旬の春キャベツやみつきレシピ3選!子どもがパクパク1玉瞬殺
今が旬の春キャベツ。ふわっとやわらかく軽いので、持ち帰りもラクでうれしいですよね。実はこの春キャベツ、旬のおいしさだけでなく、栄養面でもこの時期は特におすすめなのです。
そこで今回は、管理栄養士の筆者が旬の春キャベツの特性を生かして、生に近い状態で食べられるレシピを3つ紹介します。「生野菜は子どもが残しがち」な場合も、食べやすくなる工夫をそれぞれつけているので、あわせて読んでみてくださいね。
積極的に食べたい春キャベツの栄養
どっしりと重くてぎゅっと巻かれていた冬のキャベツに比べ、春キャベツはふわっとしていて、水分が多くてやわらかく、甘みが強いのが特長です。そのため、サラダのように生のまま食べるのに適していると言われます。
キャベツに多く含まれ、特徴的なビタミンは下記の2つで、加熱によって壊れてしまいやすいので、生で食べることでより多く摂取できます。
■ビタミンC
ビタミンCには、肌にハリを持たせたりシミ予防などの効果があります。暖かくなってきて公園で遊ぶ機会も増えるこの時期。親子で身体の中から紫外線のダメージをうけにくくできるといいですね。
■ビタミンU
別名キャベジン。キャベツから発見されたこちらは、胃酸の分泌をおさえ、胃が荒れるのを予防する働きがあります。新生活でストレスが胃に出やすいという人には特におすすめ。
作るのも食べるのもあっという間!子どもと作れる【無限キャベツ】
【材料】
・春キャベツ1/2玉(約370g)
・塩 小さじ1/2
・ツナ缶 1缶(80g)
・レモン汁 小さじ1
【作り方】
1.キャベツを千切りにしてポリ袋に入れます
2.1に塩を入れてよく揉みます
3.2にツナ缶(オイルごと)とレモン汁を入れてさらにもみ、全体がなじんだら完成です
千切りをするときは、キャベツの繊維の方向が横になるようにおき、繊維が短くなるように刻むとふわっとやわらかく仕上がります。味馴染みも格段によくなるので、ぜひやってみてくださいね。
1年ほど前に筆者のSNSで発信し、大好評だったこのサラダ。「子どもがパクパク食べました!」「子どもが作ってくれました!」と、多くの感想をいただきました。
上記の材料で750mlプラスチック製密閉容器1つ分ができあがります。冷蔵庫で2~3日保存可能ですので、作り置きにも!
シンプルおいしい!熱々【春キャベツのゴマ油かけ】
【材料】大人2人幼児2人分
・春キャベツ 1/4玉(約160g)
・砂糖 大さじ1/2
・塩 小さじ1/4
・酢 大さじ1
・ゴマ油 大さじ1
・米油 大さじ1(香りがない油であれば、サラダ油や菜種油でもOK)
・しょうゆ 少々
【作り方】
1.キャベツをざく切りにし、砂糖、塩、酢とあわせてよくもんでおきます
2.フライパンにゴマ油と米油を入れ、弱火で1~2分程温めます
3.耐熱のお皿に1をうつし、食べる直前に油を回しかけて完成です
キャベツにかけた瞬間の「ジュワ~ッ」という音は、それだけで食欲をそそります。わが家の子どもたちも「この音がいいよね!お腹すいた~」とパクパク。あっという間になくなってしまうほどでした。フワフワの春キャベツに絡む甘酸っぱいタレが子ども人気の秘密です。
錦糸卵で満足感アップ! パパっと【コールスロー】
【材料】
・春キャベツ 1/4玉(約160g)
・ニンジン 1/2本
■薄焼き卵
・卵 1個
・砂糖 小さじ1
■ドレッシング
・マヨネーズ 大さじ2
・酢 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・胡椒 少々
・ゴマ 大さじ1
【作り方】
1.キャベツ、ニンジンを千切りにします
2.プラスチック製密閉容器にニンジン→キャベツの順に入れてふんわりとラップをし、600wのレンジで1分チン
3.錦糸卵は、卵と砂糖をよく混ぜ、ラップを敷いた平らなお皿に流します。上にラップはかけずに600wのレンジで1分30秒チン
4.あら熱をとったらひっくり返して包丁で細く刻みます
5.ドレッシングの材料を混ぜ合わせ、2、4も合わせて完成です
野菜が適度に柔らかくなることで、子どもももりもり食べやすくなります。錦糸卵はもちろん普通にフライパンで作ってもOK!
レンジで作るメリットは、
・破れない
・焦げない
・つきっきりになる必要がない
・菜箸やフライパンを洗う必要がない
こと。冷やし中華やお弁当のオムライスにも使えるので覚えておくとラクチンです。これも以前にSNSで紹介し、特にお弁当作りをするママ達からの人気が高かったです。
コールスロードレッシングがなくても家にある材料で簡単に作れる味つけなので、ぜひ試してみてくださいね。
こちらも上記の材料で750mlプラスチック製密閉容器1つ分ができあがり、冷蔵庫で2~3日保存可能です。