甘じょっぱいタレが食欲をそそる台湾の味「鶏肉飯(ジーローハン)」

甘じょっぱいタレが食欲をそそる台湾の味「鶏肉飯(ジーローハン)」

台湾の屋台メシ「鶏肉飯(ジーローハン)」は難しい材料は必要なし!子どもも好きな味ですよ。

鶏肉飯(ジーローハン)とは?

鶏肉飯(ジーローハン)とは茹でてほぐした鶏むね肉をごはんの上にのせ、甘辛タレをかけた料理です。台湾の台湾の屋台メシとして定番のソウルフードです。

難しい材料もなく、日本人になじみのある味です。6歳の娘は鶏肉飯(ジーローハン)がお気に入り。ぜひ子どもと一緒に楽しんでいただけたらいいな、と思いレシピをご紹介したいと思います。

鶏肉飯(ジーローハン)を美味しく作るポイントは2つあります。

ポイント1

ひとつめは鶏むね肉にゆっくり火を通すこと。

と言っても火を止めそのまま(茹で汁に漬けたままフタをしておく)放置しておいてOK!火加減を気にすることなく予熱で火を通すので手軽にできると思います。この方法ならパサつきがちな鶏むね肉がしっとりジューシーに調理できるので覚えておくと便利ですよ。温め直す場合は、茹で汁だけを沸騰させそこに鶏むね肉を入れて同様にフタをして置いておきます。

ポイント2

ふたつめのポイントは鶏むね肉をフォークでほぐすこと。

裂くように細かくほぐすとふんわり柔らかな食感に仕上がり、タレも馴染みやすくなります。

ほぐしたら茹で汁に漬けたまま保存することでパサつきを防げますよ!

鶏肉飯(ジーローハン)の作り方

あっさり味の鶏肉飯(ジーローハン)は子どもも食べやすい一品ですよ!

材料(2~3人分)

  • 鶏むね肉(皮なし)…1枚(250~300g)
  • 長ネギの青い部分…1本分
  • ショウガスライス…2~3枚
  • 酒…大さじ1
  • 水…適宜
  • <タレ>
  • ニンニクみじん切り…小さじ2
  • ショウガみじん切り…小さじ2
  • フライドオニオン…大さじ1
  • 煮汁…大さじ2
  • 酒…大さじ2
  • しょうゆ…大さじ1
  • きび砂糖…小さじ2
  • 酢…小さじ1
  • 塩…小さじ1/3

作り方

1.深めのフライパン又は鍋に湯を沸かし、鶏むね肉、ネギの青い部分、酒、しょうがスライスを入れ中火にかけ、煮立ったら弱火にしてフタをし3分加熱したら火を止め、そのまま30分から1時間置く

*ゆっくり予熱を通すことで、むね肉がしっとりジューシーに仕上がります

2.粗熱が取れたら取り出し、フォークで裂くように細かくほぐし、

茹で汁に塩を少々(分量外)入れて漬けてつけておく
*茹で汁につけておくことでむね肉がパサつくのを防ぎます

3.フライパンに<タレ>の材料を入れて加熱し、

とろみが出たら火を止める
うつわに温かいご飯を盛り(2)のむね肉をのせ(3)のタレをかける

今回添えているのは茹でた青梗菜ですが、小松菜やほうれん草、もやしなどをサッと茹でて添えるもよし、ゆで卵や目玉焼き、たくあんや高菜などの漬物を添えるのも良いと思います。

ライター

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フードスタイリスト 田村佳奈子

フードスタイリスト、フードコーディネーター、フードアナリスト。Web、雑誌、ドラマなどのレシピ開発やスタイリング、フードコーディネーターとして活動中。

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