胎動を感じる幸せは母だけの特権じゃない!? 夫も私の知らないところで…
胎動を感じられる幸せは母の特権…?
初めて胎動を感じたのは、妊娠5カ月に入った頃でした。仰向けでお腹に集中していたら、小さく「ぽこ」と動きました。
胎動がどんなものなのか、わからなかったから自信がなかったけど、次の日も「ぽこぽこもぞもぞ」と動いたので、「これは胎動だ!」と確信しました。
そしてそのうち、座ったり立ったりしていても、胎動が感じられるようになりました。日に何度かだけだけど、胎動を感じられることで、すごく安心したのを覚えています。
7カ月になる頃には、キックゲームができるようになりました。
キックゲームというのは、赤ちゃんがお腹を蹴ったら、お母さんがお腹をたたいて応えるコミュニケーション方法です。
そのうち「キック」と言って、お母さんがお腹をたたくと、赤ちゃんがキックで応えてくれたりする…とか。
こんな風に胎動を感じられる幸せは母の特権だなあ
と思っていたのですが、ある日、夫が
実は毎晩、わが子と絆を深めているのです
と言い出しました。
聞くと、私が寝た後、お腹を「キック」と言ってたたき、胎動が返ってくるのを楽しんでいたらしいのです。…全然気づかなかった!!
夫の“父としての自覚”と、“自分の眠りの深さ”にちょっと感心したのでした。