もうすぐ新学期!ママがかけるべき子どもが伸びる魔法の言葉とは?

まずは成長を認める「1年間よくがんばったね」からスタートしよう!

どんな子にも「1年間よくがんばったね」と声をかけてあげたいです。子どもを認める方法にはいくつかありますが、その一つが「プロセス承認」です。結果だけではなく、そこに至るまでの努力や過程を認める関わり方です。1年間を振り返ると、うまくいったことばかりではなかったはずです。友達との関係、勉強や活動など、子どもたちは日々さまざまなことに向き合いながら過ごしてきました。

時には悩んだり、うまくいかなかったりすることもあったでしょう。それでも毎日園や学校に通い、この1年を過ごしてきたこと自体が大きな成長です。「がんばってきたね」「いろいろなことを乗り越えてきたね」と、その歩んできた過程を認める声かけが、子どもの次の一歩につながっていきます。

できたこともできなかったことも全部人生の宝物

子どもたちは、この1年を振り返るとき、楽しかったことだけでなく、うまくいかなかったことや悔しかったことも話してくれるかもしれません。そんなとき、つい大人も同じように否定的な言葉で返してしまうと、その出来事がより強く悲しい記憶として残ってしまうことがあると思っています。でも、長い人生の中で見れば、うまくいかなかった経験もすべて大切な学びになります。

まずは子どもの言葉を受け止めたうえで、少しだけ前向きな視点で伝えてみると、子どものとらえ方が変わります。たとえば「勉強ができなかった」と話したときには、「これから伸びるところがたくさんあるね」と伝えてみるなど、大人の言葉の向け方一つで、子どもの中に残る記憶は変わっていきます。大好きなおうちの人から言われる言葉だからこそ、ポジティブな言葉で届けていきたいなと自戒を込めて日々思っています。

いちばん大切にしたい「あなたがここにいてくれてありがとう」

子どもにとって、いちばん大きな自信につながるのは「存在承認」です。何かができたから認めるのではなく、「あなたがここにいてくれることがうれしい」と、その存在そのものを受け止めてもらうことです。親や身近な大人からそうした言葉をかけてもらうことで、子どもは「自分は大切な存在なんだ」と感じることができます。「あなたなら大丈夫」「一緒にいられてうれしいよ」そんな言葉は、子どもの心に静かに残っていきます。

この1年間、元気に過ごしてきたこと自体がかけがえのないことです。無事に1年を過ごせたことを一緒に喜び、その存在を認めることが、次の新しい一年への大きな力になっていきます。

子どももママも「1年間おつかれさま」

最後に、子どもだけでなくおうちの方にも伝えたいことがあります。毎日の子育て、本当におつかれさまでした。私は専業主婦として過ごした時期も、フルタイムで働いていた時期もありますが、どちらの立場でも別の大変さを感じました。家庭のこと、仕事のこと、子どものこと…気がつけば走り続けていた1年だったという方もいるのではないでしょうか。子どもの頑張りを認めるように、おうちの方自身も「よくがんばった」と自分に声をかけてあげてください。

春休みは何かと忙しい時期ですが、少しでもほっとできる時間がありますように。どうかご自身の体も大切にしてください。そして親子でまた来年を、新しい気持ちで迎えられることを心から願っています。

ライター

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ママ先生 あすか先生

あすか先生こと池田明日香(いけだあすか)。公立小学校教員、4歳2歳のママ。ママをサポートするための母子手帳トレーナー(乳幼児の発達、ママの心理等)の資格を取得。学級の子どももわが子も学びを楽しみ、幸せに生きていけるように、母になってからも様々なところで学び、コラムを執筆。

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