てぃ先生に聞いてみよう!「無理に食べさせなくてもいい?子どもの好き嫌いへどう向き合う?親の持つべき心構えとは」

てぃ先生に聞いてみよう!「無理に食べさせなくてもいい?子どもの好き嫌いへどう向き合う?親の持つべき心構えとは」

現役保育士であり、さまざまなメディアで活躍している「てぃ先生」は、子育て中のファミリーに寄り添う心強い存在。そんなてぃ先生に、読者のお悩みに応えてもらいます。

今回のお悩み:食べ物の好き嫌いへの向き合い方は?

「嫌いな食べ物でも一口は食べて」と約束していますが、本当に一口しか食べません。前に食べていたものを食べなくなることも。「いつか食べられればいい」という心構えで大丈夫ですか。[年中、小学生のパパ]

「いつか食べられればいい」でOK! 食事を楽しんで

「嫌いな物でも一口は食べて」と約束しても、実際に食べないことはよくあること。そんな中、パパとの約束を守って一口だけでも食べているのはすごく頑張っていますね。その点はしっかりと認め、褒めてくださいね。

前に食べていたものを食べなくなることについては、その時期の好き嫌いもあるし、同じ食材でも味付けや調理法の変化で苦手と感じることも。大人でもあると思いますが、前は好きだったけれど、今はそんなに好きじゃないということもあるので、そこまで気にしなくてもいいでしょう。

嫌いな食べ物でも「いつか食べられればいい」という心構えはちょうどいいですね。「食べさせなくちゃ」と肩肘を張らず、今食べられるもの、今食べたがっているものを出し、楽しく食事ができていれば何も問題ないと思います。

それでもどうしても食べてほしいなら、今まで通り「一口食べて」でもいいでしょう。その場合、例えば今までの一口をさらに2〜4口に小さく分け、それぞれに違う調味料を付けてみては。口にする回数が増えれば褒める回数も増えるし、食べやすい味付けが見つかるかもしれませんよ。

ここがPoint!

幼少期に植え付けられた食事への苦手意識は拭いにくいといわれているので、無理強いはNG。楽しく食事することを第一に考えましょう。

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学び・遊び・教育

現役保育士 てぃ先生

現役保育士16年目。SNSの総フォロワーは180万人を超えるインフルエンサーとして活躍。現在はSNSだけでなく、報道番組からバラエティー番組まで幅広いジャンルのテレビにも出演し、「いま一番相談したい保育士」と紹介されることも。

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