子育てパパ直伝、「めんつゆ」は子育て家庭にとって最強のアイテムなのだ!

子育てパパ直伝、「めんつゆ」は子育て家庭にとって最強のアイテムなのだ!

&あんふぁんをご覧の皆さん、こんにちは!“パパって最高!”な社会を目指す子育てポータルサイト「パパしるべ」編集長の杉山錠士です。パパ歴は21年。早くも長女が孫を生んだので40代にして新米おじいちゃんでもあります。

孫が生まれたことによって再び「アカチャンホンポ」に通うようになりました。そこにはわが子の子育てをしていた時期にはなかった便利グッズがたくさん!僕ら世代が「こういうの欲しかった!」と思っていたものや、SNSなどではやむなく自作している人も多かったものがちゃんと商品になっているものもあって、素晴らしいと感じます。

ただ、たくさんあり過ぎるがゆえ、結局どれを使うのが正解なのか迷ってしまうこともあるのかもしれません。そんな時に先輩パパママたちの実体験を聞くのは役に立ちますよね。

今回は、僕が子育てをしている中で特に役に立ったと思う料理に関するアイテムについてお伝えしようと思います。

困ったときの「めんつゆ料理」たち

普段から料理をする人たちからすると極めて当たり前かもしれませんが、意外とその活用法を知らない人も多いので、改めてお伝えしたいのが「めんつゆ」がいかに便利かということ。

なぜめんつゆかというと、とにかく時短で味が決まる!これにつきます。本来、出汁をとって、醤油やみりん、酒などで味を調えて作るモノですが、これがもうできているなんて!とにかくその利用の幅広いので、子どもたちを飽きさせないレパートリーのバリエーションを広げることにも役立ちます。

まず、その名の通り「うどん」「そば」「そうめん」といった和の麺類には欠かせないもの。最近は麺類も冷凍やレンジ調理できるものが増えているので、急に「おなかすいた!」と言われたときは圧倒的な早さで提供できます。

ちなみに個人的に好きだし、我が家の子どもたちの好物なのが、めんつゆを温める時に市販の鴨スモークを切って入れた「鴨そば」。本来、そのまま切ったり、あぶっておつまみにすることが多い鴨スモークですが、これを入れるだけでものすごく高級感がアップ!全然クセもないので子どもにも大人気です。

でも子どもたちが麺類に難色を示したり、それじゃ全然足りなかったりという場合は、丼もの。

「かつ丼」&「親子丼」は、フライパンにめんつゆと水を入れて、沸いてきたらスライスした玉ねぎを投入。玉ねぎに火が通ったら買ってきたトンカツや鶏ももブロックを入れて最後に溶き卵でとじたら完成。これもとにかく早い。

ちなみに肉が一切ない場合は、「たまご丼」。

偶然にもちくわがあれば「ちくわ丼」(※かまぼこでも代用可)。

天かすがあったら「天かす丼」。

余談ですが、僕は下町育ちなので「天かす丼」は昔から知っていたのですが、意外と知らない人が多いことにはビックリしました。材料費が本当に安くて最高ですよ。

「めんつゆ」でできるおかずたち

ここまでは主食系でしたが、おかずでももちろんめんつゆは活躍します。

特に重宝するのが煮物。多くのめんつゆ商品は表示をよくみると煮物での使い方や分量が書かれています。つまりオフィシャルな使い方です。しかも!多くは野菜を煮る時と魚を煮る時で分量を変えて表示してくれています。そう!つまりどっちでも使えるのです!

野菜を煮る時については、大根やゴボウ、ニンジンなどの根菜は火をつける前から入れるのがポイント。葉物野菜なら温まってから入れてもOKです。

魚を煮る時は個人的にちょっと甘めにしたいので、砂糖を加えるといいです。カレイとかキンメダイとか最高ですよね。

あと、冬場だったら、白菜をめんつゆで煮て、水溶き片栗粉でとろみをつけるとあんかけになってまたひとつバリエーションが広がります。

続いて、我が家の定番「揚げびたし」もまた大事なめんつゆレパートリー。

我が家では主にナスかピーマン。耐熱容器に切った食材を入れてごま油を軽くひとまわししてかき混ぜます。油がなじんだらラップをかけて3分くらい電子レンジにかけたら、鰹節たっぷりとめんつゆをお好みの量かけて和えるだけ。これまた本当に簡単です!

さあ、ここからはちょっと変化球。

めんつゆの仲間「白だし」を使ったレパートリーです。

めんつゆに近いものだけど醤油ベースではないので色が濃くならないでほしい時に使うのですが、具体的に使えるのが「卵焼き」と「茶碗蒸し」。

お弁当の定番「卵焼き」は、子どもたちにとって鉄板。我が家の場合は卵一個に対して水大さじ1と白だし小さじ1の割合で作ります。ちゃんとした卵焼き専用のフライパンで作る時もあれば、面倒なので普通の小さいフライパンでやっちゃうことも。育ち盛りの時はシラスをざばっといれてカルシウム補給にも役立ててました。

また「茶碗蒸し」については、蒸すのが面倒という人もいると思いますけど、だいたいレンジでできちゃいます。茶碗蒸しモードみたいなものもあるけど、別にそんなの使わなくても200wとか低いワット数で6分とか長めにやれば問題なし。ちなみに液の割合は卵一個に対して水100ml、白だし大さじ1の割合で作っています。4人家族で食べる時は卵3個くらいがちょうどいいです。

具材はシメジとちくわ(orかまぼこ)が多いですが、かにかまでもOK。エビなんて入れたら大贅沢です。ちなみに我が家で一番喜ばれるのは「具なし」。なぜでしょう。

いかがだったでしょうか?

もうすでにめんつゆクッキングを楽しんでたくさんいる人もいると思いますが、もしお役に立てたらうれしいです。最近はインスタやTikTokで「めんつゆ」で検索すると果てしなくたくさんレシピも出てくるので、これを機にいろいろ挑戦してみてください!

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学び・遊び・教育

兼業主夫放送作家 杉山錠士

1976年、千葉県生まれ。兼業主夫放送作家(株式会社シェおすぎ所属)。子育てポータルサイト「パパしるべ」編集長。ファザーリング・ジャパン会員。アドラー心理学勇気づけ勉強会ELMリーダー。品川区内小学校の現役PTA会長。20歳と12歳という年の離れた2人の娘を子育てする兼業主夫放送作家として、「ちょうどいいラジオ」(FMヨコハマ)「宮﨑薫のHump Night With Me」(TOKYO FM)などFMラジオを中心に情報番組、子育て番組などの構成を担当。「日経DUAL」をはじめWEBメディアでは各種コラムや記事を執筆。地域ではPTA会長やパパ会運営を歴任。FJ内プロジェクト「秘密結社 主夫の友」では広報を担当。「日大商学部」「筑波大学」や大田区両親学級、品川区男女共同参画課などで講演を実施。著書に「新ニッポンの父ちゃん~兼業主夫ですが、なにか?~」(主婦の友インフォス情報社)「急に『変われ』と言われても」(共著:熊野英一 小学館クリエイティブ)

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