集中して読みたいときにはコレ!「リーディングトラッカー」を手作りしてみた
「リーディングトラッカー」って知っていますか?
読書するときに、どこを読んでいるのかがひと目でわかり、読みやすくするための定規のようなものです。リーディングルーラーとも言われます。
「そろそろ絵本でなく児童書を自分で読んでほしい」「読書感想文を書かせる前に本を読ませるのが大変」、そんなふうに思っているママやパパにおすすめしたいアイテムです。ぜひわが子と一緒に使ってみてください。
リーディングトラッカーのメリットは
リーディングトラッカーを使うと、読んでいる行にだけ目がいきます。そのため、長い文章を見ただけで「苦手」「いやだ」と拒絶するようなお子さんでも、文章が読みやすくなるんです。
結果、集中して文章を追えるようになり、集中力が上がると、理解がスムーズになり、おはなしの世界に入りやすくなります。
リーディングトラッカーを簡単に手作り!
10枚入り1000円くらいで販売されているリーディングトラッカー。
今回は、手作りしてみました。
材料は100均で十分そろうものばかり。もしかしたら、買い物に行くまでもなく、家にある材料でもできるかと思います。
【準備するもの】
・クリアファイル(好きな色)
・カラーテープやマスキングテープ
・ハサミ
【作り方】
1.3センチ幅くらい、長さは本より少し短めくらいにクリアファイルを切る
2.真ん中に透明窓ができるように両サイドにマスキングテープを貼る
3.端を処理する
これだけです!
リーディングトラッカーを使って本を読んでみた
実際に子どもと一緒に、リーディングトラッカーを使って本を読んでみました。
宿題の音読にも使ってみたら、心なしかいつものだらだら読みに比べて、ハキハキ読んでいるように聞こえました。
なかなか集中できない時にも、どこを読んでいるかわかりやすくなることで、すらすら読め、本の世界に入りやすくなるようです。
◆いろいろな色で
人によって、見やすい色が異なるようです。うちの子は黄色が一番読みやすいと言っていました。透明部分とテープ部分の組み合わせもいろいろ試してみるといいかもしれません。
子どもの読書以外にも使えます!
◆読書好きおじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントに
リーディングトラッカーは、読書時の疲れ目防止にもなります。
子どもでも簡単に手作りできるので、おじいちゃんおばあちゃんへのプレゼントにもいいかもしれません。
大人用にはシンプルで濃いめの色の縁取りが見やすいようです。
◆ファイルの残りは、おそろいのマスクケースに
A4サイズのクリアファイル、使用するのは一部なので、余った部分でお揃いの柄のマスクケースを作ってみました。
マスクを入れて、忘れた時用の予備としてそのままランドセルに入れておいてもいいですね。