箸が止まらない「きゅうり」レシピ!もう1品がすぐできる
さっぱりとした常備菜が欲しくなる季節ですね。スーパーではきゅうりやトマト、ナスなどの夏野菜が多く出回ります。
そこで今回は、ナチュラルフードコーディネーター・食育アドバイザーなど「食」に関する資格を複数所持する筆者が、きゅうりを使ったシンプルで簡単な常備菜レシピを紹介します。
きゅうりってどんな野菜?特徴や栄養は?
きゅうりは、見た目の鮮やかな緑色に惑わされがちですが、淡色野菜に分類されます。
1年中スーパーで見かけますが旬は6〜9月で、この時期のきゅうりは栄養価も優れていて、おいしい!
きゅうりはカリウムを多く含んでいるため、むくみに効果的です。また、身体を冷やす働きがあるため、夏の熱くなった身体をクールダウンしてくれる効果も期待できます。これからの季節に積極的に取り入れたい野菜ですね。
簡単レシピ1:きゅうりの酢のもの「黄金比」を紹介
酢のものは手作り三杯酢で味を決めましょう。三杯酢とは酢・しょう油・みりんを合わせた調味料のこと。みりんは加熱してアルコールを飛ばした方が味に深みがでます。ただ、加熱をすることが少し手間に感じる方も多いと思いますので、砂糖で代用するのがおすすめ。
その際の黄金比は「酢大さじ3、砂糖大さじ2、しょう油大さじ1」。この比率で一度作ってみることをおすすめします。
きゅうりとわかめの酢のもの
【材料】
きゅうり 1本
わかめ 5g
塩 少々
☆酢 大さじ3
☆砂糖 大さじ2
☆しょう油 大さじ1
【作り方】
1.きゅうりを薄く輪切りにして塩をまぶし、5分ほど置いておく
2.きゅうりがしんなりしてきたら軽く揉む
3.☆の調味料を合わせて手作り三杯酢を作る
4.きゅうりとわかめを器に盛り、三杯酢をかけたら完成
きゅうりのもみ汁を残しておき、三杯酢に合わせると味にまとまりがでます。量は少量ずつ合わせて好みの味に調整してくださいね。
今回は器に盛ってから三杯酢をかけましたが、先にボウルで和えておくのもおすすめ。大人はショウガを合わせるのもおすすめです。
簡単レシピ2:マヨネーズで作る、きゅうりの常備菜
多くの家庭に常備しているマヨネーズ。マヨネーズはきゅうりとの相性抜群! ひと手間加えたマヨネーズを使ったレシピを紹介します。
きゅうりの胡麻マヨ和え
【材料】
きゅうり 1本
塩 少々
ツナ缶(水煮、レギュラーサイズ70g缶)1缶
マヨネーズ 大さじ1
すりごま 大さじ1
【作り方】
1.きゅうりを薄く輪切りにして塩をまぶし、5分ほど置いておく
2.きゅうりがしんなりしてきたら軽く揉む
3.ツナ缶を開けて、余計な水分を除いておく
4.ボウルに材料をすべて入れて混ぜ合わせたら完成
和えるものは、ツナ以外にハムやちくわでもおいしいですよ!
簡単レシピ3:ごま油で作る、きゅうりの常備菜
香ばしい香りが食欲をそそるごま油。ごま油とめんつゆをかけ合わせたおいしいタレを紹介します。
きゅうりとトマトのサラダ
【材料】
きゅうり 1本
トマト 中1個
塩 少々
☆ごま油 大さじ1
☆めんつゆ(3倍希釈、濃縮タイプ) 大さじ1
☆砂糖 小さじ1/2
【作り方】
1.きゅうりとトマトを乱切りにして塩をまぶし、5分ほど置いておく
2.☆の調味料を合わせてタレを作る
3.ボウルに材料をすべて入れて混ぜ合わせたら完成
ごまをかけてもおいしいです。きゅうりは麺棒で軽く叩いておくと、味が染みやすくなりますよ。もう少しガツンとした味がお好みの場合は、めんつゆを大さじ1追加するのがおすすめ!
簡単レシピ4:きゅうりと相性抜群!梅と合わせる常備菜
夏らしく、酸味のある梅肉と合わせた常備菜レシピ。暑くて食欲が落ちても、これならパクパク食べられますよ。
きゅうりとささみの梅肉和え
【材料】
きゅうり 1本
ささみ 1本
梅干し 大1個
かつお節 適量
ごま油 小さじ1
【作り方】
1.ささみは、加熱してほぐしておく
2.きゅうりは麺棒でたたき、食べやすい大きさにカットする
3.梅干しは種をとり除き、細かく刻みペースト状にする
4.ボウルに材料をすべて入れて混ぜ合わせたら完成
簡単レシピ5:居酒屋風おつまみレシピ
きゅうりと塩昆布で簡単におつまみを作ってみましょう! シンプルでおいしいやみつきレシピです。
きゅうりと塩昆布のさっぱり漬け
【材料】
きゅうり 1本
ちくわ 2本
塩昆布 大さじ1
ごま油 小さじ1
【作り方】
1.きゅうりを麺棒でたたき、乱切りにする
2.ボウルにすべての材料を合わせて入れ、10〜15分ほど置く
3.器に盛ったら完成
塩昆布の塩分できゅうりがしんなりするので、先に塩をふっておかなくてもOK! 混ぜて置いておくだけのズボラレシピです。減塩の塩昆布であれば、白だしを少量足して調整するのもおすすめです。
さっぱりと食べやすい味が夏にぴったり
レシピは分かりやすく「きゅうり1本」に対しての目安で作成しましたが、気に入ったレシピがあったら2〜3本使ってまとめて作ってみるといいですね。
さっぱりと食べやすい味に仕上がっているので、パクパクと食が進みますよ! ぜひ作ってみてくださいね。