もう春は始まっている!子どもと一緒に感じる時に大事なこと

1月はまだ冬、と思っていませんか。 けれど自然の暦をたどってみると、新年が明けた頃から、春の準備はすでに始まっています。 忙しい毎日の中でも、親子でふと立ち止まれば見つかる、小さな春の気配。 今回は、日々子どもたちと過ごす中で感じている「春の見つけ方」をご紹介します。
1〜2月は、春への助走期間
あけましておめでとうございます。2026年もどうぞよろしくお願いいたします。季節でいえば1月、2月は冬の真っただ中ですが、七十二候(しちじゅうにこう)という昔の暦では、自然はすでに春に向かって動き出しています。
1月中旬には「雉始雊(きじはじめてなく)」、下旬には「款冬華(ふきのはなさく)」、1月末から2月初めには「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)」と続きます。
※「乳す」とは卵を産むこと。自然な環境で育つ鶏の産卵期は、春から夏です。
寒さの中でも、命はちゃんと次の季節を準備している。そんな視点を持つだけで、冬の景色が少し違って見えてきます。
春を感じるなら、公園へ
親子で春を感じるなら、特別な場所に行く必要はありません。いつもの公園を、少しゆっくり歩いてみてください。
足元には、オオイヌノフグリ、ナズナ、ホトケノザ。木の枝には、ふくらみ始めた芽。日当たりのよい場所では、ふきのとうを見つけることもあります。高い枝に咲いた椿や梅は、大人が抱っこしてあげればよく観察できます。
大人が「教えよう」としなくても、子どもは「なんだろう?」と立ち止まり、しゃがみ込み、触れようとします。それ自体が、もう十分な学びです。

私もよく近所の公園を歩いて、季節の植物探しをします。この日は、枯れ枝の先に新しい葉が生えているのを見つけました。

タンポポに似た花。名前のわからない花でも、頑張って咲いている姿を見ると嬉しくなります。

綺麗に咲いた椿。ダイナミックな花を見ていると、なぜだか天真爛漫な美女を想像してしまいます。

草花探しをしていたら、なんだか動くものが!と思って見ればハトでした。

丸い可憐な梅の花。美しくて、しばらく見惚れてしまいました。

同じ梅の花でも、白とは全く印象が違いますね。力強さを感じます。
「何を教えるか」より、「一緒に立ち止まる」
子どもとの活動について、「それで何が身につきますか?」と聞かれることがよくあります。けれど子どもは、大人が説明する前に、音、匂い、色、空気の変化を、まるごと感じ取ってしまう存在です。
大切なのは、知識を与えることよりも、同じものを一緒に見て、同じ場所で立ち止まること。「こんなところに、こんなのあったね」それだけで十分です。
散歩のポイントは、ひとつだけ
春探しの散歩で、意識したいことはひとつだけ。子どもの歩調に合わせて歩くこと。大人にとっては何でもない道でも、子どもにとっては、発見の連続です。
立ち止まってもいい。遠回りしてもいい。どんなに小さなことでも、親子でひとつ「見つけた」経験は、その子の中に、ちゃんと春として残っていきます。




























