パパが公園に持って行くと意外に役立つアイテムとは
あんふぁんWebをご覧のみなさん、こんにちは! 子育てポータルサイト「パパしるべ」の編集長の杉山です。
わが家の子どもたちはとにかく公園が大好き。2人とも割と早い月齢で保育園に入ることができたので主に週末にはなりましたが、数え切れないほど公園に行きました。
公園担当はパパ
妻は子どもの頃からインドア派で、外遊びが苦手。太陽の光を浴びるのも好まないし、汚れることが嫌いなので、公園担当はパパ一択。ついでに公園で汚れたモノを洗うのもパパ一択。なかなか大変ではありましたが、その分、公園での遊び方についてはいくら汚れようと、口は出さないので自由でした。
注意を受けるとしたら、服のこと。汚れていい服はどれなのか?石のすべり台をガンガン滑らせて穴をあけてしまったときには、さすがに勘弁してくれと言われました。
最近では長女と公園に通っていた15年前くらいと比べて、とにかく公園にパパが増えました。昔もパパはいたのですが、今とは違って一緒に遊ばずにベンチで携帯電話を見ているパパが圧倒的に多かったなと思います。
姉妹で遊び方はそれぞれ
同じ親から生まれても性格は全然違うのが兄弟や姉妹というもの。ご多分に漏れず、わが家もそうです。
長女はひとつのものをイヤというほど続けるタイプ。中でも特にブランコが好きでした。混んでいる時は当然順番を守る必要があるので、そこまででもなかったですが、空いている時には1時間以上ブランコに乗り続けることもざらでした。基本的に背中を押すだけなので、ラクではあるのですが、あまりに変化がないので、確実にこっちが飽きます。ただただ揺れているだけなのに、いったい何がそんなに面白いのでしょうか?すでに成人した長女に聞いてみましたが「面白いものは面白かった」という身も蓋もない回答しかもらえませんでした。
一方次女はというと、とにかく登ります。なんでもかんでも。足が速いとかそういうわけでもなく、運動神経は普通だと思うのですが、割と身が軽いようで、大人が追いつけないくらいのスピードでてっぺんまで登り詰める。本来登って遊ぶ遊具でなくても登れそうだと判断したらひとまずチャレンジ。そして、そのまま今度は横移動。他に同じように遊んでいる子を見たことないほど独創的なんです。
ある程度大きくなって、長女はやっぱりコツコツ努力ができるタイプとなり、一つの道を究める方向へ。次女はやっぱり落ち着きがないものの独創的な力が生きるアート系の方向へ。公園での遊び方がここに繋がってくるとは思いませんでした。
公園に持って行くモノ
乳幼児の時は、近所の公園であっても持って行くモノが多かった。これは男女を問わずだと思います。オムツや哺乳びん、タオル、水筒、レジャーシート、着替え、ティッシュ、ウェットティッシュ、消毒液など応急処置グッズなどなど。もうとにかくパンパンのバッグを持って通いました。
そして、2歳から3歳以上になってくると、何かあればサッと家に帰れば済むことも増えるのでだいぶ持ち物が減ります。ただ一方で遊び方が変わるので、それに対応する必要が出てきます。
だいたい2,3歳から未就学児の間に、僕がいつも公園に持って行っていたもので、割と使えたなと感じているモノをお伝えします。
■綿棒
一本ずつ包装されているタイプを数本バッグに入れていました。風の強い日とかは耳の中も汚れるので帰る前にちゃちゃっと掃除するのにも使いましたが、地面に並べて何かの形を作っても楽しいです。僕はよく星型を作らされました。あとは「ここから先は行っちゃダメ」という目印にしました。
■つまようじ
何でも落ちているモノを触ってしまった時期に大変助かりました。銀杏とかもわしづかみ。これは本当に参りました。そんなときに「触らないでこれでツンツンしたりして」と渡したらやめてくれました。他にも拾った落ち葉を使って、つまようじで刺して繋げたり、いろいろ使いましたね。
■ピンセット
これはどちらかというと大人の感覚ですが、ピンセットを使うと実験みたいな雰囲気になります。一緒にドングリを拾ったりするときもピンセットだと「拾う」というより「採取」という感じになります。あと、虫が苦手な人にはオススメ。よくわからない虫を「捕って!」と言われた時にこれならつかめます。100均のヤツで充分。
■風船
行く前からボール遊びをしようと話している時はボールを持っていけばいいですが、現地で突然言われることも。風船を一個入れておくと、飽きてきた頃に膨らませてポンポンするだけで、結構遊べます。あと、その場で友達に会ったりしたときも一緒に遊べるので便利。しかも小さいのがうれしいところ!
