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2児のママ・衛藤美彩さん 幼稚園ママとして奮闘の1年を振り返る

2019年にアイドルグループ「乃木坂46」を卒業後、女性ファッション誌のモデル等で活躍している衛藤美彩さん。現在は2児のママ。あっという間に1年が終わろうとしている12月、イベントの多いこの時期をどう過ごすのか、年末の締めくくりと来年に向けてやりたいことなどを聞きました。
出せずに終わりそうなクリスマスツリー
今年のクリスマスは海外で過ごす予定です。わが家はパパの仕事のスケジュール上なかなか夏休みにおでかけができないので、シーズンオフになる冬に“夏を取り戻す”感覚で、毎年暖かい国を選ぶことが多いですね。息子が「パパと泳ぎたい!」と言っていて、今からとても楽しみにしています。

家には大きなクリスマスツリーがありますが、12月に入っているのにまだ出していなくて…憧れで大きめのツリーを買ったのですが、一度出したものの、しまうのがとにかく大変なんです。もしかしたらもう今年は出さないかもしれません(笑)。行事をきちんとこなすパパ・ママたちを本当に尊敬します。
それでも外に出ると、ブルーやゴールドなどさまざまなツリーが街に飾られていますよね。最近はおでかけ先で子どもたちと“ツリー巡り”をして楽しんでいます。
新たな物の手放し方を学んだ年
目に見えて実感しやすい片づけのひとつが、衣類と向き合う時間でした。息子の幼稚園では、ボランティア活動の一環として寄付の機会があり、サイズが合わなくなったものや、まだきれいで思い出の詰まった服を、次の方へ託すことができました。
これまでは処分したり、身近な人に譲ったりすることが多かったのですが、大切にしてきたものが、また新たに必要としている方のもとで役立つと思うと、自然と心があたたかくなりました。
今年は、そんな新しい“手放し方”を学んだ一年だったように感じます。
掃除はもともと好きな方なので、大掃除で一気にきれいに!というよりは、こまめに掃除をしています。最近の掃除の相棒と言えば掃除機!今年は新しい掃除機を購入したのですが、それがとにかく便利で。ゴミが自動でダストボックスに片づいたり、ライトで床が照らされてほこりがよく見えたり…きれいになっていくのが気持ちいいです。
小掃除をしていても、汚れが気になる場所はプロにお願いして、水まわりなど普段できないところをしっかり掃除してもらっています。頑張るところは頑張って、頼るところはプロに頼る。家族が笑顔になれるなら、それが、一番だと思っています。
子どもたちの成長に驚きと感動

子どもたちの成長は毎日実感しているのですが、特に今年の成長で印象に残っているのは息子の妹への優しさですね。娘が「抱っこ〜」と言うと食卓のイスから下ろしてくれたり、お風呂でもお世話してくれたり。お兄ちゃんとして無理をさせていないかな…と思う反面、それを“自分の使命”のように感じているのかもしれません。
ただ、妹はけっこう塩対応で(笑)、「やめて」と言われていることもあります。そのやりとりをそばで見ていて笑っちゃいます。娘は、赤ちゃんの頃はよく寝てよく飲む、本当に手のかからない子でしたが、今年は活発でいたずら好きな面が出てきました。お兄ちゃんの影響もあると思いますが、高いところからジャンプしてみようとするなど…1年間の子どもの成長ってすごいですよね。
ママとしてもとにかく学んだ1年
私も成長したとまでは言い切れない部分はありますが、とにかく“学びの1年”でした。息子が幼稚園に入園したので、周りのママや先生とのお付き合い、提出する書類の記入やメールのやり取りなど、不慣れなことに直面し、戸惑い落ち込むことも多かったです。
私が日頃マネージャーさんに支えてもらっているように、ふと、自分も子どもの毎日をそっと支える役目を担っているのだと感じることがありました。予定の調整が思うようにいかず、春には一度、心も体もいっぱいいっぱいになってしまったこともありました。周りを見ると、余裕があって完璧に見えるママたちばかりで、つい自分と比べて落ち込んでしまうこともありました。
仕事への向き合い方としては、まだベストな自分のスタイルには戻れていませんが、10月から本格的にダイエットを始め、4kg落としました!自分のベストな状態に近づけることがうれしくて、今は仕事の一部と思って取り組んでいます。
これまで「運動する時間がない」と諦めていたので、目先のことだけではなく、自分はどうなりたいかを考えるようになり、やっと行動に移せました。理想の体型はお金では買えないし、健康も然り。自分のできる範囲で意識を変えていきたいと思っています。
来年もドタバタながら自分らしくがんばっていきたいです!

今年も私のコラムを読んでくれてありがとうございました。私の日常で、クスッと笑ってくれたり、共感してくれたり、「美彩ちゃんも一緒に育児を頑張っているんだな」と感じてもらえたらうれしいです。このコラムは周りのママ友も読んでくれていて、感想やメッセージを送ってくれるんです。それがまたうれしくて励みになりますね。こんな私ですが、来年もどうぞよろしくお願いします。
取材・文/森岡陽子



























