【パパコラム】子どもが行きたい公園だけじゃなく、“パパが行きたい公園”に連れて行こう!

【パパコラム】子どもが行きたい公園だけじゃなく、“パパが行きたい公園”に連れて行こう!

&あんふぁんをご覧の皆さん、こんにちは!“パパって最高!”な社会を目指す子育てポータルサイト「パパしるべ」編集長の杉山です。パパ歴は22年。早くも長女が孫を生んだので40代にして新米おじいちゃんでもあります。

孫を見ながら「やろうと思っていること」

おかげさまで初孫はすくすく育って1歳4か月。もうガンガン歩き回るようになっています。よちよち歩きがかわいくて仕方ない期間はそれほど長くないと重々承知しているので、今のうちにたくさんお散歩に行こう!と考えて、日々、あいている時間を見つけては短時間でも外に連れ出すようにしています。

ただ、おかげで僕は孫にとって「とにかくどこかに連れて行ってくれる人」という認識が進み、今では僕の顔を見るとアウターを持って近づいてきて「どこか連れて行け!」と催促されまくりです。それはそれでありがたいんですけど、ちょっとリビングに飲み物を取りに行っただけの時でもお出かけモードになってしまうとちょっと困ったりします。

今はまだ、歩くのがやっとなのでお散歩が中心ですが、これから公園にも頻繁に行くようになってくるはず。その時に、今回もやろうと思っていることがあります。

「あの公園に行こうよ」ではなく「あの公園に行きたい」

ありがたいことに、うちの周りには歩いて行ける範囲にバラエティに富んだ様々な公園があります。

地域の人に寄付されたおもちゃの乗り物であふれる通称「ブーブー公園」や、最近減ってきたブランコで遊べる公園、ちょっと遠いけどターザンロープがある公園、遊具の下にクッション性のある素材が敷かれている割と新しい公園などなど。

娘の時もそうですが、いろいろある中でお気に入りの公園ができます。もちろんそれは鉄板として、ありがたい存在なのですが、毎日毎日連れて行かれるとこちらとしては「またあそこ?」となってきてしまうのです。別にこっちが遊ぶわけではないけど、なんだかこちらの意図とは関係なく振り回されているような感覚になるんですよね。

そういう時に「たまにはあっちの公園に行かない?」と尋ねると、娘としては「えー、こっちがいい」というお決まりのパターンにハマってしまいます。ただ、これってさりげなく誘導している感じで、基本的には娘の決断にゆだねているんですよね。どんな手を使ってもその考えを誘導するのは至難の業であり、振り回されていることには変わらないと思います。

そこでアプローチの仕方を変えました。

まず、娘に意思を問う。そこまでは変わりません。そのあとに「パパはあっちに行きたい」とこちらの意思を同じように主張するのです。いきなり娘が「じゃああっちに行こう」とはなかなかなりませんが、主張を続けているうちに「パパ、あっちの公園好きだよね?」と行きたい公園がそれぞれ違うということを認識し始めます。

そして、「わかった。今日はあっちの公園に行こう」と言うケースが出てくるのです。

そんな時、「今日はパパが行きたい公園に付き合ってくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えることを忘れずにいました。すると、その後、娘の行きたい公園に行くと、帰りに「パパ、付き合ってくれてありがとう」と言うようになったのです。

これってとても大事な視点だと思います。

「パパは決して私の言いなりではなく、あくまで自分が行きたいところがあるけど、折れてこっちに付き合ってくれている」という認識は、友達との関係性も重要なことだと思います。また、こっちも振り回されているのではなく、たまにこちらの主張も聞いてくれることで、嫌々行く感じではなくなります。

コロナ禍を経て、中学生になった今も言いたいことが言える仲に

娘がもう少し大きくなって小学生になった時。ちょうどコロナ禍にあたり、ほとんど学校に行けないときにこの経験は大きく役立ちました。毎日、ほとんど人がいない早朝に二人で起きて、どこの公園に行くかを話し合い、短くても遊びに行く日々でした。

その時、ストレスなく二人で過ごした時間こそ、中学生になった今も言いたいことが言える気が置けない仲間になれたのではないかと感じています。

得てして我々親は子どもの気持ちを優先する選択をしがちです。もちろんそれも大事ですが、親にも親のやりたいことや行きたい場所があることを子どもとも共有できることで、さらに踏み込んだ関係につながるんだと思います。 この経験を活かして、孫に対しても堂々と自分が行きたい公園を主張していこうと思います。皆さんもぜひ子どもよりも自分が行きたい公園を見つけることからはじめてみてください。

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担当カテゴリー

学び・遊び・教育

兼業主夫放送作家 杉山錠士

1976年、千葉県生まれ。兼業主夫放送作家(株式会社シェおすぎ所属)。子育てポータルサイト「パパしるべ」編集長。ファザーリング・ジャパン会員。アドラー心理学勇気づけ勉強会ELMリーダー。品川区内小学校の現役PTA会長。21歳と13歳という年の離れた2人の娘、1歳の孫を育てる兼業主夫放送作家として、「ちょうどいいラジオ」(FMヨコハマ)「宮﨑薫のHump Night With Me」(TOKYO FM)などFMラジオを中心に情報番組、子育て番組などの構成を担当。「日経DUAL」をはじめWEBメディアでは各種コラムや記事を執筆。地域ではPTA会長やパパ会運営を歴任。FJ内プロジェクト「秘密結社 主夫の友」では広報を担当。「日大商学部」「筑波大学」や大田区両親学級、品川区男女共同参画課などで講演を実施。著書に「新ニッポンの父ちゃん~兼業主夫ですが、なにか?~」(主婦の友インフォス情報社)「急に『変われ』と言われても」(共著:熊野英一 小学館クリエイティブ)

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