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幼稚園ママになって変化した「ワードローブ」1歳・3歳のママ衛藤美彩さんに子育ての今を聞きました

2019年にアイドルグループ「乃木坂46」を卒業後、女性ファション誌のモデル等で活躍している衛藤美彩さん。2022年1月に第1子、そして2023年12月に第2子が誕生し、現在2児のママ。入園して初めて迎える夏休み、最近あった“初めて”のエピソードを語っていただきました。
日々更新する子どもの「初めて」に驚きの毎日
今年の夏は、息子が幼稚園に入って初めての夏休みです。楽しく過ごしています!そして“初めて”という点で言えば、最近の娘の成長。1歳半になり、私のマネをし始めるようになってきました。
娘のかわいさも毎日アップデート

最近のかわいい出来事としては、娘の足の指のあいだにかさぶたができていて、軽いケガをしていたようなんです。私がその傷を見て「痛いね〜」と声をかけたら、少し間をおいて「…いた〜い」と私のマネをしてアピールしてきたんです。口調も表情もまったく同じで、それがもうおかしくて(笑)。
それからというもの、私が「痛いね〜」と言うと、「いた〜い」と顔をゆがめて、眉間にしわを寄せながら、まるで“顔芸”のような表情を見せてくれます。女の子って、大人の表情を本当によく見ているんだな、と実感しています。息子のときとはまた違う、成長の日々が楽しいです。
ベーシックカラーを選ぶようになりワードローブが一新
息子が園に通い始めて、私も送迎や園の行事に参加する中で、母親としての服装というものを考えるようになりました。10代から芸能界にいて、個性が一番大事な職業でもあり、常に自分らしさを打ち出すことが求められる環境で過ごしていたので、ファッションも個性のひとつでした。
でも、私が最近感じるのは、幼稚園は子どもの学びの場で、子どもが主役。自分の個性をファッションで表現しなくてもいいんだ!という考えに落ち着き、ベーシックカラーの服を意識するようになりました。
例えばネイビーの服って、これまで一度も買ったことがなかったんです。今ではネイビーやベーシックカラーにもいろんなデザインや素材の服があると知り、ベーシックカラーならではのおしゃれも楽しめるようになりました。子どもとリンクできる服や、素材によって雰囲気が変わる服を見るのも楽しくて「園ママ1年生」って気分です。
似合う色が変わってきた?年齢とともに感じる変化
みなさんも経験ありませんか?これまで着ていた服なのに、急に顔色が悪く見えたり、少し無理しているように感じたり…。私はこれまで、ガーリーな衣装やパステルカラー、フリルのあるデザインの衣装が多く、プライベートでも、どちらかというと「かわいらしい」服をよく着ていました。
でも年齢を重ねているうちに、「なんだか今の私にはちょっと違うかも?」と感じることが増えてきたんです。園の送り迎えに限らず、普段から自然とベーシックカラーを選ぶようになり、ワードローブも大きく変化しました。
こうして、自然とシンプルで上品なコーディネートにシフトしていくんだなぁと感じています。シンプルな服に、ちょっと良いアクセサリーや小物を添えるだけで、大人っぽく見えるし、とてもしっくりきているんです。「私もついに、大人になったのね」としみじみ思った瞬間でした。
取材・文/森岡陽子