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アバターで学習や仕事ができるようになる!?「バーチャル大阪」
バーチャル大阪は、未来大阪プロジェクトが運営する都市連動型メタバース。子育てファミリーにはあまり関係がないものと思っていませんか? 実は近い未来、とっても身近な存在になる可能性があるのです。
※メタバースとは、ユーザーがアバターを使い、さまざまな体験やコミュニケーションを楽しめる仮想空間、またそのサービスのこと
2025年大阪・関西万博、さらにその先の未来に向けて、世界に大阪の魅力を創造・発信する場として2022年2月に本格スタート。「新市街」エリアには、道頓堀の街並みや海遊館、大阪城、スカイビルなどのランドマークが並び、ジャンプ台を使って高く飛ぶと上空から景色を眺められるなど、バーチャル世界ならではの楽しみ方がいっぱい
この人に聞きました
宮原広志さん
博報堂 アクティベーションディレクター
プロモーション領域を軸としながら企業のコミュニケーション戦略・クリエイティブ制作に携わり、直近では地方自治体や各種パートナー企業との「都市連動型メタバース」企画・推進に従事。
子どもたちの自由な発想を刺激 新しい学びの場を生み出す仮想空間
Check1 リアルでは難しいこともバーチャルなら楽しめる
バーチャルの世界では、リアルではできないことができるんです。例えば、先日バーチャル大阪に先行してサービスを開始している「バーチャル渋谷」では、NHKの教育番組とコラボしたイベントを実施。子どもたちにどんな街があったらいいと思うか聞いたら、思ってもいないアイデアがどんどん出てくるんですよ。交差点に大きなモアイ像がある、空からフランスパンを降ってくるなど。バーチャルの世界なら、それを全部実現できるんです。今、バーチャル大阪でも、twitterで面白いアイデアを募集中です。
Check2 リアル×バーチャルの連携で学びや発表の場に!7月18日(月)・19日(火)にはイベントも
現在注目が集まっているプログラミングやロボットなどのデジタル教育のシーンにも参加しています。今春に大阪で実施された子ども向けのイベント「キッズテックエキスポ」では、バーチャル大阪は仮想空間を立ち上げ、アバターの顔を書いて動かす体験などを提供しました。一方で、バーチャル大阪を活用して、中・高校生向けのデジタル関連部活をサポートする構想なども進められています。2022年7月18日(月)・19日(火)には、大阪・関西万博1000日前イベント「ATC TEAM EXPO DAY」を開催。リアル(ATCの会場)とバーチャル大阪で、お笑いライブや高校生による音楽ライブなどを生配信予定です。ぜひバーチャル大阪から参加してみてください。
Check3 コミュニケーションや働き方まで変わる!?
今までのママ友との井戸端会議が、バーチャルの世界ではアバター同士でできるようになります。バーチャル上では世界中の人々とグローバルにつながることができるので、英会話を学ぶ場などにもおすすめ。また、バーチャル空間で仕事をする「メタジョブ」という試みもスターしています。自宅からでも、海外からでも、障がいなどで歩けなくても参加でき、メタバース空間の観光案内スタッフとして働くことができます。案内など交流しているうちに仲良くなり、スタッフに会いたいとやってくるユーザーも出てきています。コミュニケーションや働き方まで大きく変わる可能性を秘めたバーチャル大阪、一度遊びに来てくださいね。
※バーチャル大阪は、スマートフォン、PCなどから参加できます。参加にはclusterの無料アカウント作成と、アプリのインストールが必要です。
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