鈴木あきえさん「小学生ママ1年目」なりの過ごし方とは?学校のボランティア活動にも積極的に参加!

鈴木あきえさん「小学生ママ1年目」なりの過ごし方とは?学校のボランティア活動にも積極的に参加!

タレント・リポーターとして活躍しながら、2児のママとして日々奮闘中の鈴木あきえさんによる連載コラム。今回は、小学生ママとして初めての半年を振り返りながら、子どもの成長に驚いたことや、学校ボランティアを通じて感じた気づき、今どきの遊びへの戸惑いなど、子育ての日々についてお聞きしました。

小学生ママ1年目は子どもも親も成長する日々

幼稚園とはまた違う子どもたちとの関係性も新鮮

小学生ママになって半年ほどたちましたが、子どもが一人で登下校してくれるのが本当にありがたくて。送り迎えがないだけで、こんなに楽なんだ!と実感しています。

もちろん、妹の送迎はまだあるのですが、一人でも減ると、こんなに違うんだなと感じます。給食もありますし、私の生活リズムもかなり変わりました。「小学生、最高!」って思っちゃいますね(笑)。

幼稚園のときのお友だちとは小学校が離れてしまったのですが、最近は近所にもお友だちができてきました。幼稚園のときは、先にママたちの顔を知っていて、「あ、この子が〇〇ちゃんね」という順番でした。

でも、小学校ではその逆で、まず子ども同士のつながりがあって、「この子のママがこの人なんだ」とあとから知っていく感じがまた幼稚園とは違うなと感じています。幼稚園とはまた違う距離感で、新鮮に感じています。

工夫いっぱいの授業で学校生活は楽しそう

算数は苦手と言いつつも、全体的に学校生活は楽しんでいる様子です。特に授業の内容に工夫があって、面白い取り組みが多いなと感じます。たとえば「生活」の時間に水遊びをするという授業があって、「家にある不要になった容器を持ってきてください」と言われました。マヨネーズの空き容器、ペットボトル、ヨーグルトのカップなど、自由に。

息子はとても張り切って、「これとこれとこれがいい!」と自分で決めて、全部きれいに洗って準備していました。一年生だからなのか、そういう“イベントっぽい授業”が多い気がして、これはたしかに飽きずに楽しく通えるなと感じています。

息子の学校生活をそばで見守る、貴重なボランティア体験

学校ボランティアで感じた息子の成長と楽しさ

私は学校で朝の学習のボランティアをしています。決められた曜日に「鈴木先生」として、子どもたちの学習をサポートしています。最初はひらがなの練習を見守り、最近ではタブレットを使って自分の体調や気分を入力する取り組みも行っています。


ボランティアを始めたきっかけは、入学後の最初の一週間ほど息子が学校に行き渋ることがあって、様子を見ながら支えられたらと思ったことでした。でも、実際に学校での様子をみると、「カメラでも回っている?」と思うようなリアクションで息子が楽しんでいるのを見て安心しました。

息子の長所は、楽しさや感情を素直に表現できることだと思っています。今はのびのびと学校生活を送っているので、その良さを伸ばしてあげたいと感じています。

子どもたちとのふれあいが楽しみに

とにかく子どもたちがとてもかわいくて、街で会っても「鈴木先生〜!」と声をかけてくれます。そんなふうに慕ってくれる姿にほっこりして、私自身も学校に行くのが楽しみになっています。

先生が子どもたちに声をかける様子や、関わり方を見るのもとても勉強になります。「こんな言い方があるんだ」「こういうタイミングで声をかけるといいんだな」と子育てにも活かせるヒントがたくさん。私も先生の姿から、たくさん学ばせてもらっています。

変わりゆく子どもの世界と親としての関わり方を考える

今どきの遊びに戸惑いながらも、向き合っていく日々

私の子どもの頃とは違って、今は公園にゲーム機を持ち込んで遊ぶこともあるので、子どもと一緒にルールを決めていかないといけないなと感じています。正直、公園で遊ぶなら体を動かすような遊びをすればいいのにと思っていたのですが、それは“私自身の中にある常識”であって、今の子どもたちにとってはもう遊び方のひとつなんですよね。自分の価値観とのギャップに、葛藤することもあります。


まだ小学1年生なので、子ども同士だけで遊ぶ機会はそんなに多くはありませんが、「何時まで遊んでいいか」といったルールも少しずつ必要になってきました。ただ、お友だちによっても決まりごとはさまざまで、周りの様子を見ながら、わが家に合ったルールを整えていこうと考えているところです。

子どもの環境が変わるたびに、親として悩んだり迷ったりすることは本当に多いですが、そんなときは夫やママ友に相談しながら、一つひとつ乗り越えています。あまりルールで縛りすぎず、でも見守るべきところはしっかりと。子どもを信じて、必要なサポートができる親でありたいと思っています。

取材・文/やまさきけいこ

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タレント 鈴木あきえ

1987年、東京都生まれ。タレント、リポーターとして活躍。2004年に芸能界に入り、今年20周年を迎える。2007年~2017年までTBS『王様のブランチ』でリポーターを務め、2019年から5年間にわたりNHK『すくすく子育て』の司会を担当した。チャイルドマインダー、ベビーサインアドバイザーの資格を所有。現在6歳と4歳の子育て中。

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