトルトパウチを開封した瞬間、唐辛子の赤いスープが食欲をそそる韓国料理の「ユッケジャン」。牛肉の細切り、豆もやしなど具材もスープもたっぷり入っているので、ごはんと一緒に食べるとボリューム満点です。
夏バテ気味でもピリからいスープで食欲が増加。からいものが好きな人にはオススメの一品です。また、唐辛子の効果で食べているだけで汗が出てきます。
ごはん以外にも豆腐や野菜を追加して食べるスープ料理にアレンジすれば、ダイエット中の食事にもピッタリだと思いました。
細切りの肉がしっかり食べごたえもあり6品中最も牛肉を感じましたが、子どもは真っ赤なスープと唐辛子の香りで「からいから食べない」と低評価。
からみが強い料理は子どもたちは食べられないため、からいもの好きな大人がおいしくいただこうと思いました。
第3位!ガッツリ派や肉好き男子に高評価「ガパオ」
タイの屋台料理がお手本の味「ガパオ」。鶏ひき肉とタケノコをオイスターソースや塩漬けにした魚を発酵することでできる調味料ナンプラー、バジルで味付けをした鶏そぼろ。最近日本でも人気のアジアンフードの一つです。
オシャレなカフェやタイ料理専門店ではもちろんのこど、コンビニエンスストアやお弁当屋などで見かけた人もいるのではないでしょうか。
ガパオは、タイではとてもポピュラーな料理で、比較的スーパーで材料が揃うため家庭でも作りやすいメニューです。しかし、本格的な味を再現するにはバジルや調味料が必要。
この無印良品のガパオを使用して、付け合わせに目玉焼きときゅうりを添えれば、タイ料理店のガパオライスの出来上がりです。ガパオは唐辛子を使用するので「からい」イメージがありましたが、この無印良品のガパオは後味がピリっとからい程度でした。
小学生の肉好き男子は、つけ合わせの半熟目玉焼きがからみを中和させてくれたようでペロリと完食。ナンプラー独特の香りや味も強すぎず、比較的日本人好みの味でした。アジアンフード初心者や子どもにもピッタリの一品だと思います。
第2位!アレンジ万能で未就学児にも人気の「酸辣湯」
中国の郷土料理でお馴染みの「酸辣湯(サンラータン)」。豚肉、タケノコ、キクラゲなど食感の良い食材と黒酢を使用した酸っぱからいスープの組み合わせ。ご飯にかけたり、中華麺や春雨を入れるなどアレンジも出来るメニューです。
中華料理店ではトマトなどの具材を、たっぷりの酢と唐辛子又はコショウを加えたスープにかたくり粉でとろみをつけた後、溶き卵を流し込んで仕上げます。
無印良品の「酸辣湯」はトロミが強く「あんかけ」のようなトロトロ感が特徴です。温めたご飯にかけて「酸辣湯ご飯」にして食べましたが、からみも酸味も強すぎず、酸っぱいもの好きの小学生女子は完食していました。
原材料に豆板醤が使われていましたが、柑橘系の果物が好きな保育園女児も食べられ、からさはそれほど気になりませんでした。
ダイエット中や糖質が気になる方は酸辣湯をお豆腐にかければヘルシーなメイン料理になります。酸っぱい食べ物に抵抗がない人には、ストックをオススメしたい一品です。
堂々の第1位!冷やしてもおいしい「胡麻味噌坦々スープ」
からい食べ物が好きな人、「ごはんにかける」シリーズで何を買ったら良いのか迷っている人にオススメの「胡麻味噌坦々スープ」。
白ゴマと豆板醤(トウバンジャン)、花椒(ホワジャオ)が使用されていて、コクのある濃厚なスープはからいだけでなく旨味もあるのでやみつきになります。
ひき肉もスープもたっぷり入っているので、ご飯・中華麺・うどんを入れて食べるとメイン料理になる万能な一品です。
暑い時期にはスープを冷蔵庫で冷やして「冷やし担々麺」や、そうめんのつけダレ風に。寒い時期は「鍋料理用のスープ」としてもアレンジできます。
からい物好きな私は、からさに物足りなさを感じましたが、小学5年生が食べてみたところ「ピリっとするけど、おいしい!」と白ゴマのクリーミーなスープが気に入った様子。ご飯と一緒に完食してしまいました。
未就学児は酸辣湯、小学生は胡麻味噌坦々スープが好評だった
無印良品のレトルト食品「ごはんにかける」シリーズ、海外の料理6種類を食べ比べしてみました。わが家では中華料理が人気で、中でも「胡麻味噌坦々スープ」は多少からい食べ物なら食べられる小学生と大人に人気のメニューでした。
食事のメニューのマンネリ化に悩んだときや、異国の味を食べてみたいときは「ごはんにかける」シリーズで手軽に海外旅行気分を体験してみてはいかがでしょうか。
※店舗や時期によって在庫状況は異なります。また、商品は価格変更や販売終了などになることがありますのでご了承ください。