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絵本レシピが満載「こどもオレンジページNo.6」プレゼント!編集長対談
親子の時間を大切にするメディア「こどもオレンジページ」と「あんふぁん」の編集長同士で、「子どもの食」について語りました。
読者ターゲットも近く、どちらも「食」をテーマに掲げていて共感しあう両編集長。二人はママでもあることから、子育て中のママ・パパに役立つ情報も盛りだくさん。「あんふぁんWeb」、「こどもオレンジページnet」と相互のサイトへリンクする2部構成となっています。プレゼントもありますので、ぜひ、両サイトで読んでみて下さいね。
食から身につく、生きるチカラ
―「こどもオレンジぺージ」はどんな媒体なんですか?
こどもオレンジページ編集長/和田さん(以下敬称略):「オレンジぺージ」は、大人向けに家庭の食を応援する媒体なのですが、今後「食」に関することを、子どもたちにもどうやって伝えていくかが大事になってくる時代ではないかと考えました。そこで最初は、編集部で有志を募って集まったメンバーで始めたプロジェクト、それが「こどもオレンジページ」だったんです。
子どもって、とにかくおもしろい存在。 と同時に、子育てには悩みのループがつきものですよね。 でも、悩むより、「楽しく食べる」をつなげていくことで、子ども、そして家族の未来は明るい方向へ進むはずだと考えています。
子どもが、これからの社会に出ていく時に、本当に大事なことは勉強よりも何よりも、まずは「生きるチカラ」なのではないかと。
あんふぁん編集長/白石:本当にそう思います。
和田:そこで弊誌のコンセプトは、「楽しく食べれば、生きるチカラが身につく!」としました。
児童教育学者の汐見稔幸さんにもご監修いただきまして、「探求力」「クリエイティブ力」「共感コミュニケーション力」「あきらめない力」「発想転換力」の5つを、これから大切な生きるチカラとして定義付け、巻頭に毎号掲載しているんです。
白石:どれもとても大切なチカラですよね。食が全てにつながっているという考え方に共感します。
和田:食が楽しければ、子どもは自ら興味を持ち、学ぶようになりますよね。ですから、まずは「食は楽しい!」ということを一番に伝えたいと思っています。
白石:実は、私たちも2024年は「ENJOY!食じかん」という年間テーマを掲げました。今年度のあんふぁん5月号はまさにそれを伝えた内容なんです。
「こどもオレンジページ」さんでは、苦手なものを楽しく食べるアイディアも紹介されていますよね。
和田:そうなんです。野菜を食べない、食べムラがある、などの読者からの悩みが多いので、「野菜ぎらい克服大作戦」などと称して、苦手な野菜も食べてみようという企画をしています。たとえば、苦手なピーマンを、薄く、小さくしてみたりして、具体的なレシピに落とし込んでいます。
白石:具体的なレシピまで落とし込めるのが、オレンジページさんの強みですね!
和田:ほかにも、オレンジページでは「すごいぞ!やさいーズ」という野菜のキャラクターたちが、それぞれの野菜のパワーを紹介している絵本図鑑も刊行しているんですよ。
「子どもと野菜をなかよしにする図鑑 すごいぞ! やさいーズ」の詳細はこちら>>
また、やさいーズの歌やダンスもありまして、動画は合わせてYouTubeで21万回以上再生されています。
幼稚園のお遊戯会でも踊っていただいているみたいでありがたいです。去年は新キャラを募集しまして、”ゴーヤ先生”とか、いろいろと子どもたちが応募してくれたんです。
「やさいーズダンス」byこどもオレンジページ
白石:かわいいですね〜! 他にも、親子のお料理教室も定期的に開催されてらっしゃるんですよね?
和田:そうなんです。定期的に、阿佐ヶ谷の「コトラボ」や新大久保の「K,D,C,,,」といったオレンジページが運営する施設で親子向けの料理教室を行っています。魚をさばいたり、パンやうどんを手作りしたり……。科学実験的な料理をしてみることもあります。
白石: 夏休みの自由研究にもなりそう!
和田: まさに、そうなんです。
日本に来ている難民の方に、祖国の料理を教えてもらい、いっしょに作って食べる企画もやりました。子どもたちが、その国の料理を食べて「美味しかった」という経験から、その国で起きてることを、自分ごとに引き寄せて考えられるようになったらいいなと。
例えば、ウクライナ料理の教室では、みんなでピロシキなどを「美味しい!」と食べて、そこから戦争のことも身近に感じ取ってもらったり。
白石:園に通っている外国籍のお母さんに、自国料理の作り方を教えていただく食育をしている園もあり、近しい考え方ですね。
こども包丁とまな板もプロデュース
和田:釜浅商店さんとこどもオレンジページのコラボ商品である、こども包丁とまな板を使って「包丁の使い方レッスン」も、開催したことがありますよ。
白石:へ〜! 子ども用と思えないほど意外と本格的な包丁ですね、驚きました!
