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型紙不要!子どものシューズケースの作り方。ママの授業参観時にも活用
ママも子どもも使えるサイズのシューズケース、実は型紙不要で作ることができるんです。子どもと一緒にとっておきの生地を選んで、少し大人っぽいシューズケースを作ってあげてみませんか?
シューズケースのサイズ
小学生の子どもを持つママたちからくよ聞く「小学校高学年になると、大人と靴のサイズが変わらなくなり、シューズケースのサイズも大きくなる」問題。ママたちも授業参観などで靴袋が1つあると、便利な場面も増えるのではないでしょうか。
ママも子どもも使えるサイズのシューズケースを、型紙不要で作ることができる作り方を紹介します。
でき上がりサイズと注意点
- 本体:33cm×22cm
- 持ち手:15cm
3つの注意点
- できあがりサイズが大きすぎると感じた場合は、縦のサイズからマイナス2cmサイズで調整する。ママでも使えるサイズということで、多少ヒールのある靴でも入るサイズで想定
- 持ち手のカラーテープは持ちやすさや好み、または学校のフックの大きさなどにより、幅を選んで購入したものを使用
- 今回使用しているキルティング生地は厚みがあり、一番生地の重なる部分を縫うときは、馬力のあるミシンでないと縫うことができない可能性あり。事前に試しに数枚重ねてミシンで縫ってみるなど、要確認
準備する材料
1.B4サイズの用紙…1枚
2.表地用の生地…70cm×30cm以上
(今回はキルティングを使用)
3.裏地用の生地…70cm×30cm以上
(裏地部分は直接靴が触れる生地なので、色の濃いさらっとした生地の方が比較的、汚れが目立ちにくいため、今回はポリエステル生地を使用。ただし、コットン生地でもOK)
4.アクリルテープ…50cm程度(持ち手とDカンを留めるために使用)
5.Dカン…1個
(使用するアクリルテープと同じ幅のもの)
6.表地飾り用の生地2色め…35cm×30cm以上
(アクセントにもう1種類生地を使用しましたが、1種類だけでもOK)
7.テープタグ
(任意。なくてもOK)
※1~5は必須の材料です
作り方
1.B4サイズの用紙を型紙代わりに使用し、布を表地用・裏地用ともに、2枚ずつ裁断する
2.アクリルテープを長さ35cmと10cmの2本に切る
3.表地用飾り生地2枚の、横辺を1カ所3つ折り縫いする
表地用の生地下半分に合わせてまち針で留め、生地の端ギリギリを縫って、生地を写真のように一体化しておく(※表地が1枚の場合はこの作業は不要)
4.10cmのアクリルテープにDカンを通し、写真のように表地の生地中央に、Dカンのある輪が下になるよう合わせ、端から5mmをミシンで縫い留める
5.35cmのアクリルテープも輪にして、同様に端を縫い留める。最も重さのかかる場所なので、2度縫いをしておく
6.テープタグを付ける場合は、5の生地の右下2cm程度の場所を、生地端5mm以内のところを写真のように縫い留める
7.表・裏それぞれの、底辺になる横辺を縫い合わせて、1枚にする
8.ネームラベルを付ける場合は、裏地用生地の表面上から5cmほどのところへ、貼り付けをしておく
9.表地と裏地用生地を写真のように、2つの表面が向き合うように重ね、まち針または仮留めクリップでずれないように、両サイドを留める。そのまま両側の短い方の辺の縫い代2cmの部分を縫う
10.写真の輪のようになったら、表地・裏地それぞれが重なるように畳む
11.縫い代1cmで長い方の辺を縫う。このとき、裏地の片側中心あたりを、写真のように10cmほど縫わずに開けておく
12.開けた返し口から表側に返す
13.返し口を縫う
14.裏地を袋の中にしまい、シューズケースの形にする
15.生地のふくらみと裏地が飛び出すのを防ぐため、袋口の内側1cm部分を縫う
完成!
子どもと一緒に生地を選んで、ずっと使えるとっておきのシューズケースを作ってみてくださいね。