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てぃ先生に聞いてみよう!「子どもの“ママじゃなきゃイヤ”に大困り。パパにもなついてほしいです」

現役保育士であり、さまざまなメディアで活躍している「てぃ先生」は、子育て中のファミリーに寄り添う心強い存在。そんなてぃ先生に、読者のお悩みに応えてもらいます。
今回のお悩み:パパのお世話を受け入れてほしい
娘はママの時間がないときでも全て「ママがいい!」となり、手の空いているパパでは嫌だと言います。どうにか「パパOK」になってもらいたいのですが、なかなか厳しく困っています。[3歳のママ]
無理強いはNG! 夫婦で取り組んで徐々に慣らそう
パパに子どもと関わってほしいという気持ちは分かりますが、子どもが「ママがいい」と言っている以上は無理にパパを関わらせても拒否反応が強くなるだけ。「ママがいい」となる時期は誰しもあるものなので、子どもを変えようとするよりは、ママとパパの役割を交代する方が簡単です。例えばママが朝食の片付けをしている間にパパに子どもの着替えをしてほしかったのなら、パパが片付けをしてママが子どもの着替えをすればスムーズ。3人ともハッピーですよね。
ママの身支度などパパと代われない場合は、まずは夫婦で取り組んで途中からママが抜ける方法を試してみましょう。ママがズボンを履かせたら「シャツからはパパと一緒に着替えよう」とパパにバトンタッチ。最初から「パパと着替えてね」とするよりは、「パパはイヤ」という気持ちが薄まるはずです。それでもパパを嫌がるようなら、ママが世話をしている隣でパパは見守っていて。それだけでも子どもには「パパも一緒にやってくれている」と感じられます。これらのことを毎日繰り返していくと、パパとの関係性が育まれ、次第にパパにも慣れていくでしょう。
ここがPoint!
「ママがやっていたけど途中からパパになる」「ママがやっているけどパパもそばにいる」など、はっきりと分担をせずに、グラデーションを付けるのがコツです。