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昔あそび「せんべい釣り」 親子で遊べておいしい!おやつタイム
どうも、ぎゅってWeb編集部のざわPです。電子機器まみれの子どもの遊びに一石を投じるべく、親子で楽しめるアナログな遊びをご紹介しています。今回は遊べるおやつ「せんべい釣り」です。
え、誰も知らないの… 山形県庄内地方に伝わる(?)昔あそび
みなさん、「せんべい釣り」ってご存知ですか?
ざわPは小さいころ、夏休みなどで親戚が集まった時におじいちゃんや従兄弟たちとよく遊んでいました。が、編集部メンバーに聞くと全員が口をそろえて「なにそれ?」との反応(汗)。
そ、そんなはずは…とググってみると、僕の出身地、山形県の庄内地方にお住いの方のブログぐらいしかヒットしません。どうやらみんな知ってると思い込んでいた遊びは超ローカルなものだったようで。
こんげだおもしぇ遊びしらねばもってねろ~。したば、全国さ広めねまねっちゃや。
(※庄内弁訳:こんなに面白い遊びを知らないなんてもったいないでしょ。それなら、全国に広めなきゃ。)
という訳で、せんべい釣りの遊び方と魅力を全力でお伝えしたいと思います!
せんべい釣りに必要なもの
まずは主役のせんべいから。と言っても、普通の固いおせんべいじゃありません。使うのはこちら。
駄菓子屋で「ミルクせんべい」や「ソースせんべい」といった名前で売られているアレです。ほとんどの方は見たことがあるんじゃないでしょうか?
近ごろ昔ながらの駄菓子屋はかなり減ってしまいましたが、大きなショッピングセンターだとテナントで入っていたりしますよね。スーパーの駄菓子コーナーに置いてあることも。
(と言いながら、僕は「おかしのまちおか」やスーパー数軒をハシゴした挙句、2時間かかってやっとこさ京王ストアで発見)
用意するもの
ミルクせんべい、またはソースせんべい
30~50枚程度
裁縫用の針と糸
1組
適当な敷き紙
1枚
せんべいを置くお皿
人数分
敷き紙の上にせんべいを全部重ねて置き、針に糸を通したら準備完了です。
せんべい釣りの遊び方
【注】針を使うので、お子さんが怪我をしないよう十分に注意してあげてください。
1.まずはじゃんけんでプレイする順番を決めます
2.順番が回った人は針を持ち、せんべいの山に投げて刺します
ここでうまく刺さらなかったら3を飛ばして次の人に交代です。
3.針が刺さったら、糸の部分を持ってそーっと引き上げます
無事に手元まで持ってこられたらせんべいゲット!
4.次の人に交代。これをせんべいがなくなるまで繰り返します
が、園児にはちょっと難しいかも
やってみて分かったんですが、園児には山に針を刺すところがかなり難しい。我が家の次男(6歳)でも5回に1回ぐらいしか成功しませんでした。
小さいお子さんには刺さるまでやらせてあげるか、大人が代わりに刺してあげて引き上げを子どもにやらせるとよいと思います。
遊んだあとは「いただきま~す」
楽しく遊んだあとは、お待ちかねのおやつタイム!
我が家のように取った枚数で兄弟げんかになるのが目に見えている場合(笑)は、「結果に関係なく平等に分けるよ~」と事前に決めておくと平和です。
甘いジャム味や、お好み焼き風のアレンジもおいしい!
せんべい釣り、全国区になるか!?
数十年ぶりにやりましたが、やっぱり楽しい! 懐かしいせんべいの味もサイコーでした。
大人も童心に帰った気分で子どもと一緒に楽しめること間違いなし。これを庄内人しか知らないとは、なんともったいない。
全国のみなさん、せんべいの入手に少々難はありますがぜひ遊んでみてください!
まんずもっしぇさげ、おめがだもあそんでみっちゃ。したば、まだの~