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育児、家事、みんなの家ではどうしてる? 聞かせて ママとパパの本音

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育児、家事、みんなの家ではどうしてる? 聞かせて ママとパパの本音

家事・育児・家庭のこと… お互いにどう思ってる?読者夫婦に聞きました

田渕さん夫婦 小1・年中・2歳の3兄弟

●自分が思う家事・育児している度

典子さん(36歳・専業主婦)
家事:9割 育児:6割

典子さん:家事はほぼ自分でやっています。自分のプランとペースで進めたいタイプなので、不満はないです。育児はパパが関わる時間は少ないですが、仕事が忙しい中でも精神面の支えなどがあるので、OKです。

哲さん(39歳・会社員)
家事:1割 育児:3割

哲さん:在宅勤務ですが、遅くまで仕事なので、平日は時間を作ることが難しいです。子どもがサッカーをやっているので、休日は練習に付き合ったり、遊んだりと生活面以外で多く関わっています。

●お互いの家事・育児、それぞれどう思ってる?

典子さん:家事は私がやるのが難しいときは遠慮なくお願いするので、今のままで問題ないです。子どもとは、どうしても接する時間の長い私が叱り役になるので、これからも子どもたちの聞き役として、いざというときはアドバイスしてあげてね。男の子3人なので、今後は成長に合ったフォローをお願いします。あと、私の言動が「お節介」と思ったとしても、話の途中で「分かった分かった」と切り捨てられるとちょっと傷付きます。もう少し優しくね。

哲さん:家事も育児もすごくしっかりやってくれていて、信頼しています。ただ、完璧にやろうとしすぎているかも。完璧であろうとするとストレスがたまるから、家事はもっと手を抜いてくれてもいいです。そして子どもは失敗の中で学ぶことも多いので、先回りして手伝わなくてもいいと思う。「子どもはこんなもの」という割り切りや、失敗する機会そのものを子どもに与えてあげるくらいのいい加減さがあってもいいんじゃないかな。

●家族にとって一番大切なことは?

典子さん:結婚当初は「思いやりの心」と「感謝の気持ち」でしたが、今は「妥協」が加わりました。マイナスの意味ではなく、価値観全てを合わせるのは難しいけれど、そこで諦めるのではなくすり合わせ(妥協)をする。この3つをバランスよく、ですね。パパのおかげで安定した生活を送れていること、私の機嫌が悪いときにフォローしてくれるところ、感謝しています。

哲さん:「信頼」ですね。やはり元は他人同士なので、価値観が合わないことがあるのは当たり前。妻や子どもたち、お互いが信頼し、思いやることが必要かなと。今、基本的に毎日平穏に暮らせていることを、当たり前の一言で片付けてはいけないけれど、まるで当たり前のように感じられるほど、日々頑張ってくれていると思ってます。

田鹿さん夫婦 小5長男・年中長女

●自分が思う家事・育児している度

史佳さん(43歳・アパレル業)
家事:9割 育児:5割

史佳さん:週末私が働いている時は、割と家事をやってくれるし、長男が手伝ってくれるようになったこともあり、このままで満足。育児面は、私だと子どもたちになめられてしまうので、最後のとりでとして頑張って。

大輔さん(42歳・会社員)
家事:2割 育児:5割

大輔さん:平日は夜勤で働いていることもあり、家事については今のままがいいです。育児は、遊びや、ママが仕事でいない間を含めて休日はほぼ終日一緒にいるので、このくらいの割合かなと思います。

●お互いの家事・育児、それぞれどう思ってる?