和田:そうなんです。顎の部分と先の部分が少し丸くなっていること以外、大人の包丁をそのまま少し小さくしただけです。
子ども用だからと、わざと切れにくい包丁にするよりも、ちゃんと切れる包丁を使ったほうが、結局は扱いやすいし、子どももそれに慣れていきます。そんな考え方に共感して、こちらの商品をコラボしました。
私も娘用に購入しましたが、普段使いしやすくて自分自身もけっこう使っているんです(笑)。名入れのサービスもあるので、スタッフ内でも子ども用やプレゼント用に買った人が多い人気商品です。
白石:名入れのは、贈り物にも、喜ばれそうですね~。
和田:まな板も、木に似た柔らかい感触の酢酸ビニル(EVA)と呼ばれる素材でできていて、漂白剤の使用が可能なので、カビなどの心配が少ないです。木のまな板のような刃当たりで、気持ちよく切りつづけられ、包丁の切れ味が落ちにくいのも魅力です。
<こども包丁&まな板>
参考記事「子供用包丁は、しっかり切れるものがいい!」はこちら>>
・釜浅商店×こどもオレンジページ 「こども包丁」の購入はこちら>>
・釜浅商店×こどもオレンジページ 「包丁にやさしいまな板」の購入はこちら>>
白石:まな板はコンパクトサイズでちょうど良く、黒色がまたスタイリッシュですね! このセットがあれば、親子で料理が楽しめそうですね!
子どもがお料理で失敗しないコツは?
和田:親子料理といえば、子ども料理研究家の武田昌美さんと息子のあきらくんに登場いただいて、親子クッキングの動画も作ったので、こちらもぜひ参考にしていただければ。
武田さんは、元々子どものお料理教室をやっていて、子どもがお料理で失敗しないコツなどをよくご存知なんです。卵を割るときにどうしたら失敗しないか?など。
白石:どうすれば失敗しないんですか?
和田:お腹をテーブルにくっつけて、ボウルを手前において、ボウルの中を子どもに自分の指で指してもらいます。「ここに入れるよ」って。そうするとほとんど失敗しないそうですよ。お腹をテーブルにつけると体が固定されるし、指差しすることで、小さな子どもも身体感覚で理解できるみたいです。
動画の中で、武田さんがご自身のお子さんに、どう声かけをしているか?を見るのも、とても参考になりますよ。
白石:確かに! お母さんが結局自分でやってしまったり、ダメ出しばかりにならないように、子どもに自主性を育み、自信を持たせてあげる声かけが、大事ですもんね。
和田:卵がたくさんあることを見せて、「こんなにあるから、失敗してもいいよ!」って、言ってあげるとか。子どもに安心感を与えると、失敗が減るそうです。
白石:なるほど〜勉強になりますね。 ところで、新刊「こどもオレンジページNo.6」は絵本の中のレシピがテーマになっているとか?
和田:そうなんです! 子どもたちが大好きな「パンダのおさじとフライパンダ」(作/柴田ケイコ)とか、「不思議の国のアリス」「赤毛のアン」などに出てくるお料理やスイーツを、親子で作れたら楽しいなと。
絵本のシーンを再現できるレシピをご紹介してるんです。
白石:すごい!これは絶対に親も子どもも楽しいですね。
和田:今回は、この最新号「こどもオレンジページN0.6」をプレゼントさせていただきます!
白石:わ〜! これは読者のみなさん、嬉しいですね。ありがとうございます! あんふぁんでは、食育そして行事育として、子どもがおせちを食べたくなる工夫を盛り込んだ「親子おせち2025」を初プロデュースも。
和田:子どもがおせちを食べたくなるなんて、気になります!
白石:おせちプロデュースの裏側の記事もぜひ見てくださいね。
「親子おせち」メイキング記事はこちら>>
子どもと一緒に食を楽しもう! 「あんふぁん」×「こどもオレンジページ」編集長対談
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「こどもオレンジページNo.6」を10人にプレゼント!
今回紹介した「こどもオレンジページNo.6」を10人にプレゼントします。
写真/遠藤麻美、聞き手・構成/田口まさ美(Starflower inc.)