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てぃ先生に聞いてみよう!「きょうだいげんかへの対応法は?」
現役保育士であり、さまざまなメディアで活躍している「てぃ先生」は、子育て中のファミリーに寄り添う心強い存在。そんなてぃ先生に、読者のお悩みに応えてもらいます。
今回のお悩み:きょうだいげんかへの対応法は?
きょうだいげんかへの親の割り込み方や、子どもが報告してきたときどうすればいいのかが分かりません。私自身が一人っ子できょうだいげんかの経験がないので、対応方法を知りたいです。[5歳、6歳のママ]
すぐに介入せず、子どもたちで解決できるよう導いて
けんかで親が介入し過ぎると、子どもたちの力で解決することを学べません。また、「親がなんとかしてくれるから」と、ちょっとしたことでけんかをしてしまい、けんかのハードルが下がってしまいます。ですので、手が出たり、相手の人格を否定するような言葉を使ったりした時以外はすぐに介入せず、しばらく様子を見守ってみて。今まですぐに介入していたならまずは30秒、やがて1分、3分と待つ時間を延ばし、子どもたちで解決する時間を作ってあげましょう。
子どもたちだけで解決できずにお互いの主張を親に報告してきたときは、子どもの話をしっかり聞いて落ち着かせ、話を整理してあげるのが親の役割です。話を聞くときは「まずは○○ちゃんの話をここで聞くね。□□くんは次に聞くからそっちのソファで待っていてね」と、2人の距離を離して1人ずつ話を聞くことが重要。お互いの主張を聞いたうえで、「○○ちゃんはこう思っているみたい」とそれぞれの気持ちを整理して伝えてあげましょう。その後の話し合いは2人に任せて「解決方法を見つけるのは自分たちの仕事」とすれば、問題を解決する力も身に付いていきますよ。
ここがPoint!
親が介入してこなれければ「肘がぶつかったくらいでけんかしても、遊ぶ時間も減るしつまんないな」と気付き、ちょっとしたけんかも減っていくでしょう。