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【梅小鉢】言葉を大切にする子育て「急ぎのときは“のぞみのスピードで”」
あんふぁんWebでコラム「梅小鉢・高田の毎日寝落ち」を連載いただいていた高田紗千子さん。「&あんふぁん」では、相方の小森麻由さんとのリレー連載「梅小鉢のとりあえず座りましょ!」が毎月スタートします。
10月は、1歳と5歳の育児中の高田紗千子さん。忙しい育児生活の中で、感じたことや実践していることなどを、等身大の言葉で綴ってもらいます。
子育てで大切にしているのは、言葉です
リニューアル1回目ということで今回は改めて「子育てで大切にしていること」をテーマにお話しようと思います。大切にしている事はたくさんありますが、自分自身の中で「言葉」をすごく大切にして来たなぁと思います。
まず、毎日ぎゅっと抱きしめながら「大好き」や「生まれて来てくれてありがとう」と言う気持ちを言葉にして伝えることは息子達が生まれてからずっとしてきました。
普段何気なく発している言葉ですが、ちょっとした言葉の言い回しや言葉選び、答え方などとても奥が深く難しいなと感じることもあります。だからこそお互いが素直に幸せな気持ちになれる言葉はたくさんかけています。
おばけ来るよ!置いて行くよ!は言いません
きっとその場しのぎで嘘やいい加減な事を言うのは簡単。でも、その積み重ねが親子の信頼関係にも影響してくるのかな、、と思うと普段の発言に責任を持たないと!とつくづく思います。
なので「おばけ来るよ!」「もう置いて行くよ!」などと言う言葉は、実際おばけも来ないし実際置いて行かないので私自身は使ってきませんでした。
(最近まで自分の年齢を息子に16歳と大偽りしていた私が言っても何の説得力もありませんが。。笑)
急いでほしいときは「のぞみのスピードで」
また、息子に何かお願いされたときに、まず否定する言葉を第一声に発しないようにもしています。例えば用事している最中に長男に「抱っこ!」と言われたらまず「いいよ〜」と言います。
その後に「じゃあこの用事だけ終わったらすぐ抱っこさせてよ〜!」と言うような言い方を心がけています。
大人でも誰かにお願い事をして第一声「今それ無理!」と言われたら悲しいですもんね。
そして朝は、特につい言ってしまいがちな言葉殿堂入りの「早くして!」。
この「早くして!」を息子の好きな新幹線に例えて「今からのぞみのスピードでいける?」に変えるだけで息子自身も張り切って動いたりするんですよね。
息子の気持ちになると「早く!早く!」と急かされるより遊び心を入れた方が気持ちよく出発できるし、いいに決まってます!
ただ、それがなかなか出来ないのが現実。
今朝も「早くして!」の「早くし、、」まで出てしまい、独り言かの様にかき消しましたが、ほぼ言っちゃってるのでかき消せてないと思います。
「ご飯食べたらデザートないよ!」あれ、違う?!
子どもに対して色んな思いがありますが、その思いも言葉の選び方一つで子供自身が優しい心を持てたり、ポジティブ思考になれたり、親も笑顔が増え、もっと子どもを尊重出来るのかなと思います。
「早くご飯食べないとデザートないよ!」と言うような脅し言葉にも気をつけていますが
「ご飯食べたらデザートが待ってるよ〜」と言いたかったのに
余裕がない時は「ご飯食べたらデザートないよ!」と言葉の変換がめちゃくちゃになることも多々あります!笑
おどし言葉を言い換えるとき、言い間違いにご注意を