3つの“仕組み化”で通勤時間を有効活用!通勤電車で終わらせている「家事と育児」

私は新卒の頃に入社した、全国に支店を構える大手企業で働き続けています。独身の頃は池袋から名古屋へ配属になったり…なんてのが当たり前の会社。しかしありがたいことに、子どもが産まれてからはずっと、徒歩10分で通える支店への配属でした。今振り返っても、子どもたちの幼児期に、通勤時間が往復20分しかとられなかったことが、時短をしなくても、両家の実家が遠方でも、子育てを上手く回せていたキーポイントになっていたと思います。
しかし2年前の4月から、電車で40分の支店へ異動になったのです。1日往復80分のロス、これまで家族でゆっくり楽しく過ごしてきた80分が、通勤時間へ変わってしまったのです! 基本的に前向きな私も、異動宣告をされたときには「何もこのタイミングでなくても…」と後ろ向きな気持ちでいっぱいでした。というのも、私の異動宣告をされたのは、夫は昇進、長男は入学、次男は入園と、大々的に暮らしがステップアップするタイミングだったのです。
「転職」という勇気もなかったので、まずは、通勤時間に終わらせることのできる「家事・育児」を仕組化することを試みました。

1|食材の買出し

通勤時間にできる家事として、いの一番に思いついたのが食材の買い出し。自宅に届く曜日、食材の良し悪し等を考慮して、2社の生協と契約をしました。

私が選んだのは、新鮮で栄養満点なオーガニック野菜が届く「らでぃっしゅぼーや」と、独自のこだわりアイテムが魅力的だった「パルシステム」。どちらも私がお休みの水曜日に食材を玄関先まで届けてくれ、アプリからの注文が可能! スーパーで買っていた頃と比べると食費は上がってしまったけれど、便利さと時間の有効活用を考えると、払って良いお金だと思っています。

アプリからは注文の他にも、その食材で作れるレシピ検索などもでき、夕飯のレパートリーが増えるのもうれしいポイントです。

らでぃっしゅぼーや
パルシステム

2|アルバム作り

子どもが産まれてから、ずっと続けてきたことの1つにアルバム作りがあります。家の片付けや掃除などは、他の人にやってもらってもある程度カタチになるけれど、子どものアルバム作りは親にしかできないこと、親だからこそできることだと思っています。パパだから撮影できる子どもたちの最高な笑顔、ママだから選ぶ写真…そう思うとアルバム作りは“育児”だと言っても過言ではないと思うのです。

そんなわが家にとって育児であるアルバム作り、写真の注文を通勤電車で行えるアプリをダウンロードしました。私が選んだのは、スマホに入っている写真を毎月注文できる「かぞくのきろく」と、幼稚園や小学校の写真が注文できる「はいチーズ!」。「はいチーズ!」は、息子たちの通う小学校・幼稚園で導入しているサービスで、これまではアプリのダウンロードはせずに、自宅のPCからネット上で注文していました。しかし今はアプリをダウンロードして、スマホ内で完結できるようにしました。

これまでは自宅のPCでじっくり時間をかけて選んでいたけれど、今は通勤電車でじっくり時間をかけて選んでいます。どちらのアプリも注文した写真を、家族や親せきにシェアできるところも気に入っています。

かぞくのきろく
はいチーズ!

3|予定の整理

子どもたちが小学生、幼稚園生となり、毎月の予定の把握が一気に難しくなりました。小学校は土曜日に授業参観があったり、幼稚園でも様々なイベントが開催されます。それに加えて3つの習い事を掛け持ちしているので、プレゼン大会や、試験や、試合など、イレギュラーな予定が多々入ってきて週末も目が回りそうな忙しさ。学童まで、土曜日にイベント開催があるのには驚きでした。

そこでイレギュラーな予定が入った時の、習い事の振替作業も電車で行えるように仕組化しました。電車の中で電話をすることはできないので、連絡先メールアドレスを聞いておいたり、習い事によってはアプリから変更手続きをできるように設定しました。電話と違って、メールやアプリだと、振り替えた履歴が残るので「あれ、どうだったけ?」となりやすい私には最適です。

通勤電車で終わらせている「家事と育児」

勤時間が60分増えて、早2年が経ちました。私が通勤電車で終わらせている「家事と育児」は下記3つ。

1|食材の買出し
2|アルバム作り
3|予定の整理

仕組化まではしていないけれど、他にも、ふるさと納税の注文をしたり、週末旅行の予約をしています。当初、後ろ向きにしか考えられなかった通勤時間の増加でしたが、今では「家事・育児」を行う、なくてはならない通勤時間となっています。

この記事を書いた人

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かつき

趣味は模様替え!3歳差兄弟の建築士ママ

建築士、整理収納アドバイザー

フルタイム共働き夫婦と、3歳3ヶ月3学年差兄弟の4人暮らし。暮らしの「イライラ・モヤモヤ」を「ニコニコ・ラクラク」へ仕組化するのが得意◎ 共働き家庭の暮らしと子育てをゆるーく発信中。

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