【開発のヒミツ】不二家「カントリーマアム」

上：1984年発売当初のパッケージ。最初は個包装ではなかったそう。左：大ヒットとなった「カントリーマアムチョコまみれ」、右：新発売の「カントリーマアムまみれさんのおけいこBOX」

この人に聞きました

大江 幸司さん
株式会社不二家　菓子事業本部　営業本部　商品企画部　ビスケット課

営業職を経て、2015年より現職。「カントリーマアム」など数々のお菓子を担当。
小さい頃からお菓子が好き＆趣味はお菓子作りと、公私にわたりお菓子に深く関わる日々。

独特の食感と味のハーモニー、心躍るパッケージ！ 家族みんなで楽しめる「カントリーマアム」

ヒミツ1 “しっとり柔らかい”食感はアメリカの焼きたてクッキーがヒントに

「カントリーマアム」が誕生したのは1984年。当時、不二家はビスケットに関しては後発のメーカーでした。そこで、皆さんに手に取ってもらえるよう、“他にはない新しい感覚のクッキー”を目指して開発がスタート。ヒントになったのは、当時アメリカで流行していた焼きたての手作りクッキーです。外側はサクッとしているのに、食べると口の中でしっとり柔らかいという、それまで日本のクッキーにはなかった食感でした。発売後も、何度も改良を重ねながら進化を続けています。

ヒミツ2 “チョコ感”に振り切った味の「チョコまみれ」が大ヒット！

現在、多くのラインアップを展開していますが、新しい味を開発する時は、市場のトレンドを分析するだけでなく、その味が「カントリーマアム」の食感とマッチしているかどうかを徹底的に検証します。最近のヒットは、“チョコ”を2倍に増量した商品「カントリーマアムチョコまみれ」。「カントリーマアム」はチョコチップクッキーですが、その“チョコ感”にグッと振り切った濃厚な味が、予想をはるかに上回る人気で私たちも驚いています！

ヒミツ3 パッケージのワクワク感も大切　お菓子で楽しい思い出を作ってほしい

「チョコまみれ」は、パッケージにもこだわりました。ゆるっとしたキャラクター“まみれさん”のイラストが、若い世代だけでなく、幅広い年代の人々に好評。最新作、抹茶チョコチップ入りの「まみれさんのおけいこ」では、おもてなしの心を磨くために茶道のおけいこに励むまみれさんの姿が楽しめます。パッケージは、手に取った時のワクワク感や楽しい時間を想像しながら考えています。大好きで何度も食べたお菓子、みんなで楽しく食べたお菓子など、子どもにとってのお菓子は、パッケージも含めていつまでも忘れない思い出になるもの。「カントリーマアム」もそんな存在になれたらとてもうれしいです。

商品についての問い合わせ

不二家　お客様サービス室
TEL 0120-047228