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[今回のテーマ]年齢、教育、金銭感覚…「ママ友と壁を感じた瞬間」
育ってきた環境も年齢も違うお友だち、それがママ友。そんなママ友とのお付き合いで、ちょっとした壁を感じることもありますよね。壁を感じたけれど、それを取り払って仲良くなったという人もいるのではないでしょうか。今回は、年齢、教育、金銭感覚など、「ママ友と壁を感じた瞬間」について、エピソードを集めました。
2024年1月17日~2月18日、あんふぁんWebでアンケートを実施。回答数93件
イラスト:たかはしみき
年齢の差はなかなか大きい
結局、わが家では壁を受け入れることにして、無理に若作りはせず、ありのままに生きていくことにしました。なにせ、会社であれば部下の世代ですから(ジョジョママ、43歳)
ママ友さん、若いだろうなとは思っていたけれど、会話の流れからひと回り以上年下ということに気づいてしまいました。さすがに年齢を告白したら引かれてしまうかなと思い、年齢を明かすことなく、卒園とともに疎遠となり今に至ります。壁は大きかったです(マリヴォンヌ、44歳)
10歳離れているママ友がTikTokの話をよくしているが、私は見たこともない。でも私の好きな歌手がTikTokでおもしろいらしいので、どんなことをしているか聞くなどしている(naaa、34歳)
金銭感覚の差を感じる
子どもの友だちの家に遊びに行くときに毎回お菓子を持って行くのですが、みなさんかなり値段の高いお菓子を持ってくるので困っています。私は手作りのお菓子を持って行ったりするのですが、ほかの人はアイスクリームの詰め合わせや有名なロールケーキ、お取り寄せのお値段高めな焼き菓子など、子どもはあまり食べないと思うようなものばかり…。毎回高いお金を出すわけにもいかず、断るようになりました。子どもは園で仲良く遊んでいるようなので、これで良かったのかも(OHANA、45歳)
ランチに誘われて行くことになり、お店も予約してくれてありがたかったのですが、当日行ってみるとランチの金額が5000円だったのでめちゃくちゃびっくりしました。ママ友は、たまにはママも贅沢しなくちゃなんて言っていましたが、そのお金も余裕もありません(ゴリラの飼育員、38歳)
少しの距離でもタクシーに乗るママ友。私は乗りたくないので、待ち合わせは現地集合にしています(ルュミ、45歳)
節約志向が強い
クーポンやサービスデーにうるさいママ友がいます。ランチ会はクーポンのあるお店やポイントの貯まりやすい日に。子育てサークルの備品を購入しないといけないときは、お買い物マラソン実施日に合わせます。お得情報を教えたいのか、LINEでURLを共有してきたり、クーポンを渡されたりして困っていました。「行く予定がないから」と最初は断っていましたが、最近はお礼を言って受け取るようになりました。10回に1回にもならない頻度で利用したことを伝えると喜んでくれるので、今は前ほどに苦痛を感じなくなりました(コタアキトラ、46歳)
食事に行こうと誘ったのに、今金欠だから…という理由で断られてしまうと、金銭感覚の違いでその後も付き合いにくくなってしまいました(マカロン、34歳)
節約志向が強くて、マクドナルドでドリンクのSサイズしか頼まず、はなまるうどんなどのコスパが良いうどんしか外食しないというママ友とは、その後あまり会わなくなりましたが、今は仕事しているらしいので、気兼ねなくお茶できそうです(レモン、51歳)
習い事の数や費用
習い事をさせてあげたいと思ってはいても、お金がかかるので1つの習い事でもためらっていましたが、同じ年齢の子どもを育てているママ友は、水泳、そろばん、英語とたくさん習わせていて、差を感じました(すーちゃん、32歳)
いくつも習い事を掛け持ちして教育資金を惜しまないママ友には驚いたけれど、人それぞれだと気にしないようにしました(マイコ、45歳)
人気の新興住宅地に住んでしまい、周りはお金持ちの家庭ばかり…。習い事も高いところばかりなのですが、みなさんいくつも通わせていて、最初はあまりにもわが家と金銭感覚が違いすぎて戸惑ってしまいました。でも今では、「うちは習い事は楽しめればOK、1人1つと決めているから」と割り切ってオープンにお付き合いできるようになりました(さおり、38歳)
教育熱心についての温度差
小学校受験を絶対するという保育園のママがいた。保育園でもドリルをさせるように先生にお願いするも、園長よりお断りされ、転園。受験に直結する遊びは積極的にしていた。その子からは0時まで勉強していると聞いた。子ども同士は仲が良く、ある休日に遊ぶことに。ママの話も聞いてみると、価値観や考え方がわかり、そういう教育方針もあると受け入れることができた。小さいうちからお受験は賛否両論あるが、のびのび遊ぶことも大切だよーと伝えて打ち解けた(ゆうまろん、40歳)
すごく調べ物が好きで教育熱心なママと話していて、世の中のお母さんはそこまで調べたり知識があるものなのかなと、自分のふわっとのんびりした育児と比べ壁を感じたことがあります。話しているときは「そこまで調べるなんてすごいなあ」「すごく勉強になるよ!」と話を聞いて終わりましたが、基本的にはそれぞれのおうちのやり方があると思って、その場の話で終わらせています(くろちゃん、36歳)
子どもの育て方の違い
学生からの友人は、子どもと距離をとり、親離れを早くさせてあげたいタイプ。私は子どもと一緒に行動したいタイプ。その友人と子ども抜きで遊園地に行こうと言われたが、行ったとしても頭から子どものことが抜けず、罪悪感だけ残りそうなのて、素直に子どもが一緒に行ってくれなくなる年齢になったら一緒に行こうと伝え、友人も納得してくれた(はる、40歳)
第1子出産後に病院で出会ったママ友。とにかく心配性で、私自身もかなりの心配性だったのですが、それをはるかに上回る脅威の心配性。親子で一緒に遊んでいるときも、おむつ替えは時間を決めて1時間に必ず1回、ミルクも昼寝も決められた時間に。とても良い人で好きだったのですが、遊ぶときにどうしても別行動になってしまい、段々と疲れてきた自分がいて、残念ですがそのまま疎遠となりました(むげん2、34歳)
子育て支援で会ったママ友で、ママ友の子が年少、私の子が満3歳児でしたが、テレビは1日30分、ポテチは食べさせないなど教育の仕方が違いました。わが家は何を見ても何を食べても良いので驚きましたが、家が近く、子ども同士が楽しそうに遊んでいたので、親の考えの違いはそんなに苦にはなりませんでした。教育方針の話はなるべくしないように気をつけました(健美、35歳)
保育園の保育方針の内容で、思ったより子どもに厳しいと思っている派とそう思っていない派で分かれていて、今距離感を探っているところです…(まりあ、33歳)