包むだけ!?子どもがレタスをもりもり食べるようになったワケ

包むだけ!?子どもがレタスをもりもり食べるようになったワケ

わが家の5歳と2歳の娘は生野菜をあまり好みません。特に葉っぱ系は苦手。
コールスローやマカロニサラダ、温野菜などは喜んで食べますが、どうしてもひと手間かかります。
手間なく野菜を追加したい時、いわゆる「サラダ」を食べてくれたらどんなにラクか…と思っていました。
スーパーで新鮮なレタスを見つけても、「子どもたち食べるかな、使い切れるかな」と悩んで買い渋った経験も。
今回はわが家の子どもたちがレタスをもりもり食べるようになった方法をご紹介します。

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子どもは包むのが好き!

レタスなどのサラダを食べない子どもたちのために、わが家では包み料理を導入しました。
「包み料理」なんていうと手がかかる料理を想像するかもしれませんが、わが家の包み料理は至ってシンプル!
通常のサラダのように、生野菜をカットするのではなく、「自分で包んで食べる」というスタイルに変えただけ。
それなのに、びっくりするほど食べるんです。もともと食の細い次女ですら、もっともっとと言って食べるから驚きです。

ひと玉丸ごと!一番人気はレタス巻き
包み料理の中でも一番人気は、ひき肉のレタス巻き。豚ひき肉か合挽肉を味噌などで味つけし、レタスで包んで食べるシンプルなメニュー。
お肉と一緒に玉ねぎやにんじん、きのこなどをみじん切りにして炒めてしまえば、それだけで野菜がたっぷり食べられるのもうれしいポイントです。
家族4人でレタスひと玉を食べきれてしまうので、大量消費したいときにもピッタリです。
この食べ方をするようになってから、娘たちは焼肉もサンチュで包んで食べるようになりました。

生春巻きやタコスも!
生春巻やタコスもレタスをたくさん食べてくれる包み料理のひとつです。
生春巻きの場合、中身を食べやすい豚しゃぶにし、レタスやにんじんと一緒に包むところから手伝ってもらいます。
タコスはたっぷりのレタスにタコミートとトマト、チーズ、アボカドなどを自分でトッピングしてもらいます。
同じ具材をサラダとして出しても食べないのに、包むと食べる。それを繰り返すうちに、レタスのおいしさに気づいた娘たち。
今ではから揚げなどのつけ合わせのレタスも食べてくれるようになりました!

野菜以外でも!
実はこの手法、野菜に限らず、他のものでも使えます。たとえば、子どもに人気のツナ。長女はあまり好きではなかったのですが、これを自分で巻いて食べるスタイルの手巻き寿司にすると食べるのです。自分でツナをのせて巻いて食べているからびっくり。
味も変わらないし、本当に不思議なのですが、手巻きにした時だけ食べるのです。
野菜に限らず、ほかの食材でも、食べなくて困る…なんてことがあったら、自分で包んで食べる方式にすると食べる!なんてことがあるかも。
ぜひ試してみてください。

仕上げは食卓で!それだけで食欲アップ

わが家の子どもたちは、食べるだけの状態に仕上げた食事より、何か最後の仕上げを自分でするというだけで、モチベーションが上がるようです。
できあがったサンドイッチを出してもあまり食べませんが、具材とパンを並べて、自分たちで作る形式にすると食べるんです。
私が全部作ってしまった方が早いし、テーブルまわりも汚れなくて済むのだけど…思うときもありますが、せっかく作った料理を食べてくれないのは親としては辛いもの。
子どもにとっては、ちょっとしたお楽しみや変化と言った工夫が大切なんだということをひしひしと感じています。

それにしても子どもの好みはコロコロ変わる! この前まであんなに食べてたのに…なんてこともよくあります。
まだまだ不安定な乳幼児の食生活ですが、試行錯誤しながら、これからも楽しく向き合っていきたいと思います。

ライター

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こどもりびんぐ &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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