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子どもウケ抜群の「野菜のお弁当おかず」冷凍OKの簡単レシピ8選

子どもウケ抜群の「野菜のお弁当おかず」冷凍OKの簡単レシピ8選

栄養や彩りのことを考えて、子どものお弁当に積極的に入れたい「野菜のおかず」。レパートリーが少なく、毎日のメニューに困っているママ・パパも多いのではないでしょうか?
今回紹介するのは、子どものお弁当に出番の多い野菜を中心にピックアップした8品のお弁当おかずです。身近な食材のみで簡単に作れる、彩りがよく見える、冷凍保存OKの、わが家の定番レシピを集めてみました!

子どもが喜ぶ緑の野菜おかず1:「ブロッコリーのコンソメバター味」

お弁当の彩りとして重宝するブロッコリー。ゆでたものをそのまま入れがちですが、ひと手間加えるだけで子どもが喜ぶおかずに変身! 3分ほどで作れる、時短・簡単おかずです。

【材料】(目安:おかずカップ6号サイズ4個分)
・ブロッコリー…3分の1株
・コンソメ(顆粒)…小さじ4分の1
・バター…5g

【作り方】
1.ブロッコリーを洗って食べやすい大きさに切り、耐熱容器に入れます。
2.全体にコンソメをふりかけ、バターをのせて電子レンジ600Wで2分半加熱して完成です。
※冷凍ブロッコリーを使う場合は、加熱後に水けをきり、コンソメとバターを絡めます。

子どもが喜ぶ緑の野菜おかず2:「ほうれん草のハムロール」

ほうれん草は、ハムをくるりと巻くだけで、ひと口サイズの食べやすいお弁当おかずになります。お気に入りのピックで留めてあげるとワンポイントになり、喜んで食べてくれますよ。

【材料】(目安:3個分)
・ほうれん草…3分の1束
・ハム…3枚
・しょうゆ…少々
・サラダ油…適量

【作り方】
1.ほうれん草は洗ってラップで包み、電子レンジ600Wで1分加熱します。
2.1を3センチほどの長さに切って水けをきり、同じ幅に切ったハムを巻いてつまようじで留めます。
3.フライパンにサラダ油をひき、中火で両面を焼きます。ほどよく焼き色がついたら、しょうゆを加えてからめます。食べやすい大きさに切り、ピックで留めて完成です。
※加熱後のほうれん草の水けをよくきらないと、油がはねやすくなります
※冷凍ほうれん草を使う場合は、解凍後によく水けをきります

子どもが喜ぶ緑の野菜おかず3:「塩昆布ピーマン」

子どもが苦手意識をもちやすいピーマンですが、味つけ次第で子どもウケのよいお弁当おかずに! 塩昆布のほどよい塩けがピーマンの苦みを和らげてくれるので、グッと食べやすくなります。

【材料】(目安:おかずカップ6号サイズ4個分)
・ピーマン…2個
・塩昆布…小さじ1(5g程度)
・ごま油…適量

【作り方】
1.ピーマンは種を取って縦に半分に切り、2~3ミリ幅に切ります。塩昆布は包丁で細かく刻みます。
2.フライパンにごま油をひき、中火でピーマンを炒めます。しんなりしてきたら塩昆布を加えて和え、さらに軽く炒めて完成です。

子どもが喜ぶ黄色の野菜おかず4:「ニンジンしりしり」

彩り野菜の定番のニンジンは、ほんのり甘い味つけの「ニンジンしりしり」に。材料を入れて電子レンジで加熱するだけの簡単レシピです。すき間埋めにもぴったり!

【材料】(目安:おかずカップ6号サイズ6個分)
・ニンジン…小サイズ1本
・ツナ缶(汁ごと)…1缶
・とき卵…1個分
・めんつゆ…小さじ1
・ごま油…小さじ1
・鶏がらスープの素…小さじ2分の1

【作り方】
1.ニンジンは細切りにして耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで1分半加熱します。
2.レンジから取り出し、ほかの材料をすべて入れて全体を混ぜ合わせます。
3.再度ふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで2分半加熱します。よく混ぜ合わせたら完成です。
※卵に完全に火が通ったことを確認してください

子どもが喜ぶ黄色の野菜おかず5:「コロコロさつまいもの大学芋風」

作るのに時間がかかるイメージの大学芋ですが、さつまいもを小さく切ることで火が通りやすく時短になります。さらに、子どもが食べやすい、小さなおかずカップにも入れやすくなるので、一石三鳥です。秋の定番おかずになること間違いなし!

