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近藤千尋さん「お母さんみたいになりたい」と言われることが夢!三姉妹それぞれの性格と今の子育てを語る

人気モデルの近藤千尋さんが「&あんふぁん」のナビゲーターとしてお届けするコラム「ちぴ流・三姉妹子育て日記」。三姉妹のママとして奮闘する日々を、全三回の連載でリアルに語っていただきます。第三回目は、子どもたちの成長やそれぞれの個性への向き合い方、夫婦で大切にしている子育てのルールなど、リアルな育児の現場から語ってもらいます。さらに今後の仕事やプライベートで挑戦したいことについてもお聞きしました。
三姉妹それぞれの性格や今感じている成長
長女は“しっかり者”でも我慢させすぎないように
長女は本当に「しっかり者のお姉ちゃん」という感じです。赤ちゃんの頃から、2歳で次女が生まれてからはもう“お姉ちゃん”として過ごしているので、一人っ子だった時間って、たったの2年間しかなかったんですよね。だからこそ、私は長女の気持ちを一番デリケートにケアしてきたつもりです。
次女が生まれたときも、何よりも“お姉ちゃんファースト”を心がけていました。でも最近になって、本人が「妹が生まれてから、そんなに我慢したことがなかったかも」って気づいてくれて。「ママがデート連れてってくれたりしてたし」って。長女だけど、我慢させない育児ができてたんだなって思えて、それがとてもうれしかったです。
反抗期はまだ来てないですね。お母さん(私)が怖いからかも(笑)。ただ、宿題をやりたくないとか、眠たいって言うことはあります。でもそういう時も「宿題をしなくてもいいけど、出せなくて困るのは自分だよ」とか、「眠くなるなら、明日は何時から勉強すればいいと思う?」とひとつずつ対話するようにしています。
女の子ってちょっと打たれ弱いところがあって挫折しやすいのかなと私は思っているんですよね。だからこそ、メンタル面を強くしてあげたい。長女はパパに似て優しくて繊細なところがあるので、その優しさを長所として伸ばしながら、短所にならないようにサポートしたいと思っています。
お姉ちゃん大好き!スキンシップで満たされる次女
真ん中の子、次女のケアは難しいですね。性格はとっても“あまのじゃく”で、明るくて天真爛漫なんだけど、人が言ったことをずっと気にしたり、自分が言ったことをあとから後悔したりするタイプ。意外と繊細なんです。
そのぶん、スキンシップが大好きで、朝起きたらもう“合体!”っていうくらいぴったりくっついてくるんです。すごく愛情深い子ですね。そして、何よりお姉ちゃんのことが大好き!「お姉ちゃん依存症」っていうくらい(笑)。
姉妹はとても仲がよくて、離れていてもお互いのことを常に気にしています。「今、どこで何してるのかな?」って。それぞれが別々に過ごしていた日に、お土産を買って帰ろうとしていて。その姿を見たとき、「人のことを思いやれる子に育っているな」とうれしくなりました。
末っ子のこれからが楽しみ!三女ならではの成長に期待
末っ子はというと、まだまだこれからですが、ちょっと落ち着いてるんですよね(笑)。「うんうん、分かってるよ~」みたいな顔で、2人のお姉ちゃんたちを見ている感じ。いいところも、悪いところも、全部観察して学んでるんだと思います。
末っ子って、世渡り上手になると聞きますが、本当にそんな風になるかもしれないですね。ただ、あまりにもお姉ちゃん2人に溺愛されていて、わがままになっちゃわないかな~って、ちょっと心配なところもあります(笑)。

子どもたちとのコミュニケーションで意識していること
子どもと過ごせる“いま”を大切に
先輩ママたちの話を聞くと、「もっと子どもの話を聞いてあげればよかった」とか、「もっと抱きしめてあげればよかった」「家事なんて後回しにすればよかった」っていう声が多くて。そういう言葉を聞くたびに、今この瞬間、子どもと過ごせる時間をもっと大切にしたいなと思います。でも、1週間くらいたつとまた忘れてしまって、つい怒りすぎてしまいますが…。そんなときは反省して、「強く言ってごめんね」とちゃんと謝るようにしています。
家事の時間が親子のコミュニケーションタイムに
わが家では、ゲームやYouTubeは「車での移動中だけOK」というルールにしています。もちろん、YouTubeやテレビを見せておくと楽なときもあるのですが、会話がなくなってしまうのが気になっていて。だからこそ、「一緒にごはん作ろうか」と声をかけて、なるべく一緒に何かをする時間を大切にしています。
子どもには“仕事”をどんどん任せるようにしていて(笑)、たとえば「洗濯物をたたんで」とか「鉛筆削って」とか、本当にちょっとしたことでもお願いしています。そうすると、子ども自身が「頼られてる!」と感じてくれて、自信にもつながるんですよね。できることがどんどん増えて、家事の戦力にもなってくれます。最近では、お風呂掃除もお願いするようになりました。こういうちょっとした“任せる”って、子どもにとって大事なんだなって実感しています。
“お母さんみたいになりたい”と言われる日を夢見て
お仕事に関しては、いつも支えてくださっている皆さんへの感謝の気持ちを忘れず、今の自分にできることを全力で取り組んでいきたいと思っています。今は子育て中で時間に制限がある中での活動ですが、最近は少しずつパパにも任せられるようになってきたので、今後は地方や海外へのお仕事、泊まりがけの仕事などにも挑戦してみたいです。
そして、そんな“働くお母さん”の姿を、もっと子どもたちに見てもらいたいです。将来、子どもたちが「誰かの役に立つ仕事がしたい」「お母さんみたいになりたい」と思ってくれたら、それはとてもうれしいこと。育児と仕事を両立する姿を、ちゃんと見ていてくれたんだなと思えたら、それが何よりの喜びになると思います。それが、私のひとつの夢でもあります。
毎日頑張るママたちの気持ちに寄り添う『秘密のママ園』
休憩中にも、滝沢眞規子さんや峯岸みなみさんと、よく子育ての話をします。たとえば学校のことだったり、日々の悩みを相談し合ったり。そういう時間がとてもありがたくて、心が軽くなるんですよね。
番組の中では、「自己肯定感を育むことの大切さ」について取り上げたことがありました。あるお母さんの「子どもを否定せず、まずはそのままを認める」という姿勢の話を聞いて、本当にすてきだなと思いました。でも正直、それってなかなか難しい。やりたい気持ちはあっても、心に余裕がないと、すぐにはできないことなんですよね。それでも、「できないからダメ」じゃなくて、「できないなりにも、子どもとちゃんと向き合おうとしている」こと自体が大事なんだと思います。
この番組は、完璧じゃなくても毎日頑張るママたちの気持ちにそっと寄り添い、一緒に考え、支え合える温かい場所だと感じています。
「秘密のママ園」ABEMAで好評配信中!

「昔ながらのママ像」にとらわれず、自分らしい生き方や子育てを模索する現代のママたちのリアルな姿に迫る情報バラエティ。独自の子育てを実践するママにフォーカスした企画をはじめ、有識者を招いた最新のお受験事情の深掘りトークや、もう一度恋をしたいシングルマザーによる恋愛企画など、多彩なテーマで現代のママたちの価値観やライフスタイルを紐解きます。
出演:滝沢眞規子さん、近藤千尋さん、峯岸みなみさん