#キャンプ便利グッズ「グローブ編」使い分けが楽しい!

みなさん、こんにちは。
長野県白馬村在住の清水智と申します。

以前は東京都の公立小学校で先生をやっていて、現在は教育ICTのコンサルタントや
非常勤講師などを仕事とする複業先生として、働いています。

このページでは、アウトドアを生活に取り入れる楽しさや数々の失敗談。
さらには教育移住や教育現場からの声をお伝えしていきます。

厳冬期の白馬村山麓エリア。氷点下16度、パキーンと冷えた朝焼けです。

今回のテーマはキャンプ便利グッズ「グローブ編」です。

ポイントは以下の3点です。

  1. 薪ストーブユーザー視点
  2. 豪雪地帯ユーザー視点
  3. グローブは使い分けがオススメ

薪ストーブユーザー視点

我が家の暖房器具は「薪ストーブ」です。春~夏の時期に材木を購入し(一般市民が材木を購入・手に入れること自体が薪ストーブ暮らしのスタートです)、セルフカットした後、ひたすら薪割りをします。10トン以上の薪をワンシーズン(10月上旬~5月下旬)で消費します。

その際、主に使用しているグローブ(手袋)が2種類あります。

●1.薪ストーブ用「厚手のグローブ」

こちらは、薪ストーブを使用する際に欠かせない、革製耐熱グローブです。綿製の軍手と違い、耐熱性にとても優れ、なおかつ重要なのが手首までをすっぽり覆える長さです。薪ストーブ内に手首まで入れることもありますし、持ち運ぶ薪が腕にぶつかることもあります。特徴としては手首まで覆える長さです。

ホームセンターなどには、通常の手袋サイズと同じ革製の手袋があります。こちらはアウトドアフィールドでも十分使えますが、焚き火の雰囲気を存分に味わいたい方は「手首まで覆える革製耐熱グローブ」は超オススメです! 手元のウェアなどを火の粉から守る役目もあります。

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薪ストーブ用のグローブ。自分の手に馴染んできております。

●2.薪割り・チェーンソー用「振動軽減手袋」

こちらは、薪づくりをする際に欠かせない、振動軽減グローブです。その名も「しんげんくん」。戦国時代好きにはネーミングセンスが響きます。

手のひら部分にある突起が、振動を軽減してくれる役割をしてくれますので、チェーンソーを操作する際にはとても役立ちます。布製の軍手は滑りがちですし、ゴム製の手袋ではチェーンソーから伝わる振動が肉体疲労に繋がってきます。

このグローブは10トンを超える薪づくりが終わる頃にはボロボロになってしまいますが、コストパフォーマンスに優れているため、新シーズンへの期待も込めて毎年買い直せる価格設定は大変ありがたいです。

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豪雪地帯ユーザー視点

我が家の周辺は、一晩で50cmの積雪が1シーズンに数回あり、10cm程度の積雪(首都圏では大雪警報)は日常的な風景です。50cmの積雪があるような時は、1日に数回の除雪が必要となり、除雪機やスコップなどをしっかりと握れるグリップ力、そして氷点下の気象条件の中で快適に使える保温性が求められます。そのような状況で毎日使うグローブがあります

●1.保温効果抜群の作業用「防寒手袋」

雪国エリアの皆様にはおなじみの「テムレス」です。ホームセンターで購入することができて、各種サイズそして厚さや素材の違いなど、幅広いラインナップがあります。持った感触はそれほどの重さを感じないのですが、装着感やグリップ力、そして大事な保温力に関して驚くほどのパフォーマンスがあります。スキー場のリフトスタッフの方が装着している光景を目にした方もおられるのではないでしょうか。

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●2.厚手のグローブの下に綿製のグローブ

極稀に上記のテムレスだけだと寒い時があります。また、小さなボタン操作など、テムレスを外して操作をしなければならない場面も出てきます。そういった時に素手を出すのはとても寒いです。金属を氷点下の気温条件下で触るのは皮膚が金属とくっついてしまう危険性もあります。あまりにも低温の場合は、テムレスの下に綿製のグローブをして、レイヤリング効果で手が冷えないようにします。

この時使う綿製のグローブは指先が出せるものを使っています。指先を出せることで、一時的なボタン操作なども行うことが出来ます。最近では100円ショップなどでも綿製のグローブが売っていますので、上記のテムレスとセットで使うことで低温状況下においても快適に過ごせると思われます。

グローブは使い分けがオススメ

今シーズン、2歳になったばかりの娘もスキーデビューをした我が家です。小学生・年中の兄姉たちと異なり、滑る際やリフト乗降時には支えが必須な訳ですが、この時に通常のスキー・スノーボード用グローブを使っていると非常に動かしづらいのです。かといって素手や軍手では寒いので、選んだ結果は前述したテムレス装備。これが私の中では大ヒットしております。

理由としては3つあります。

1つ目は、大人の父ちゃんとしては手が寒くない。子どものウェアの調整など細かな作業時にすぐに外せる、すぐに装着できる。
2つ目は、板を持ったり車の雪下ろしをしたりと、ハードな使用にも十分対応できる。
3つ目は、コストパフォーマンスに優れている。通常のスキー・スノーボードグローブの半額程度で購入可能です。

これまで使っていた高いグローブって一体・・・。と考える間もなく、実際の子どもたちとのスキー時間・雪遊び時間は過ぎていきます。

腰まで埋まるようなパウダーやストックをしっかり握りたい場面においては、通常の革製スキーグローブを使いますが、ファミリースキー・雪遊びレベルであれば、テムレス+αをオススメします。スキー場近くの大型スーパーやホームセンターでも手に入りますしね。

また、キャンプで焚き火や火遊びをする際には、軍手だけではなくちょっとカッコいい短めの革手。または、かなりかっこいい長めの革手を使うことをオススメします。なぜか革手をつけるとパワーアップした気分になるんですよね。

実際に火を前にした使い勝手は、軍手と比較すると圧倒的に良いです。ただし、ナタを使う際には革手は滑ってしまう可能性もありますので、十分考慮してください。

個人的には、「しんげんくん」という目的が特化しているグローブの存在も大変ありがたいです。明らかに疲労率が異なります。コスパもいいですので、ぜひ使ってみてください。

グローブの使い分けをする。使い分けそのこと自体を楽しむ。この薪ストーブ・雪国生活を始めて気づいた「遊び方」のひとつです。

圧雪車を操作したりして、学校スキー場整備も行うPTA活動。
防寒グローブは必須アイテムです。

ライター

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&あんふぁん編集部 &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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