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子どもを怒ってしまい自己嫌悪に陥ったときに私が行っていること

子どもを怒ってしまい自己嫌悪に陥ったときに私が行っていること

思えば私も息子もまだ親子2年目だった

まだ息子が0歳だったときは、私は息子に怒鳴ったり腹が立ったりすることはないだろうという自信がなぜかすごくあったんですけれど、1歳を過ぎた頃からその謎の自信はいともたやすく打ち砕かれました。

散らかった部屋にできていない洗い物。時間通りいかないスケジュールにスムーズに動いてくれない息子。やりたかったことが今日もできなかったと落ち込む夜。子どもがいる家はそういうものだと知りながらもついていかない気持ち。

育児ノイローゼで、つい子どもに手をあげてしまったお母さんをテレビで観ると、「自分は絶対にしない」という意思があるから大丈夫だと思いながら、私とニュースになったあの人は、実は紙一重の位置にいるのだと感じることが多々あります。

そんなとき、もう気持ちが落ち込んで苦しくなってどうしようもないときは、息子を抱えて洗面所の鏡を見に行きます。どれだけ喋れるようになって、歩けるようになっても、小さな息子は私の腕に抱かれているのです。

普段向き合っている息子と鏡ごしで見る息子はどこか違うように見えて、「私たちはまだこんなに小さかったのだ」と思い知らせてくれます。

私たち、親子になってまだ2年しか経ってなかったね。じゃあこんな日があっても仕方ないかぁ。

ライター

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絵日記・漫画家 chiiko

息子・ぐっちゃんとの忘れたくない思い出を漫画にして残しています。電子書籍「ぐっちゃんパフェ」発売中。

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