いつも自分のことばかり話す友だちにモヤモヤ…話をもっていかれないようにする方法、しばぴーが教えます

いつも自分のことばかり話す友だちにモヤモヤ…話をもっていかれないようにする方法、しばぴーが教えます

芸人300組にネタを提供してきた作家「芝山大補」さんこと「しばぴー」が、お笑い芸人が使っているコミュニケーションの技術を伝授し、お子さんや保護者のコミュニケーションの悩みに答える『教えてしばぴー!人生が楽しくなる「コミュ力」レッスン』。今回のお悩みは…?

case. 今回のお悩み

「いつも自分のことばかり話すお友だちがいて、誰かが話していても、自分の話にもっていってしまうそうです。どう対応すればよいですか?」

質問ありがとうございます。よく自分ばかり話す人や話を取っちゃう人がいます。そういう人と会話していても自分が全然話せないので楽しくないですよね。また当の本人は楽しそうにしているのでなかなか注意しづらい。

今回は、そんな難題をしばぴーが解決したいと思います。ぜひ参考にしてください。

対処法1.話す前にお願いする

さっそく一つ目ですが「話す前にお願いする」というもの。まずはこちらをご覧ください。

■例1

A「あのね。昨日家族で旅行に行ったんだけど〜」

B「ねぇ!そんなことより私ね!良いシールを手にいれたの!見て見て〜!」

A「うん。(話したかったのになぁ)」

おしゃべりな人と会話している時は、例1のように話を取られることがあるはずです。こういう時は話す前にお願いをしましょう。

■例2

A「あのさ!Bちゃんに話したいと思ってた話があって!聞いてほしいの!」

B「え?なに?」

A「わたしさ、昨日家族で旅行に行ったんだけど〜」

B「うん!」

こんなふうに話す前に「Bちゃんに話したいと思ってた話があるから聞いてほしい!!」とお願いしておきます。このお願いの仕方だと真っ先に話を伝えたいと思うぐらいBのことが好きというアピールになっていますから、快く話を聞いてくれる流れになると思うんです。

もし仮に、その後に話を取られた場合は「ちょっとまって!まだBちゃんに話したいと思ってることがあって〜」と続けて自分の話に戻すこともできます。 こうやって聞く役割を相手にお願いすると、相手は聞き役をしなきゃダメになります。自分の話を奪われたくない時は「話す前にお願い」をしましょう。

対処法2.興味を過剰にアピールする

続いて、二つ目ですが「興味を過剰にアピールする」というもの。例えば、自分ではない誰かが話を取られる状況ってありますよね。そんな時は元々話してた人へ話を聞きたいとアピールしましょう。

こちらをご覧ください。

■例3

A「このあいだ〜旅行に行ったの〜!」

B「旅行といえば〜私このあいだ〜!!」

C(あっ!Aちゃんが話を取られた)

ここで「話を聞きたいアピール」をAにするんです。

■例4

A「このあいだ〜旅行に行ったの〜!」

B「旅行といえば〜私このあいだ〜!!」

C「ちょっとまって!Aちゃんの話気になったからもう少し聞かせて!それでそれで?」

このように、Aちゃんの話を聞きたいアピールをしたことでBが話をしにくい空気になりました。これができれば話を取られた人を救うこともできるので孫の代まで感謝されることでしょう(言い過ぎ)。

だれかが話を奪われた時は「聞きたいアピール」で話の主導権を元に戻してあげてくださいね。

対処法3.レッテルを貼る

最後は、「レッテルを貼る」です。自分の話ばかりする人は、話を聞く側に興味がないことが多いです。なので、話を聞く姿勢を褒めてあげるんです。

例えば、ふとした時に「〇〇ちゃんに話を聞いてもらえると話がスッとするんだ。すごい聞き上手だね」や「〇〇ちゃんにうんうんって話を真剣に聞かれてるとすごい気持ちが良いんだ。すごい聞き上手だね」。

こういうことを伝えることで、相手に「話を聞いてる側だと褒めてもらえるんだ」「私って聞き上手なんだ」と思わせます。そうすれば、話を聞く側の魅力に気づいてくれるかもしれません。

さらに、これは心理学の「レッテル効果(ラベリング効果)」もあります。簡単に説明すると、人はレッテルを貼られるとそのレッテル通りの行動をするようになってしまうのです。

つまり、今回の場合で言うと「聞き上手」というポジティブなレッテルを相手に貼ることで、相手は聞き上手というレッテル通りの行動をするようになるということです。

他にも「〇〇さんって優しいですよね」と言えば、相手はあなたの前では優しい人でいようとします。レッテル効果は割と応用がきくので覚えておいて損はないです。

なので、普段から「聞き上手だよね」と褒めておきましょう。そうすれば、レッテル効果で相手が話をよく聞いてくれるようになるかもしれませんよ。こちらの効果は積み重ねていく必要がありますが、ぜひやってみてください。

この3つの方法で自分の話も人の話も奪わせないようにしましょう。

会話の主導権を上手にコントロールしよう!

今回のまとめ

では、今回のまとめっ!

【会話で話せるようになるためのポイント】

  • 話す前に「〇〇ちゃんに聞いてほしい話があるの」とお願いする
  • 誰かが話を奪われたら、奪われた相手への話に関心を示す
  • 普段から「聞き上手」と褒め、レッテルを貼っておく

【TikTok】こちらの動画も参考にしてみてね!

@shibapi212 #芸人300組のネタ作家 #しばぴー #tiktok教室 ♬ オリジナル楽曲 – しばぴー

いよいよ4月ですね。
新しい環境に入るお子さんも多いと思うので
今一度、「教えてしばぴー人生が良くなるコミュ力レッスン」の記事を読み返して
必要な技術を教えてあげてくださいね。

では!また来月お会いしましょう。

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関連記事:堂々とトークができる人と、できない人の違いには法則があった!お笑いのネタ作家しばぴーが教える、発想の転換法

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学び・遊び・教育

ネタ作家 芝山大補

お笑い芸人300組以上のネタ作家を務める人気お笑い講師。2007年NSC大阪校入学。2009年・2011年にはキングオブコント準決勝進出。ネタ作家に転身後は、賞レースのファイナリスト、セミファイナリストなどのネタ制作に携わる。
「笑いの力で人間関係に悩む人を救いたい」という思いから、お笑いの技術を言語化。2022年には「おもしろい話し方 芸人だけが知っているウケる会話の法則」(ダイヤモンド社)を出版し、2024年2月には7万部を達成。現在は大学や企業の講演でも活躍中。その他の著書に「お笑い芸人が教える みんなを笑顔にしちゃう話し方」(えほんの杜)がある。

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