■ジップロック
いろいろなサイズがありますが、オススメは100均で売っている5cmくらいの小さいもの。子どもって石とか木の実とかとにかくいろいろなものを拾って持って帰りたがります。手で持って帰るわけにもいかないし、カバンの中に直接入れるのもちょっと。そんなとき、これに入れればOK。口さえちゃんと締めれば砂でもいけます。ただ、たまに液体を入れてようとするので、それだけは断りました。
いろいろなモノをバッグに入れておくと、公園に限らず意外な場面で活躍することがあります。使い方も想像力次第で無限に広がります。僕の場合、気がついたらバッグが四次元ポケットみたいになっていましたが、子どもたちはそれが楽しかったみたいです。
ふと見回してみると、実は結構家の中にも遊べるモノがあると思います。せっかく遊びに行くなら自分も楽しみたいところ!子どもよりワクワクしながら行けるようになれば、公園がもっと最高の場所になるはずです!
さあ、あなたは何を持って公園に行きますか?
教えてくれたのは
杉山錠士
1976年、千葉県生まれ。
兼業主夫放送作家(株式会社シェおすぎ所属)。子育てポータルサイト「パパしるべ」編集長。ファザーリング・ジャパン会員。
18歳と10歳という年の離れた2人の娘を子育てする兼業主夫放送作家として、FMラジオを中心に情報番組、子育て番組などの構成を担当。「日経DUAL」をはじめWEBメディアでは各種コラムや記事を執筆。
地域ではPTA会長やパパ会運営を歴任。FJ内プロジェクト「秘密結社 主夫の友」では広報を担当。「主夫の友アワード」「娘のためのパパ家事スクール」「パパ家事サイエンス」「日大商学部」「筑波大学」や大田区両親学級、品川区男女共同参画課などで講演を実施。子育てアイテム「パパのツナギ」企画制作販売、パパ向けスクール「スゴパパ工場」工場長。
■著書
*新ニッポンの父ちゃん~兼業主夫ですが、なにか?~(主婦の友インフォス情報社)
*急に「変われ」と言われても(共著:熊野英一 小学館クリエイティブ)
ナビゲーター
担当カテゴリー
学び・遊び・教育
兼業主夫放送作家 杉山錠士
1976年、千葉県生まれ。兼業主夫放送作家(株式会社シェおすぎ所属)。子育てポータルサイト「パパしるべ」編集長。ファザーリング・ジャパン会員。アドラー心理学勇気づけ勉強会ELMリーダー。品川区内小学校の現役PTA会長。20歳と12歳という年の離れた2人の娘を子育てする兼業主夫放送作家として、「ちょうどいいラジオ」(FMヨコハマ)「宮﨑薫のHump Night With Me」(TOKYO FM)などFMラジオを中心に情報番組、子育て番組などの構成を担当。「日経DUAL」をはじめWEBメディアでは各種コラムや記事を執筆。地域ではPTA会長やパパ会運営を歴任。FJ内プロジェクト「秘密結社 主夫の友」では広報を担当。「日大商学部」「筑波大学」や大田区両親学級、品川区男女共同参画課などで講演を実施。著書に「新ニッポンの父ちゃん~兼業主夫ですが、なにか?~」(主婦の友インフォス情報社)「急に『変われ』と言われても」(共著:熊野英一 小学館クリエイティブ)