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仮面ライダーガヴ・知念英和さん「どんな子どもだった?」自身の憧れたヒーローや映画の見どころを語る

仮面ライダーガヴ・知念英和さん「どんな子どもだった?」自身の憧れたヒーローや映画の見どころを語る

7月25日公開の映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』で、主人公、ショウマ/仮面ライダーガヴを演じる知念英和さんにインタビュー。“お菓子の家”を舞台にした映画の見どころや撮影の裏話はもちろん、子ども時代の思い出やお菓子にまつわるエピソードをお聞きしました。

記事の最後には特別なプレゼントも!ぜひ最後までチェックしてください。

映画の撮影で印象に残っていることは?

ゲスト出演「FANTASTICS」の4人から刺激を受けた撮影現場

劇場版の撮影で印象的だったのは、やはりストマック家の5人と久しぶりに再会できたことです。同じシーンにまた一緒に登場できるのが、とてもうれしかったです。


そして、今回ゲスト出演してくださった「FANTASTICS」メンバーの世界さん、澤本夏輝さん、木村慧人さん、中島颯太さん。皆さん、現場に入った瞬間からもう“その役”として存在していて、本当に頼もしかったです。

プロとして、しっかりその世界に入り込んでくださっていて、一緒に現場に立てるのが心強かったですね。僕自身、皆さんを迎える立場として、現場の雰囲気づくりとかちょっと気合いを入れていたところもあったのですが、皆さんが自然に現場に馴染んでくださって、結果的にとても良い空気が生まれたなと思っています。

現場で見た、木村慧人さんのプロの姿勢に感動

FANTASTICSの皆さんから学ぶことが本当に多かったのですが、中でも特に印象に残っているのが、クラープ役を演じた木村慧人さんの役に対する姿勢です。

初めて現場に入ったとき、慧人さんは自分が描くクラープ像をテストで演じられたのですが、その後、監督と話し合いをして、本番ではまったく違うキャラクターに仕上げてきたんです。


監督の意図をしっかり汲み取って、キャラクターを柔軟に変化させる姿を見て、「本当にすごいな」と感じました。2人きりになったときに「全然違うキャラになってましたけど大丈夫でしたか?」と僕が聞くと、「作品のためだったら、何でもやるつもりだから」と。その言葉と覚悟に心を打たれました。今回ゲストとして参加してくださったこと、本当にありがたいなと改めて感じました。

映画の中で好きなシーン・苦労したシーンは?

好きなシーンは、もうひとつの世界の「はぴぱれ」で、タオリン(中島颯太さん)と幸果さん(宮部のぞみさん)と一緒にお菓子の家を作る場面です。タオリンとショウマの関係は、物語の軸にもなるので、心の距離が少しずつ近づいていくこのシーンは、とても大切なものになっています。和やかな雰囲気も魅力のひとつなので、ぜひ楽しんでいただけたらうれしいです。


苦労したシーンは本当にたくさんありますが、今回は生身のアクションにもいろいろ挑戦しました。その中でも特に印象に残っているのが、トランポリンを使ったアクションです。クランクイン前から練習を重ねていて、アクション監督とは「いつかやれたらいいね」と前から話していたので、それが実現できたのは本当にうれしかったです。映像としても迫力がある場面なので、ぜひ劇場でチェックしてみてください。

どんな子どもだった?知念英和さんの幼少期エピソード

活発で目立ちたがり屋

僕はとても活発で、目立ちたがり屋なタイプでした。放課後は友だちとサッカーをするなど、体を動かすのが大好きで、年上の子たちに1人だけ混ざって遊んでいた記憶があります。小さい頃は『仮面ライダーオーズ/OOO』や『仮面ライダーW』をよく見ていて、それが僕にとってのヒーローでした。


少し大きくなってからは、三代目J SOUL BROTHERSさんの「R.Y.U.S.E.I.」ダンスが流行っていて、キラキラしたカッコいい男性たちが踊っている映像に衝撃を受けたのを覚えています。「テレビの世界ってすごいな」と憧れの気持ちで見ていました。そんな僕が、今回の作品でLDHの後輩グループであるFANTASTICSの皆さんとご一緒できたのは、きっとご縁があったのかなと思っています。

