鈴木あきえさん「3人目にして困難になった名前付け…」そのワケは?

5歳と7歳、そして2月に第三子を出産されたばかりの鈴木あきえさん。今回は、赤ちゃんの性別が分かったときの家族の反応や、名前をどのように考えてきたのかを伺いました。性別発表の工夫、名前に込めた家族の思い。新しい命を迎える準備が、家族みんなの温かい時間になったようです。
性別が分かったときの子どもたちへの伝え方
なかなか性別が分からず毎回ドキドキの検診に
これまでの妊娠では、5カ月ごろの検診で上の子たち2人とも性別が分かっていました。今回は上の子たちの服やおもちゃを整理して、お下がりに回すものなどを早めに決めたかったので、同じくらいの時期に分かるといいなと思っていました。
ところが今回は、検診のたびに赤ちゃんが顔やお股を隠していて、なかなか性別が分からず。「今日こそは…!」と思っても、毎回のように隠されてしまい、8カ月に入る頃まではっきりしなかったので、分かるまでは子どもたちにも伝えずにいました。
「ジェンダーリビールケーキ」で子どもたちへ性別発表

性別が分かったタイミングで、子どもたちにどう伝えようか考えたところ、スーパーで簡単にそろう材料で「ジェンダーリビールケーキ」を作ることにしました。市販のロールケーキや市販のお菓子「たけのこの里」や「アポロチョコレート」を使って、チョコの種類で性別が分かるように作ってみました。子どもたちは中身が分かるまで「どっちだろう?」と大盛り上がり。
上の子たちのときは「ジェンダーリビールケーキ」がここまで流行していなかったので、今回の妊娠で初めて取り入れた、ちょっとした演出を家族みなで楽しめてよかったです。
「おなかに赤ちゃん来たよね?」娘の印象的だったエピソード
印象深かったのは娘の“勘の鋭さ”。3人目を授かる前に私は一度流産を経験しているのですが、娘が「ママのおなかに赤ちゃんいたでしょ?」と言い出したことがありました。その後、「また赤ちゃん来るんだよ」と言ってくれたこともあって、その言葉に救われた気持ちがあります。今回の妊娠が分かったときも「赤ちゃん来たよね?」と私が知らせる前に言い出して、子どもの感性に驚かされました。
子どもたちには、今回の妊娠が分かったときに「実は少し前にも赤ちゃんが来てくれていたんだよ」と伝えました。“忘れ物をして空に戻った”という形で話すと、2人とも納得して受け止めてくれました。
赤ちゃんを迎える準備で子どもたちにも変化が
“もしものとき”に備えて子どもたちにも出産の流れを説明
出産が近づき、陣痛や破水のときのことを少しずつ子どもたちに説明しています。「ママが急におなかが痛くなったらパパに連絡してね」「ママが破水したら病院に向かうから、学校がある日は学校に行くんだよ」などと、状況とその後子どもたちが取る行動について話をしています。
説明するうちに2人の行動も変わってきて、電車では先に「ママ座りなよ」と席を譲ってくれたり、重い物を持ってくれたり…。お兄ちゃん・お姉ちゃんとしての意識が芽生えてきているのを感じます。
これから出産を控える人におすすめしたいもの

妊娠期の気持ちやエコー写真を残せるメモリアルブックを1人目の時から作っています。体調や小さな出来事を書いておくと、後から見返したときに「こんなこと思ってたんだ!」と驚くことばかり。妊娠中は長く感じても、振り返ると本当にあっという間なので、マタニティの期間の記録を残しておくと宝物になります。出産を控えている方におすすめしたいですね。

子どもが生まれてからは、誕生日ごとに年1回だけ書くバースデーブックを続けています。毎日書かなくていいので負担がなく、20歳になったときに渡せたらすてきだなと思って続けています。今しかない気持ちを残せる記録は、自分にとっても、子どもにとっても大切なプレゼントになると感じています。
名前は“響き”を第一に。家族で考える3人目の名前
3人目の名前付けは紆余曲折
性別が分かってから、3人目の名前を本格的に考え始めました。これまでは上の2人とも、夫がインスピレーションでパッと出した名前に私も賛同という形でほぼ即決でした。
画数や占いなどはあまり気にしていなくて、まずは“呼びやすい響き”で決めて、あとから漢字を当てる方法がしっくりきています。名前は書くよりも呼ぶ機会のほうが多いので、音のやわらかさや呼んだときにしっくりくるかどうかを大事にしています。
ところが今回はなかなか決まりません。子どもたちの意見も取り入れたいと思って聞いてみると、ぬいぐるみに付けるような名前の案が出てきたり(笑)、候補を出しても「その名前は違う」とはっきり否定されたりして、まとまらずにいます。「2人なら即決だったけれど、4人で決めるってこんなに難しいんだ!」と感じています。最終的には、赤ちゃんの顔を見て決めることになるかもしれません。
子どもたちの名前に込めた思い
上の子たちの名前には、それぞれ「こう育ってほしい」という気持ちに合う漢字を選んでつけています。ただ、共通点を持たせたいというこだわりはほとんどなく、画数にも決まりはありません。響きが心地よいこと、呼んだときにその子らしさを感じられることを大切にしてきました。
これから名前を考える方へのアドバイスがあるとしたら、“最初にピンときた名前を信じていい”ということ。上の2人はほとんどインスピレーションで決めましたが、今振り返っても「この名前でよかった」と心から思っています。
妊娠中は心も体も忙しく、不安になることも多いですが、名前を考える時間は家族にとって大切なひとときでもあります。今しか味わえない時間を、気負わず楽しんでほしいなと思います。
取材・文/やまさきけいこ
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