【材料】(目安:おかずカップ6号サイズ4個分)
・さつまいも…小サイズ1本(150g程度)
・砂糖…大さじ1(★)
・しょうゆ…大さじ2分の1(★)
・みりん…大さじ2分の1(★)
・サラダ油…大さじ1
・黒ごま…適量

【作り方】
1.さつまいもは、さいの目切りにして数分水にさらします。水けをきって耐熱容器に入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで2分ほど加熱します。
2.フライパンにサラダ油をひいて中火に熱し、1の表面が軽くカリッとするまで焼きます。
3.★の調味料を絡めて焼き、黒ごまを和えて完成です。

子どもが喜ぶ黄色の野菜おかず6:「かぼちゃチーズおやき」

ほくほく甘いかぼちゃは、子ども人気の高い代表的な野菜のひとつ。いつも煮物ばかりになってしまう…というときには「おやき」にするとメイン級のお弁当おかずになります。チーズを加えることで甘じょっぱくなり、やみつきになる味に! 余ったかぼちゃの煮物のリメイクにもおすすめです。

【材料】(4個分)
・かぼちゃ…8分の1個(180g程度)
・砂糖…大さじ1
・片栗粉…大さじ2分の1
・バター…5g
・ピザ用チーズ…適量

【作り方】
1.かぼちゃは皮をむき、ひと口大サイズに切ります。耐熱皿にのせてふんわりとラップをかけ、電子レンジ600Wで4分ほど加熱します。
2.1を熱いうちにつぶしてなめらかにし、砂糖と片栗粉を加えて混ぜ合わせます。
3.2を4等分にして平らにし、チーズを中央にのせて包みます。
4.フライパンにバターを入れて中火に熱し、表面に焼き色がつくまで焼いて完成です。
※かぼちゃの煮物をリメイクするときには皮を取り、2の工程から始めます。砂糖を入れないで作るとよいです

子どもが喜ぶ赤&緑の野菜おかず「ミニトマトと枝豆のミニオムレツ」

フライパン不要、耐熱容器ひとつで電子レンジで作れるミニサイズのオムレツ。黄・赤・緑がそろい、お弁当の彩りアップにひと役買ってくれるおかずです。お弁当おかずとしてはもちろん、朝食にも! わが家の次男(年中)は、ふだんはミニトマトを食べませんが、このオムレツは喜んで食べてくれます。

【材料】(作りやすい分量)
・とき卵…1個分
・ミニトマト…1個
・枝豆…10粒程度
・ウインナー…1本
・牛乳…大さじ1
・塩こしょう…少々
※野菜はミックスベジタブルを使用してもOKです

【作り方】
1.ミニトマトは8等分のくし切りに、ソーセージは0.5センチ幅の小口切りにします。
2.材料すべてを耐熱容器に入れて全体にかき混ぜ、ふんわりとラップをかけて電子レンジ600Wで1分半加熱します。
※卵に完全に火が通ったことを確認してください
3.容器から取り出し、お弁当箱に入れやすい大きさに切って完成です。

子どもが喜ぶ茶色の野菜おかず8:「エリンギとちくわのきんぴら」

ちょっとしたすき間を埋めたいときにちょうどいい、きのこのサブおかず。甘辛い味つけにすることで、きのこ特有の臭みがなくなり、子どもが食べやすくなります。余った分は、ストックしておくのもよし、晩酌用のおつまみにしてもよし!

【材料】(目安:おかずカップ6号サイズ4個分)
・エリンギ…1本
・ちくわ…1本
・めんつゆ…小さじ1
・ごま油…適量
・白ごま…適量

【作り方】
1.エリンギは石づきを切り落として食べやすい大きさに、ちくわは斜めの輪切りにします。
2.フライパンにごま油をひき、中火で1を炒めます。
3.エリンギがしんなりしたら、めんつゆを加えて汁けがなくなるまで炒め、白ごまをかけて完成です。

今回紹介した野菜おかず8品は、冷凍保存もOK!

野菜のおかずは、作りやすい分量で作ると余ってしまうことが多いかと思います。
今回紹介した8品の野菜おかずは、すべて冷凍保存が可能なレシピです。時間に余裕のあるときに作り置きをしておくと、忙しい朝でもお弁当作りがラクになりますよ!

冷凍ストックをするときには、写真のようにおかずカップごと製氷皿(100円ショップなどで購入できます)に入れると、使うときに取り出しやすく、そのまま電子レンジで解凍できて便利です。ただし、アルミのおかずカップは電子レンジ加熱不可なので注意してください。

冷凍保存をする場合は、2週間程度が目安。それまでに、なるべく食べきるようにしてくださいね。
いずれも簡単に作れるレシピなので、「いつも同じようなおかずになってしまう…。」というときの参考にしていただけると幸いです。
毎日のお弁当作りのヒントになりますように。

この記事を書いたライター

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郡司 佳奈さん

夫・長男(小4)次男(小1)の4人家族。 流行り物は試してみたい!フットワークの軽いミーハーママです。 何事もチャレンジがモットー。 これまでに繊維製品品質管理の資格、リフレクソロジストの資格を取得。息子たちのお弁当作りをきっかけに、好きが高じて、2021年にお弁当学マスター認定講座の資格を取得しました。

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