ダイソー「炭酸を逃がしま栓」効果は何時間続くのか?検証してみた
「炭酸さえ抜けなければ、1.5Lの方を買うのにー!」と、しぶしぶ500mlペットボトルの炭酸飲料を買ったことがあるのは、私だけじゃないはず。今回、ダイソーの炭酸抜け防止グッズが効果があるのか、類似品と比べながら確かめてみました。
ダイソー「炭酸を逃がしま栓」
ついに、108円で炭酸抜け防止グッズが出ました。ダジャレがインパクト絶大です
使い方は簡単!
1.ペットボトルの通常のキャップの代わりに、「炭酸を逃がしま栓」のキャップをしめる
2.その上にパイプのようなものを立て、さらにポンプ部分をセット
3.あとはひたすら、自転車の空気入れのように、上下に動かすだけ!
貝印「炭酸 ペットボトルキャップ」との違いは?
こちらは、スーパーで購入した貝印というメーカーの「炭酸ペットボトルキャップ」。Amazonや楽天などのネットにも売っていました。ダイソーと比べて、効果や使い勝手に違いはあるのでしょうか?
ダイソーと貝印の商品、ここが違う
まず違いをチェックしていきましょう。使い方はほとんど同じです。
違い【その1】
冷蔵庫に保存する際 、貝印(左)はポンプを差し込んだまま。対して、ダイソー(右)はポンプを外す。これは効果に差が出るのでしょうか?
違い【その2】
見てわかる通り、キャップの形が違います。
貝印(左)は手になじむ形なので、キャップをきつく閉めやすいです。ダイソー(右)は多少手が痛い形状ですが、かといって買うのが嫌になるほどではありません。また、ポンプを手で押す部分の形も違いますが、これは使いやすさにはまったく差はありませんでした。
違い【その3】
押すときの安定感が格段と違います!ダイソーのもの(右)は、キャップからポンプまでの距離が長い。
対して貝印(左)は、ポンプ部分がペットボトル内に収まっている形状なので、キャップからポンプまでが短い。
違い【その4】
貝印(左)はダイソー(右)より、空気がしっかり入ります。なので、シュッシュと押す回数が少なく済みます。大きな違いは4つありましたが、使いやすさは明らかに貝印(左)の方が優れていました。なお、洗いやすさには差はありませんでした。
ここまで、ダイソー「炭酸を逃がしま栓」と貝印「炭酸 ペットボトルキャップ」の違いを書いてきましたが、使い勝手の差は多少ありますが、効果に明確な差はありませんでした(意外!)
ダイソー「炭酸を逃がしま栓」効果持続時間を検証
ではクライマックス!ダイソー「炭酸を逃がしま栓」を使ったらどれくらいの効果があるのか、検証します。
実験
500mlペットボトルを使い、「炭酸を逃がしま栓」を①使用時 ②不使用時の違いを、開栓後数時間おきに飲んで検証してみました。
6時間後
□①使用時:開けたときに「シュッ!」といい音が鳴り、ともにまだまだ気合い入りまくり
□②不使用時:こちらもまだまだシュワッとフレッシュ!
12時間後
□①使用時:2つともまだまだピチピチフレッシュ!開けたてとほぼ変わらないかも!
□②不使用時:開けたてとの違いはうっすら感じつつも、まだまだ快適に飲めます
18時間後
□①使用時:2つともやっと少し炭酸抜けてきている感が出てきた。私はしぶしぶ飲めますが、「これくらいなら全然平気!」という人もいそうです
□②不使用時:早い!完全に炭酸が抜けました
24時間後
□①使用時:個人的にはもうあまり飲みたくないです。意外と早い…
36時間後
□①使用時:微炭酸すぎる砂糖水になりました
「炭酸を逃がしま栓」使用時は、開栓後12時間は超フレッシュ状態をキープ
1.5Lでもやってみた!
1.5Lペットボトルの方が、どんどん炭酸が抜けていく気がします。また、シュッシュする回数が50回くらいと多く、とにかく疲れる…。8時間後に飲んでみたら、何もしていないのと同じくらい、炭酸が抜けていました。50回じゃまだまだ足りないのかな?正直、このときは貝印の方が空気が入りやすくて(押す回数が少なくて済むので)便利です。
まとめ
□ダイソーも貝印も結果に明確な差はありませんでした(意外!)
□ダイソーは500mlペットボトル向き
□使いやすさで選ぶなら、貝印がいい
□超フレッシュ状態は12時間持続しました!
感想
意外と「超フレッシュ状態」が思ったより短い!丸1日くらい開けたての味が続くのかな~、なんて勝手に期待していただけに、ちょっと残念です。
そして、本命の1.5Lに使うのは結構大変だということがわかりました。ただ昔ながらの都市伝説「ペットボトルをつぶして保存すると炭酸が抜けない」よりは、ずっとずっとおいしさ長持ちですよ!