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【卒入園・入学】セレモニーバッグと靴、やってはいけないNGマナーとは

【卒入園・入学】セレモニーバッグと靴、やってはいけないNGマナーとは

もうすぐ卒入園・卒入学のシーズン。ママの服装に関して、卒園式と卒業式はダークカラーのスーツ、入園式と入学式は明るい色のスーツでという知識をお持ちの人も多いかと思います。しかし、「バッグや靴はどうしたらいいの?」と小物使いに悩む人は意外と多いもの。
そこで今回はイメージアップコンサルタントとして、これまで5000人以上のファッションアドバイスを行ってきた立場から、セレモニーアイテム「バッグ・靴」のマナーについてお伝えいたします。服装はばっちり決まっているのに、バッグと靴で台無し…ということがないようにしたいですね。

セレモニーバッグ選びの3つのポイントとは?

色:シンプルカラー

まず、色に関しては、「卒園・卒業」「入園・入学」のどちらも共通して、シンプルなカラーを選んでください。具体的には、黒・ネイビー・グレー・ベージュが定番でおすすめです。
スーツが黒の場合は、バッグも黒にすると礼服を想像させてしまうので、ベージュなどの明るめの色にしましょう。スーツがネイビーの場合は、グレーのバッグが相性がよいです。
スーツがベージュ系など明るい色の場合は、バッグは黒などのダークカラーにするとコーディネートが締まった印象になるので、色のめりはりをつけてトータルコーディネートを考えるようにしてください。

サイズ感:コンパクトなもの

大きさは、財布・携帯・化粧ポーチが入るくらいのコンパクトなものが上品な印象になるのでおすすめです。
コンパクトといってもクラッチバッグやポーチは、パーティーの装いになってしまいます。あくまでもお子さんの晴れ舞台という正式な場になるので、上品かつ清楚さを意識してください。
下のお子様が一緒で荷物が多い場合や、書類など携行品がある場合は、サブバッグを活用するようにしましょう。荷物が多いからといって、旅行鞄のような大きなものを持ってしまうと、せっかくのスーツも台無しです。気をつけましょう。

素材:本革もしくは合皮

セレモニーにふさわしい素材は、ずばり本革です。
ただし、本革はそれなりのお値段なので、新たに買うのは抵抗がある…という場合は、合皮でも大丈夫です。
ナイロンやポリエステルのものはカジュアル感が出るので、できれば避けたいですが、きちんと見えるものであれば許容範囲です。

セレモニーバッグの【やってはいけないNGマナー】

ブランドのロゴマークが大きく入っているものやチェーンやキーホルダーなどの装飾品がついているものは品格に欠けるので、避けてください。また、小ぶりのバッグではあるものの、ショルダーバッグといった肩がけタイプは、カジュアル感が強いので、こちらも避けましょう。

理想のセレモニーバッグ…それは、
「スーツの色に合わせたシンプルなカラー、かつ小ぶりなものを。荷物が多い場合は、サブバックで補う」です。

セレモニーにふさわしい靴選びの3つのポイントとは?

色:シンプルカラー

色は、バッグ同様、「卒園・卒業」「入園・入学」のどちらも共通して、シンプルなカラーを選んでください。具体的には、黒・ネイビー・グレー・ベージュがスタンダードです。
こちらもスーツの色に合わせて靴の色も合わせるようにしましょう。黒や濃紺スーツの場合は、黒の靴は避け、ライトグレーやベージュなどの明るめの色を選ぶと華やかさがプラスされます。
ベージュ系の明るいスーツの場合は、黒などのダークカラーのものを選ぶと、全体コーディネートが引き締まるのでおすすめです。

ヒール:4~5cmのもの

次にヒールの高さですが、「下の子どもがいるので、高いヒールは避けたい」「ママになってからスニーカーばかりでヒールが苦手になってしまった」という人も多いと思います。
しかし、あくまでも卒入園・卒入学セレモニーは式典になりますので、スニーカーやローファーなどカジュアルなものは避けてください。3cm前後のローヒールのパンプスにしましょう。
一番おすすめなのが、足をキレイに見せ、かつ長時間履いていても疲れにくい、4~5cmのものです。足に負担もかかりにくいので、下のお子さんが一緒でも安心です。
また、6〜8cmは足をさらにキレイに長く見せることができるので、この高さの靴でも大丈夫な方はおすすめです。ただし、8cm以上は品格に欠けてしまうので避けましょう。

デザイン:シンプルなもの

デザイン的には、靴にビジューなどの装飾品がついているのはNGなので、シンプルなデザインのものを選べば大丈夫です。
素材に関してはあまり気にしなくてOK。本革、合皮はもちろんのこと、エナメル素材でもツヤ感があって、むしろキレイめなコーディネートになるので問題ありません。

セレモニー靴【やってはいけないNGマナー】

原色系の派手なものや、ブランドロゴがプリントされていたり、クロコなどの素材に存在感のあるものは品格に欠けるので避けましょう。
ヒールはピンヒールでも問題はありませんが、歩く時にコツコツと音を立てるのはNGなので、太めのヒールを選ぶといいですね。
ミュールやサンダルタイプもNGですので、季節外れの暑い日であっても、足先とかかとは見えないパンプスタイプのものを選んでください。

理想のセレモニー靴…それは、
「スーツに合わせたカラーで、シンプルで飾りのないデザインのもの。ヒールは4〜6cm前後の歩きやすいもの」です。

いかがでしたか?
お子さんの晴れ舞台の「卒園・卒業式」そして「入園・入学式」。非常識ママにならないためにも、洋服だけでなく、バッグや靴にも心を配り、印象アップを心がけてみてくださいね。

この記事を書いたライター

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あきば ゆみさん

「melia closet」代表、イメージアップコンサルタント、専門学校講師/企業研修講師、コラムニスト/ライター、司会/MC。ライティング、セルフプロデュース、ファッション、プレゼンテーションなどをテーマに、東京と福岡を拠点とし法人向け研修や専門学校講師として活動している。また、WEBメディアでの執筆実績やフジテレビ「it」や「バイキングMORE」などメディア出演実績も多数。

ライター

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こどもりびんぐ &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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