お菓子は週末だけ!知念家の“ごほうび”ルール

僕の家は、「お菓子は土日だけ」というルールがありました。お菓子を食べるために平日は勉強とか習い事を頑張って、金曜日に家族でお菓子を買いに行くというのが一大イベント。だから、お菓子に対する憧れみたいのはとっても強いですね。

映画ではお菓子の家が登場するのですが、実際に台の一角が食べられる美術のセットでした。夢のような世界が映像で実現できたのは、本当にすごいなと思いました。僕自身も子どもの頃からお菓子の家に憧れていたので、あのシーンは見どころのひとつだと思います。 ただ、撮影は一発勝負だったので、本番では必死に挑みました。

子どもたちのお手本でいられるように。ガヴとの共通点

ヒーローを演じる上で、僕が一番意識しているのは「いつ誰に見られてもいいように、子どものお手本になる行動をする」ということです。日常生活でも、そういう心構えを持つようにしています。

僕が演じるショウマは、愛嬌たっぷりで少しふわっとしたキャラクターです。特に“お菓子”のことになると夢中になってしまい、まわりが見えなくなるところがあります。僕自身も小さい頃はテレビっ子で、番組に集中しすぎてお母さんの声が聞こえなくなることがよくありました(笑)。何かに夢中になると一気に世界に入り込んでしまうところは、ショウマと似ているなと感じています。


また、撮影現場では「ショウマのままだね」とよく言われていました。ありがたいことに、現場のスタッフさんが “お母さん”のように助けてくれて、僕も甘えながらも撮影ではしっかり切り替えるようにしていました。本当にまわりの方たちに支えてもらった現場でした。

いよいよ公開!劇場で仮面ライダーガヴの世界を楽しんで

映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』は、仮面ライダーガヴをここまで応援してくださった皆さんに、ぜひ観ていただきたい作品になっています。タオリンとショウマの友情が深く描かれていて、アクションもより迫力あるものになっています。

涼しい映画館の大きなスクリーンで、良い音響とともに、高揚感や臨場感を大切な人と一緒に楽しんでいただけたらうれしいです。


今回の映画では、仮面ライダーガヴのテーマである“お菓子”を作ったり、たくさんのお菓子を食べたりして、テレビでは見られない特別な「ゴチゾウ」も登場します。ぜひそこにも注目して楽しんでください。

映画『仮面ライダーガヴ お菓子の家の侵略者』

ストーリー

2024年9月からテレビ放送されている、令和仮面ライダーシリーズ第6作「仮面ライダーガヴ」の劇場版。人間をさらう知的生命体「グラニュート」から人々を守るため、異世界からやってきた食いしん坊の青年・ショウマが、お菓子を食べることで生まれる小さなモンスター「ゴチゾウ」を駆使し、仮面ライダーガヴへと変身して戦いを繰り広げる。

ある時、突然現れた謎の扉に引きずり込まれたショウマは、「闇菓子」が存在しない平和な世界にたどり着く。そこで記憶を失った青年・タオリンと出会ったショウマは、タオリンの記憶を取り戻すため協力することになる。そんな中、カリエスと名乗る男が町を無差別に攻撃し始め、平和な世界は一変。平和を取り戻すため奮闘するショウマとタオリンは、巨大なお菓子の家にたどり着く。そこで何かをつかみかけた2人だったが、カリエスは未知のゴチゾウによって変身を遂げ、ショウマたちを追い詰めていく。

映画『ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー 復活のテガソード」と2本立て上映。

【プレゼント】「君もヒーローになれる!ひんやりタオル」を抽選で5人に

最後まで記事を読んでくれたあなたにうれしいお知らせ。映画『仮面ライダーガヴ&ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー』 の公開を記念して映画のオリジナルグッズ「君もヒーローになれる!ひんやりタオル」(ガヴ・ゴジュウジャーの2種類1セット)を抽選で5人にプレゼントいたします。

映画「ガヴ・ゴジュウジャー」製作委員会
©石森プロ・テレビ朝日・ADK EM・東映

取材・文/やまさきけいこ、撮影/和氣淳

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