史佳さん:パパは夜勤なので19:00〜8:00が不在で、日中に睡眠を取らなくてはいけないので、家事は今くらいで十分かなと思っています。育児については、私が仕事中は子どもたちの食事の支度をしたり、外に連れ出してくれるので助かっています。子どもたちがやりたいことを優先してくれる姿勢がうれしいです。強いて言うなら、長男に対して厳しすぎるところは、少し気にしてほしいかも。

大輔さん:育児については、きちんと役割分担ができていると思っています。ガッツリ叱るのは自分の役目ですね。ママも叱らないわけではないですが、お互い向き不向きもありますし、自分が担当でいいと思っています。家事については満足しています。平日の夜は仕事で、日中は睡眠時間も必要なので、今以上はなかなか難しいです。ただ、風呂掃除くらいは言ってくれたらやるけど…。

●家族にとって一番大切なことは?

史佳さん:「会話」が大切だと思っています。私は、ちょっとしたことでもパパに言うようにしています。言わないと人には伝わらないと思っていて、それは子どもたちにも伝えています。とはいえ、パパは私の愚痴には相づちを打ってくれてるだけなんですが、話すこと・聞いてくれることでストレス発散にもなります(笑)。

大輔さん:家族で一緒にいることでしょうか。勤務形態上、どうしても食事の時間が合わなかったりしますが、なるべく一緒の時間を作るようにしています。4人の時間が合う時は、出かけようと誘ったり。別に遠出でなくとも、近場でもいいと思うんです。息子一人で出かけることも増えてきたので、そろって過ごせる時間を大切にしたいです。

三輪さん夫婦 年長・3歳の姉妹

●自分が思う家事・育児している度

愛さん(35歳・自営業)
家事:8割 育児:9割

愛さん:平日の家事はほぼ私の担当ですが、休日はほとんどやっていないので、このくらいかな。子どもの相手も平日は私がしていますが、パパの仕事状況を考えると妥当かな。

光彦さん(44歳・自営業)
家事:2割 育児:1割

光彦さん:飲食系の自営業なので、朝は6:00から、夜は23:00まで働いています。だから平日の家事・育児はほぼお任せです。その分休日はできることをやっているつもりです。

●お互いの家事・育児、それぞれどう思ってる?

愛さん:皿洗いも掃除もすごく丁寧できれいにやってくれます。コロナ前はよくホームパーティーを開いていましたが、その準備も全てやってくれてありがたいです。子育ての面では、帰りが早いよそのお家のパパを見ると、すごくうらやましいと思っていましたが、コロナでパパが家にいる時間が増えて、できるお世話も増えたので、助かるなと感じています。使用済みのオムツを流しに捨てるなど、時々あり得ないことをするので、まだパパに任せ切ることはできないですけど。

光彦さん:自分は皿洗いが得意なので、それは率先してやっています。ただ、洗濯は本当に苦手なのでお願いしています。どうしても、洗濯バサミが付いた物干しハンガーを水平な状態に干すことができなくて…。家事は得意不得意があると思うので、お互いでうまく役割分担ができているかな。育児については、すごいのひと言。コロナ禍で仕事の終わりがいつもより早くなった2カ月間ほど、毎日2時間くらい子どもと遊ぶだけでも大変だと思いました。それに気付くことができて良かったです。

●家族にとって一番大切なことは?

愛さん:周りから三輪家はすごく平和だと言われるのですが、それは相手を「否定しない」ことを大事にしているからかも。パパも、私の趣味や夢を絶対否定しないで、後押ししてくれますし。子どもに対しても、わが家では「それはやめなよ」という言葉はあまり出てきません。相手の意思を尊重することが大切と考えています。

光彦さん:帰宅時間が遅くて、なかなか子どもと話すことができないので、夫婦で「話す時間」を作ることで、成長の様子などを共有しています。それが家庭円満につながるのかなと。また、日常的にお互い感謝の言葉を言うようにしています。自分の実家や親戚を大切にして、仲良くしてくれることも、本当に感謝しています。

ライター

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こどもりびんぐ &あんふぁん編集部

「子育ての迷いに、頼れるコンパスを。」子育て中のママ・パパの気持ちを楽にする記事を発信中。未就学児〜小学生を子育て中の現役ママ・パパも多い編集部です。

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